ブログネタ
YES!プリキュア5 に参加中!
 「華麗に羽ばたく5つの心!Yes!プリキュア5!」(プリキュア5)

 主題歌BGM付で作品タイトル名乗りあげ…キターーー(>▽<)。
 ◇

 今回も良かった。前回から引き続き、水無月かれんとブンビーとの共通点を淡々と描写しながらも、それでも、ブンビーには無くてかれんが持ってる様々な是の要素に後押されてかれんもプリキュアの資格たる「仲間パワー」に開眼。その一点で成果主義独力志向を凌駕するという、今年のプリキュアイズムがみっちり詰まったお話でした。初の全員集合回は、これくらい盛り上がらなきゃ。

 ◇

 まず、冒頭の飛んでいってしまった飛行機が残留させた飛行機雲を見上げながら、本当は寂しい気持ちを押し殺して、「早く帰ってこないかな?」という言葉を飲み込んで「ううん、何でもない……」と作り笑顔を見せるかれんは、間違いなく他人(演奏旅行で世界中を飛び回る両親)の夢の犠牲者なんですよ。

 そして、それはデスパライア様の夢の犠牲者とも取れるブンビーも同じこと。だからこそかれんもブンビーも本当の意味で他人に頼らず、独力志向でこれまでやってきたのです。水無月先輩は先週のプリキュア化失敗までは、敵サイドの文脈にいたのです。

 だけど、ここからがかれんの回りの状況と、ブンビーの回りの状況が違う所で、ブンビーが失敗しても「代わりはいくらでもいる」と言わんばかりにズラリと並ぶ無機的(に描かれてる)な沢山の幹部に囲まれて、「誰か褒めろ!」と「自分を認めて欲しい」叫びをあげてるのに対して、かれんサイドののぞみは、りんが「諦めて他の人を捜した方が……」と提案しかけたのを拒否して、水無月先輩じゃなきゃダメなの!と水無月株を一点買い。この、「あなたの代わりはいくらでもいる」ナイトメア社と、「あなたの代わりはいない、あなたじゃなきゃダメ」というプリキュアサイドの対比、どちらが、人の心に自己の重要感を供給するかは明らかなワケで……。

 そして、恒例の、のぞみによる主要キャラの内面の浄化パートがたたみ込むように続きます。「誰か褒めろ!」と、独力志向で頑張ってる自分を褒めて欲しいと、ある種悲痛な叫びをあげてるけど、結局誰も褒めてくれない(認めてくれない)ブンビーさんに対して、のぞみは、一つだけかれんと自分の共通点を見つけた……と言って、

 「お父さんとお母さんが大好きな所」

 と指摘します。父母によせるかれんが抱えてる複雑な気持ちをダイレクトについてくるのぞみ。

 「心配かけないように、優しく気を使っている」

 とまで、(のぞみ自身はあんまり意識してないんだけど)看破。かれん、本当は寂しくて、だけど「ううん、何でもない……」と飲み込んできた、両親に対する自分の気持ちとこれまでの姿勢を誰かに認めて欲しかったんですよ。そんな飢餓感がつのってた所にのぞみのこの言葉が注入されたワケですから、これは水無月先輩もオチます。明確な成果をあげない限り誰も認めてくれないブンビーには、まさか「デスパライア様が大好きな所」なんて言って認めてくれる存在は何処にもいません。一方で、両親に対するかれんなりの「過程」にありったけの是を与えて認めてくれたのぞみの存在がある水無月先輩。これをきっかけに、前回まだ持てなかった真の「仲間パワー」に、水無月先輩開眼。

 怒濤のように始まるブンビーさんとのバトルパートで、ピンキーをコワイナー化されてるために手が出せず窮地に陥るプリキュア4。そこで、今だからこそ言えるかれんの本心、ありったけの本当の気持ちが飛び出します。

 「皆といると、とっても楽しいの。プリキュアになれなくても、皆と一緒にいたい。皆の力になりたいの!」(水無月かれん)

 プリキュアになるという一つの成果が出せなくても、心から皆を助けたいという、ナイトメアイズムの否定にして、本当は寂しくて、前回オタカさんが指摘していたような「本音で話せる仲間」を欲していたかれんの内面の吐露。ここで、資格条件、「仲間パワー」を満たし、蝶、再臨。熱いー。思うに、この蝶再降臨イベントでの変身という流れは、一度失敗したら次が無いナイトメアに対して、一度失敗してもやり直すことができることの是という一つの作中のテーマをプリキュアサイドで表現したんだろーなー。

 そして、資格適性ゲット、ピンキーキャッチュ化した蝶で、水無月かれん、ついに変身。左手をビシっと横に突き出す前フリが異常にカッコいいです。

 「知性の青き泉!キュアアクア!」

 降り立つ最後のプリキュア、

 「な、なんだと!プリキュアが5人に!」

 という、番組開始前の発表時点でファンがあげた叫びと、それがいよいよ実現したという前ふりを分かりやすく表現してくれたブンビーさんの台詞を合図に、なんと、やっぱり、キタ、5人勢揃い用特殊バンクが主題歌BGM付で開始。熱いー。

 「希望の力と!」(ドリームさん)

 「未来の光!」(他の四人)

 「華麗に羽ばたく5つの心!Yes!プリキュア5!」(プリキュア5)

