2006年04月29日

『映画ふたりはプリキュア MaxHeart2 雪空のともだち (初回限定版)』/レビュー&感想

 「あなた達の冷たい氷は溶かしたわ、二人の心で、全部!」(ほのか)

 面白かったです!
 この記事では初回限定版の豪華9大特典の完全レビューと本編の感想をお送りします。  まずは特典のレビューの方から。
<一部引用画像の著作権は版権元に属します>
<本編の感想から読みたい方は→こちらをクリック

 初回限定版の豪華9大特典は、

1.プリキュアくるりん絵合わせ
2.キャラクター型抜きシール
3.映画特製ぬりえ
4.プリティ★プチゲーム
5.リバーシブルジャケット
6.特典映像
7.カラーDVDケース
8.動画メニュー
9.ピクチャーレーベル

 ……とのことなので、順番にレビューしていきます。

1.プリキュアくるりん絵合わせ

プリキュアくるりん絵合わせ

 これは分かるかな。実際に絵合わせにトライしてみてないんで込み入った感想は書けないんですが、とりあえず絵の所どころに折り目がついていて、そこを折りながら絵を合わせて遊べる一品になってます。表、中、裏と映画本編の様々なイラストで埋められております。

2.キャラクター型抜きシール

キャラクター型抜きシール

 これはまんまキャラクターのシールです。スーパープリキュア&ルミナスがメイン。

3.映画特製ぬりえ


映画特製ぬりえ

 まんまぬりえです。マスコットキャクターが中心なんで難易度は低そうです。子ども向けかと思います。

4.プリティ★プチゲーム

プリティ★プチゲーム

 個人的にはこれが一番充実してると思いました。特にお子様に買ってあげるケースではこれが付いてるのと付いてないのとでは大きいんじゃないかと思います。コンテンツは3つで、以下、それぞれどんなものか紹介。

●ひなたはどこにいる?

 3つのタマゴが表示され、ゲーム開始と同時にシャッフル。シャッフル後、どのタマゴにひなたが入ってるかを当てるというモノ。間違うと、「残念!ミップルでした」などのオチとなります。何回か試してみたけど、マスコットキャラ中心でさすがになぎさやほのかは入ってなかった。タマゴの中に入ってたら面白かったんですが。

●キャラあてクイズ

 「シルエットクイズ」と「スピードクイズ」の2種類。「シルエットクイズ」はまんまシルエットが表示されて、どのキャラか当てるというもの。えー、もの凄く簡単です。3歳児くらいでも正解できるノリです。次の「スピードクイズ」は作中に出てくる「雲の園」の木と木の間を高速でキャラが移動し、移動したのがどのキャラだったか当てるというもの。こちらも簡単です(笑)標準的な動体視力でクリアできます。

●変身&おきがえコーナー

 なぎさ、ほのか、ひかりの3人が、それぞれ衣装チェンジしてそれを鑑賞できるというコンテンツです。それぞれ作中のスーパープリキュアとスーパールミナスヴァージョンに加え、あとは、ほのかだったらスキーウェアヴァージョンなど、作中の日常パートで着ている衣装が鑑賞できます。これも子ども向けですね。大人のユーザーの方には、もうひとつおまけでついてる「ピクチャーコレクション」の方がキャラクターの設定画満載で満足できると思います。キャラクター画だけで28枚の大ボリュームです(他、美術設定集、キャンペーン・イベントグッズ集も収録)。

5.リバーシブルジャケット

リバーシブルジャケット1

 通常の表面にイラストがあるだけでなく、

リバーシブルジャケット2

 裏面にもイラストがある仕様が初回限定版のリバーシブルジャケットです。

6.特典映像

 東急東横線にプリキュア★トレインが走る!というイベントがあったらしいんですが、その時の模様を収録した特典映像です。

特典映像

 プリキュア尽くしの電車の様子は中々に圧巻です。また特典映像中に流れてる歌がいい歌なんですが、曲名が分からず。情報をお持ちの方はコメント欄にてお待ちしております。

7.カラーDVDケース

カラーDVDケース

 ジャケットイラストの中のDVDケース本体にピンクのカラーがついております。おそらくこれを指してのカラーDVDケースかと。

8.動画メニュー

動画メニュー

 これは、この制止画像では分からないんですが、メニュー画面にて、ひなた、メップル、ミップル、ポルン、ルルンらのマスコットキャラが動いております。微細な変化ですが視覚的には楽しいです。

