薫の方のキーパーソンはみのりちゃんで決まりみたいです。あとはカタツムリ。
プリキュア:雨をプラスに:自然ってスバラシイ
ドロドロン:雨をマイナスに:自然を滅ぼす
という形で対立する流れだったんですが、カタツムリをそっとアジサイの葉に戻してやる薫は完全に「雨」の恵みの方に意識を向けてるプリキュア側の娘になってきてます。前に「緑の郷」が結構好きと言ってた言葉に偽りは無い模様。なんかここに来て満よりも薫の方がプリキュア側に揺れてるような感じに。薫より社交性がある満の方がコミュニケーションは取ってるんですが、普段非社交的でツンとしてる分、ちょっとしたきっかけで一気に……というのが薫みたいな娘なのかもしれません。みのりちゃんを逃がしていたのは薫で、それに突っ込むのが満という役回しになってきてます。段々顕著になってくる満−薫の差別化が面白いです。
◇
つーか相合い傘乱舞し過ぎです。傘?知らねーな?という満と薫のおかげで自然と相合い傘シチェーションに。みのりちゃんをしっかり濡れないようにしてあげてる薫もよかったですが、何とも言えない自然な流れで咲と相合い傘に収まってる満が面白かった。そんな、自然に仲良しさん状態な!後半では咲と舞の相合い傘も見れたりと、相合い傘乱舞な一編でした。『マリみて』の祐巳と祥子さまの相合い傘しかり、『貧乏姉妹物語』の雨が降ってないのに相合い傘しかりで、相合い傘は永遠の仲良し物語に必須のシチェーションなんだよ!
◇今回のピコポイント
●咲と舞の私服
衣替えは今回からだった?別にアクティブキャラじゃないのにデフォルト私服がジーンズというのが面白カッコイイ舞だったんですが、今回ワンピースみたいなの着ててギャップが良かったよ。
●さよならドロドロン
雨は僕のフィールド!と猛攻。ネット上でなら負けない!みたいな引きこもりのシャウトに通ずる勢いがありました。でも最後はウザイナーと一体化で自らバランスを崩して敗北。敗因が敵に上回られたのではなく自分がミスってる辺りがドロドロンっぽい最後でした。ラストの土に還るシーンはちょっとあっけなかったかな。カレハーン様とモエルンバ様が美しかっただけに。今の所いつの間にか融けていたガラス細工で自然への還元を表現してたモエルンバ様の消えっぷりが一番美しくて好き。
●王女フィーリア
EDクレジットにより声優さんは「川田妙子」さん。僕的には『R.O.D −THE TV−』の菱石久美ちゃん役が一番知ってるかな。おジャ魔女の時みたいに「?」ではありませんでした。既キャラの正体説はない感じかなぁ。「困難」は順当には満と薫との対決を指していると解釈。今週でドロドロンがいなくなったのでいよいよだなぁ。
◇次回第21話サブタイ「夜空に輝け!星の光の仲間たち」
天体観測で満に関係がある満月の絵のアップが印象的な次回予告。いよいよ咲舞満薫物語本章という感じでしょうか。「仲間達」のフレーズからは今話最後の皆が笑顔のみのりちゃんの絵が思い出されます。そこから、戦わねばならないさだめの話に入っていくから面白いのです。
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そしてドロドロンが土に還って、いよいよ満薫の章ですね。
今までドロドロンが使っていた出演時間も満薫がもらうことになったら、ひょっとしたら咲舞よりも出番が多くなったりして!?