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 まさに『マリみて』のパーフェクトイラストコレクションです。コバルトデスクトップカレンダーや、玲音先生の同人誌『true colors』収録の秘蔵イラストまで収録されてしまってます。嬉しいけど微妙に悔しいFAN心。
 ショートストーリー「ハレの日」はこのタイミングで出されると泣けます。絶妙過ぎるタイミング。
●キャラクターコレクション

 『マリア様がみてる』アニメ版DVDのコレクターズエディションにのみ収録のキャラクター絵に乗せての人物紹介。あのバカ高いコレクターズエディションのバカ素晴らしい例のイラストですよ。これは嬉しい。2年生トリオ可愛すぎ。ホワホワ、ホワホワ。乃梨子と瞳子の紹介の所は「コバルトデスクトップカレンダー2006」より。ギャー、抽選であたってレアだったのが誇らしかったのに収録されてしまった。春は、毎年これを見て「チェリーブロッサム」を読むしかないだろうというカットです。

●イラストコレクション文庫カバー編

 『くもりガラスの向こう側』までの全カバーイラスト@玲音先生のコメント付。『パラソルをさして』までが手塗りで『子羊たちの休暇』からがデータ絵なのか、よく見ればまる分かりなんだけど、言われるまで気付かなかったよ。あと、改めて山百合会メンバー以外で一人表紙飾ったことがある蟹名静嬢はスゴイ(笑)。僕も玲音先生と同じく『インライブラリー』の絵が好きだよ。自室に置いてある文庫には雑誌コバルトの方についてた別カバーかけてるけど。

●イラストコレクション雑誌Cobalt編

 一番最初の2003年2月号のヤツだけ初見。2004年からのは全部見てた。まだ表紙飾るようになってから3年程度なんですね。今では隔月で表紙がデフォになってますが。2006年2月号の絵(祐巳と祥子さまと雪だるまのヤツ)はすごく好きで買った当時何回も眺めてたものですが、「雪だるまのあたまにススキをさして、祐巳ちゃんとお揃いの髪型にしようとする祥子さま」って、そこまでは分からなかった!分からないよ!シチェーション凝りすぎだよ!

●イラストコレクションバラエティ編

 これはほとんどが初見。結構知らないのいっぱいあるなぁ。ファーストデートトライアングルの志摩子さん&静嬢の絵はカッコ良すぎ。作中で黒薔薇のミスリードがあったせいか、静さまがブラックヒーローで志摩子さんがホワイトヒーローな印象。実際、前薔薇さまを除くと作中で「先んじてる者」のポジションにいるハイスペックな二人組ですが。

●イラストコレクション特別編

 僕が1冊だけ持ってるひびき玲音先生の同人誌「true colors」シリーズに収録されてた蓉子さまのイラストがあったので、おそらくそっち関係のイラストですね。収録してくれたのは寛容だと思いますが、ここのイラストだけ初出表記も解説文も無し。やはりまだ堂々と商業出版物で同人がどうこうとは書けないのか。商業と同人の融和の道はまだ通し。同人で頑張ってた人がより広い層を楽しませるために商業へ、商業からはメンターポジションになって同人分野の人材を発掘……と、これは現にある構図で、そんなに悪い構図とも僕は思ってないんで、だんだんおおっぴらに語れるようになっていくといいと思うんですけどね。

●リリアンかわら版〜学園生活を振り返って〜

 緒雪先生の選ぶお気に入りショット、聖さま率高し。あとがきに書いてたけどお気に入りのキャラというのは本当なんだなぁ。最後の「未来の白地図/薔薇のダイアローグ」のラストシーンの令と祥子(あえて呼び捨て)の二人乗りのシーンは選ぶしかないでしょ。添えてある本文だけで涙が出そうに。青春小説の、一つの極み的なラストシーンです。

 しかしまっとうな?男女恋愛をしてるのは江利子さま−山辺さんだけだ(笑)。本編では柏木さんと祥子さまのがようやくフリダシに戻って始まりそうな感じだけど。あとは祥子さま卒業後の祐巳三年生編もあるなら祐麒もなんらかの恋愛劇に組み込まれるような雰囲気が少しあるような気がするんだけどどうか?相手は、まだボンヤリ過ぎてるんで言わないでおくけど。

●まんが版マリア様がみてる

 長沢智先生版じゃなくて、雑誌コバルトに載ってたひびき玲音先生版。玲音先生版も好きだよ。ときどきキャラがデフォルメ化するんだけど、そのデフォルメ絵が可愛い。

・クリスマス・プレゼント

 祐巳と祥子さまのイチャイチャは正義。

・卒業までに…

 このシーンに関してはアレンジが効いた(志摩子さんがちょっとVividなの!)長沢智版の方が好きかも(まだ刊行前、ザ・マーガレット収録分)。コミックス発売を楽しみにしております。

・ひとりの日曜日

 やきもち由乃。由乃と令の関係も今ではこんな分かりやすくやきもちは焼かないんだろーなという所まできたので少し寂しい気も。

・年の始めの

 やっぱり聖さまが最高だ。

・祐巳のヴァレンタイン・イヴ

 祐巳・祐麒姉弟が好きな人にはたまらない一作(長いし)。あー、もうこの姉弟はいいなー。

●『マリア様がみてる ハレの日』

 まだ見ぬ紅薔薇のつぼみの妹も、白薔薇のつぼみも、みんな丈夫で、何でもできる人たちに違いない。そんな輪の中に入って、私にいったい何ができるというのだ。
 私は布団の中でもう一度泣いた。
 やっぱり、ハレの日は嫌い。


 最新巻、『仮面のアクトレス』収録の「黄薔薇、真剣勝負」にて終幕を迎えた由乃と令の物語に対しての、これは由乃と令の物語のはじまりの物語。『黄薔薇革命』で由乃の語りだけで語られてた由乃が令ちゃんからロザリオをもらった入学式のお話。まだ元気になる前の病弱で弱い憂鬱な由乃です。ここから始まって、令ちゃんと一緒に並んで歩きたいと『黄薔薇革命』のお話があって、祐巳と出会って、志摩子さんと出会って、有馬菜々と出会って、そうして令ちゃんに背負われなくても立って自分の道を歩けるようになっていくまでのお話なんだよなぁ。
 『黄薔薇革命』はコメディタッチなんですが本当イイ話でもあるんだよなぁ。手術前の病院での祐巳と由乃の会話のシーンが好き。マイナス思考になっちゃう祐巳に向かって「全然死ぬ気しないから」みたいに由乃が言うんだよね。この「ハレの日」で、こんな弱気な由乃を描かれてしまったら、なおさら、あの時の自分で踏みだそうとする由乃の姿に涙してしまうよ。

 「黄薔薇、真剣勝負」にて黄薔薇物語が一区切り、今年のヨリドラは江利子さまと令との出会いを描いた「黄色い糸」っぽいと、黄薔薇攻勢の所でこの「ハレの日」です。しかも全部繋がってて、販促的にも上手いと思います。黄薔薇ストーリーも、それに集中して単体で追っていったら泣けるんだろうなぁ。

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