舞台設定を一気に整えちゃうのが勢いがあっていいなと思いました。学園が舞台のよくある学園モノ少女漫画かなーと思って最初の方を読み進めるんですが、学園そのもが特異な設定ってことがすぐに分かって面白くなります。
 優等生系の学生は白いブレザー着て「ホワイト」と名乗り、一方非優等生系は黒学ランで「ブラック」と名乗り。お互いに対立していて双方集団を形成しているという初期設定。そして双方に属さない私服の生徒は「グレイ」と呼ばれて問答無用でイジメの対象になっちゃう。そんな中に転校生の主人公が入っていって私はグレイでいきます宣言&学校改革宣言。白黒のボスに校内のグレイの数を白黒の数より増やしたら制服燃やして負けを認めろと勝負を挑む……と、ここまでポンポーンと一気に舞台設定が整います。あとは主人公サイドがいろんな策略を練りながら仲間(グレイ)を増やしていく様が楽しめる学園モノエンターテイメントになっています。

 で、そんな状況に投げ出される主人公の陽菜が滅茶イイ娘で惚れるワケです。真っ直ぐ系で明るい系で元気系。最近の僕の好みど真ん中です。昔は理知的で頭脳派のキャラの方が好きだったんですが、『ハンター×ハンター』で言うと変化系が好きだったのに歳を取るにつれて強化系スキーにシフトしてきた感じといいますか、若草物語ならジョー、おジャ魔女ならももちゃんと、近頃は元気少女大好き人間になっております。陽菜ちゃん元気でイイ!

 キャラ語り関係では、舞台設定上、人(白と黒の学生)の心をどうやって変化させるかがポイントになる話において、変化要因になる主人公に真っ直ぐ系の陽菜、その参謀役に全国模試1位の頭脳系(スゲー設定だ)の小柴を置いて物語が展開していくのがイイ味出してるなと思いました。この二人もハンターと同様に強化系&変化系のコンビなわけなんですが、この組み合わせってのはもしかしたら普遍的に面白さがあるのかもしれません。異なる特性の魅力が相互に強調され合って二人がいるだけで楽しい風景になってきます。

 あとはこの小柴ともう一人の一色って男がカッコイイんで、そちらに惚れて読むのもアリ。少女漫画の男キャラは男性視点からだとそれ本当にカッコイイか?というキャラも多々存在するんですが、この漫画の男は自立心が強くてカッコイイ。男はかくありたいです。僕は能力特化の自由人な小柴派。陽菜ちゃんにアプローチできるように僕も小柴のような男になりたいと思います。


現在の人気blogランキングをCHECK!

→Amazonでチェック

ペンギン☆ブラザーズ (1)
ペンギン☆ブラザーズ (2)
ペンギン☆ブラザーズ (3)
ペンギン☆ブラザーズ (4)
ペンギン☆ブラザーズ (5)