 か、カッコいい!ピンキーキャッチュをシュパっとやるのが5人シンクロする所とか、カッコいい。「Yes!」とか、そこはかとないB級感が最高にカッコいいです。

 5人揃い踏みバンクも決めて、いよいよ揃ったプリキュア5は、さっそく連携プレーをアピール。

 「あの仮面を取り外せば、元のピンキーに戻るんじゃない!」

 さっそく、「知性」担当のアクアさんが状況の打開策を提案。あくまで仮説ですので、「戻るんじゃない?」と「?」が付く所ですが、「そっか……なるほど!」とドリームさんは納得。仮説と検証のプロセスが如何に大事かを思案するには、中学2年生という年齢はまだ若年です、思いついた仮説は即全力実行。それが私のドリーム。仮面をはがす役(ミント、アクア、ルージュ)とブンビーさんを引きつける役(レモネード、ドリーム)と要領よく役割分担も決めて、さっそくミッションスタート。

 まずは、ブンビーさんパート。控えめにキックで攻撃するドリームさんを横目に、おまえ、明らかにピンキー相手に手加減なんかしてられねぇ、私は全力ではじけたい!という理由でこっちを選んだと思われるレモネードが初っぱなから全力で多段道レモネードフラッシュを飛ばします。ブンビーさん、全力で回避

 続いて、ピンキーパート。こっちから手を出せない時こそ防御が大事とバリアを張るミントさんに、さっそく必殺技を初登場させるアクアさん。

 「岩をも砕く乙女の激流!受けてみなさい!プリキュアアクアストリーム!」

 激流だけど、今回は相手はピンキーなので流してしまうワケにもいきません。「岩をも砕く」わりには、仮面のみをピンポイントで狙ったせいか、威力不十分で仮面は砕けず。ここにきて初回必殺技で敵をちゃんと始末できたのはドリームさんだけという事態に。続いて、私は手加減なんかしねーとばかりにルージュさんの純情乙女のファイヤーが炸裂。無事に仮面を破壊。純情ゆえに手加減を知らない方がこういう時は強いです。

 締めはこの人ドリームさん、コワイナー撃破率のレコードホルダーナメんな!とばかりにドリームアタックを炸裂させます。ブンビーさん、全力で回避。ブンビーさんの機動性が目立つ回です。

 なんやかやで戦闘は終結。

 流れにまかせてミントさんはピンキーをキャッチ(ちなみにこのピンキーの名前は「ウサヒノン」。夢原さんがキャッチしたクマっぽいヤツは「クリアクマン」。ピンキーにも名前があったのか!作中で出てこないと覚えられないよ!と、プリキュアガムのおまけの「プリキュアニュース」を読んで初めて名前があるというピンキーの個性に気付かされた管理人の、ちょっとしたマメ知識)。

 このままお開きというのも味気ないので、変身体のまま、

 「皆、これからもヨロシクってことで一つ」(ドリームさん)

 「YES!」(5人)

 と、決めポーズ。なんか、アレですか、スポーツの試合前の「ファイトー、オー!」みたいな感じが「YES!」なんでしょうか。「皆、これからもヨロシク」は、お互いにというより、視聴者さんに言った感じですが。今年は視聴者さんへの礼儀正しい態度を忘れません。お披露目のご挨拶こそ、社会のマナー。

 ◇

 エピソードの締めは、特に理由が無くてもお母さんに電話をかけられるようになったかれんという風景。表す所は、のぞみに父母への想いや態度を肯定して貰えたから、または本当の仲間を得たがゆえの心の余裕から、「ううん、何でもない……」と作り笑顔で耐えることなく、素直に電話ができるようになったかれん……という変化を表現してるといった所でしょう。

 最後の登校風景で、「おはよう、また後で」のあとで、こまちが一コマかれんに向かって振り返るのがニクイ(うららは脳天気に気付かず)。こまちだけが、なんとなくかれんの変化を察している、やはり二人には一レベル上の絆があるという演出。それは、第04話のラストの泥だらけのこまちから、かれんが何かこまちの変化を感じ取ったのと同じように、双方向な友情で……。

 ◇

 あー、良かった。物語序章となる、5人集合までのエピ。メンバー全員がのぞみに引っ張られる形で……という構成美も良かった。ドジだけど明朗で秘めたるポテンシャルを持ってる主人公が、本人は無自覚のうちに仲間を牽引していくというストーリー。王道だけど、好きですよ。

 ↓にて、『プリキュア』に関する感想などの関連コメント、トラックバックもお待ちしております。節度を守った上でお気軽にどうぞ。

→主題歌

Yes!プリキュア5 OP&EDテーマ

→Yes!プリキュア5キュアドール


Yes!プリキュア5 キュアドール! キュアドリーム
Yes!プリキュア5 キュアドール! キュアルージュ
Yes!プリキュア5 キュアドール! キュアレモネード
Yes!プリキュア5 キュアドール! キュアミント
Yes!プリキュア5 キュアドール! キュアアクア


現在の人気blogランキングをCHECK!

前回第05話「プリキュアの資格」の感想へ
次回第07話「親友ナッツ現る!」の感想へ
「プリキュア5グッズ徹底レビュー」へ
Yes!プリキュア5感想のインデックスへ