9.ピクチャーレーベル

 通常版のDVD本体は確認してないので分からないのですが、初回限定版は、

ピクチャーレーベル

 のように、映画のイラストがDVD本体に印刷されているピクチャーレーベル仕様になっております。

 ◇

 ……と、以上、初回限定版の初回特典のレビューでした。特典が9つともなると中々に豪華なので、特にお子様用に購入しようとしてる方は初回特典が買いだと思います。

→Amazonで見てみる

映画ふたりはプリキュア MaxHeart2 雪空のともだち (初回限定版)

 それでは、ここからが映画本編の感想となります。完全にネタバレの感想のため、未見の方はご注意下さい。

 ◇

 サブタイに「雪空のともだち」とあるように、「ともだち」をテーマにした友情賛歌の熱い映画でした。ハートフルにやんわりとくる温かさの部分と、やっぱりプリキュアは変身ヒーローものでもあるんだ!というような押し寄せてくるような熱さの部分とあるんですが、やっぱりなぎさとほのかの不和解消から、一度負けた相手(フリーズンとフローズン)に対しての逆転劇が始まるクライマックス部分が最高にカタルシスがありました。

◇前半の雪山の日常パート

 アカネさんは本当どこでも店やるな!とか、ひかりと志穂&莉奈の絡みという、本編ではあんまり見られなかった組み合わせでのコミュニケーションパートが面白かったりと、いつものMaxHeartの日常パートのノリで楽しめるのは勿論なんですが、楽しく日常パートを見せながら既に後半のクライマックスに繋がるタメ、伏線になる要素がふんだんに詰まってるのがスゴイです。

・藤Pのなぎさへのアドバイス

 スノボが上手く滑れないなぎさへ「勇気をもって胸を起こしてごらん」とアドバイスする藤P先輩。なぎさ→藤Pへの想いを再描写してなぎさ−ほのかの不和のきっかけにスムーズに導入してるだけじゃなく、クライマックスの氷柱スノボでなぎさが吹っ切れる伏線に。スノボの練習してたのがあんな風に生かされるとは思わなかったですよ。

・飛ぶ練習をするひなたに勇気づけられるひかり

 些細な失敗に落ち込むひかりが、一生懸命空を飛ぶ練習をするひなたに勇気づけられる場面。ラストのひかり−ひなたの友情成立にあたっての重要イベントにして、一生懸命だったけど飛べなかったからこそ、最後の最後に鳳凰になって羽ばたくというカタルシスに繋げる重要なタメの場面。ラストにひかりがこのシーンを回想して、だからひなたを助けるんだというくだりは良かったです。

・そして訪れるなぎさ−ほのかの不和

 ほのか−藤Pが客観的に良いカップルっぷりに見えるという事実に自意識を先走らせるなぎさに、そのあたりに気づかずにおせっかい的に藤P絡みで声をかけてしまうほのか……という、無印第08話とほぼ同じパターンでふたりが不和状況に。不和状況ゆえに最初の巨大雪だるま(笑)相手のバトルでも息が合わずに映えません(バトルは映画版だけあってグリグリ絵が動いてそれだけで一級アクションエンターテイメントだと思いました)。そして挿入される莉奈の「本当のともだちか偽物のともだちか」という語り。いよいよこの映画のテーマが見えてくる瞬間です。

◇後半の雲の園パート

 舞台を一気に移して雲の園へ。最初の世界観見せパートに加えて、ひなた&メップル、ミップル、ポルン、ルルンらのマスコット組との間に「ともだち」にまつわる会話が入ったのが重要な所。莉奈のともだち語り同様、ここでの「ひなたのともだちは?」という語りが、作品のテーマを一番語ってる箇所にして、また、最後の鳳凰となったひなたとポルン組との離別のシーンにもかかってきます。

・プリキュア敗北

 まだ不和状態を引きずってるため、襲来してきたフリーズンとフローズンにプリキュア敗北。そしてフリーズンとフローズンに操られる形での……

・キュアブラックVSキュアホワイト

 これはやられた!相棒もので、相棒同士がバトル状態に……というのはわりと王道なんですが、プリキュアで映画でこのタイミングでやられるとは思わなかった!これほど明示的に不和状態を演出するシチェーションもないです。しかも絵的にも色々と技(合気道的なものとか)が炸裂して見応え十分で。でもお互いどこかで相手を傷つけまいと自ら打たれるようなマネをしたりと、戦いながらも徐々にお互いへの想いが募っていくんだよね。そしてラスト、あやつられたまま敗北する形になるんだけど、お互いに意識は取り戻しての、ふたり抱き合っての氷中ダイブ。もう、なぎさほのか万歳なシーンですよ。今回は前作(映画1)よりもなぎさとほのかの絆にスポットが当たっていてなぎさほのか好きにはたまらない作品になってるのでした。

◇そして始まる逆転劇

 氷の洞穴のような場所で、お互いの想いを告白してなぎさとほのかの不和が解消、ここから始まる逆転劇がひたすら熱いです。ふたりで話しながら氷壁を登ってるシーンでBGMに無印EDのアレンジヴァージョンがかかる部分でしんみりハートフルに温かくなったかと思えば、続いて怒濤の二人乗り氷柱スノボー。前半の日常パートのスノボ練習、藤P先輩の語りがここでのタメになってたとは思わなかった。前半スノボが上手くいかなくてウダウダしてたなぎさだけに、ここでほのかとの不和を解消してすべてを吹っ切ったなぎさが氷柱スノボでダイブというのはカタルシスがありました。そして、絶体絶命のピンチに陥ってたひなた&ひかりの元にかけつけるふたり。一度敗北してから、逆襲撃の始まりとしての登場シーンにはこの上なく燃えるものがあります。この、氷柱スノボに乗ってプリキュアが登場するシーンの台詞がカッコ良すぎたんでそのまま引用。

 「生きていたのか!心を氷らせたハズだが」(敵)

 「あなた達の冷たい氷はとかしたわ。ふたりの心で、全部!」(ほのか)

 「私達の熱い心を壊す何て、できるはずがないのよ!誰であろうと!」(なぎさ)


 あ、熱いー。

 前半の友情構築パートを生かして「ともだちを守るため」にひなたが覚醒し、スーパープリキュア登場から、スーパープリキュアマーブルスクリューマックスで一気に撃破。前半の莉奈の語りが最後にかかってきて、偽物はフリーズンとフローズンの方、なぎさとほのかは本物。キレイなバトルパートクライマックスでした。

◇クイーンではなく友だちとして

 最後、力を使い果たしたひなたを助けるために、ひかりがスーパールミナス化。この時、鳳凰として復活したひなたがしきりに慇懃にクイーンとしてのひかりにお礼を言うのに対して、ひかりが「友だちは友だちにそう言う風に言わない」みたいなことを言うのね。これ、公開時に映画館でタイムリーに見てたら「第45話「無限の闇 永遠の光」の感動が増してたかも知れない。クイーンではなく、ひかり個人として、友だちとして見て……というひかりの内面がかいま見えるシーンですよ。ここでひかりの内面を前持って知ってたら、第45話のなぎさとほのかがクイーンとしてのひかりじゃなくて友だちとしてのひかりを取るシーンの感動が増したかもです。そんな、TV版ラストへの暗示もしのばせつつ終幕。ラストは鳳凰となったひなたとポルンを主とした虹の園メンバーとの別れ。こういう、非日常での冒険を終えて日常へ帰還するんだけど、その時に一つの別れが入らなければならないというラストは好きです。映画版ドラえもんのノリですね。残留感があるステキな終わり方でした。

 ◇

 というわけで個人的に大満足な一作。1年に映画化2本と、おジャ魔女でもなしえなかった偉業を成し遂げたことは商業的にも快挙ですし、個人的にも大好きな内容でした。MaxHeart面白かったよ!

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映画ふたりはプリキュア MaxHeart2 雪空のともだち (初回限定版)

映画ふたりはプリキュアMax Heart (2)


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    1. 『ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』<ネタバレ含>  [ 『真・南海大決戦』 ]   2006年05月11日 15:45
    ヤバイ―― なんちゅーか、一言で言えば オレの観たかったモノが全部ココに詰まってる!!!!!! 興奮が治まらねえ……手の振るえが止まらねえよッ! あ、それは手袋無しでバイク乗ったからか。何とか落ち着こう。 落ち着いてレビューを書いて、今の思いを後世に...

    この記事へのコメント

    1. Posted by カルロス・ビアーナ   2007年02月23日 20:41
    3 俺はカルロス・ビアーナです。俺は葡萄牙の人です。俺は男です。俺は日本語を話せない。俺は英語とポルトガル語を話す。西班牙(スペイン)語も。俺はポルトを住む。俺、22歳。俺はスーパーシャイニールミナスを見たい。イメージを見せろ!

    どうも。
    2. Posted by aiba@Webmaster   2007年02月24日 20:30
    >CARLOS

    because I don't have this animation's image now, and uploading the image under the protection of copyright to WWW is difficult, so I can't upload the SuperShinyLuminas's image to this WEB. please understand my opinion.
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