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 「あんなに美味しい豆大福でも、宣伝を……」(ナッツ)

 一ビジネスパーソン補正でベストエピソード認定。こんだけ、「商売」をネタにエンターテイメントさせて描いてくれれば、一商売人として満足です。
 ◇

 「お店が繁盛しなくてナッツが腹ペコで倒れる」という次回予告を見てから、個人的に異様な期待度で望んだ第09話「腹ぺこナッツを救え!」でしたが、冒頭から敵サイドの不穏なBGMをバックに倒れるナッツの絵で、既に僕、大満足。「ナッツ!」って大マジで叫んでるココが良かった。そうだよ、「稼がなければ生き残れない」(5年前の平成ライダーのキャッチフレーズを思い出して下さい)こんな世の中、稼げなかったS-クワドラント(スモールビジネス/自営業)の末路はこんなもの。ドリーム連呼のプリキュア5において、やけにリアル(現実)なこの出だしに大満足。

 ここから、如何にドリームパワーでプリキュア5人衆が「(ビジネス上の)集客」という「現実」に立ち向かっていくのかが見所だったわけですが……

 「大丈夫、商品はいいんだから、そのうちバンバン売れるココ!」(ココ)

 という典型的な「退職して雑貨屋さんを始めよう、まずは綺麗な雑貨作りから」的な間違ったビジネス観を披露するココに、我らが営業スマイル春日野うららちゃんブチ切れ

 「このままじゃいつまで経っても売れませんよ!どんなに良い物でも、その物自体を皆に知ってもらわなくちゃ!ブレイクするためには、宣伝!売り込み!営業が!大切なんです!」(春日野うらら)

 「だからピンキーキャッチュとドリームコレットをこんなに宣伝してるんでしょうが!」とか、「‘どんなに良い物’発言から、アイドルとしての自分もコンテンツとしては‘良い物’とそこはかとなくほのめかしてる辺りとか」、様々な大人な含みを持たせてるあたり、うららがますます好きになりましたが、言ってることは正論です。

 よくビジネスで言われる、「砂漠の中の町」の訓話ですね。どれだけ素晴らしい町を作り上げても、そこにたどり着ける「道」が存在しないと価値は生まれないというお話。どんなにステキなサイトやブログを作っても、適切な集客ポイントに露出させなければ価値が生まれないなど、様々な場面に生きてくるお話です。こんな真理に中一で気づいているなんて、さすが、「大人な思考ができる」と「営業スマイル」という設定を掲げている我らがうらら。これまで好きなキャラを今ひとつ絞れなかったんですが、これから僕は黄色派でいきます。

 さて、以下、序盤の我らがプリキュア5の初めてのセールスミッション。『金持ち父さん貧乏父さん』の著者、ロバート・キヨサキ氏も、「セールスは全てのビジネスの基本」と言っていました、頑張れプリキュア5!

●秋元先輩

 「あ、あのね、皆はアクセサリ、好き?」(秋元こまち)

 新人セールスマンは、最初の訪問先の扉を叩くのにもたじたじです。ネットワークビジネスをはじめ、数々のセールスマンの失敗談を読んできた僕、大笑い。文系読書少女に、いきなり対人セールスはきつかった。

●水無月先輩

 「以上で、臨時生徒会会議を終わります、が、一言だけ、とってもステキなアクセサリのお店があるの!」(水無月かれん)

 ビジネスリテラシーが低いにも関わらず、なまじ既に権力を持ってる人が突然ネットワークビジネスにハマったりすると、こういう自分が権力が振るえるメディア内(水無月先輩の場合は生徒会)で突然セールストークを繰り出して引かれるという現象が良く生じます。僕、大笑い。政治評論サイトでいきなりアクセサリーのアフィリエイトをはじめても売れないのと同じです。生徒会運営者としての水無月先輩に惹かれてる客層にいきなりアクセサリーのセールスはまずかった。こういう笑い話にしかならないセールスをやってるサイトがWEB上にはいくらでもあるのを知ってるので、僕、大笑い

●のぞみとりん

 増子美香さんに直接交渉。最初から大きいメディアを持ってる人に仲介を頼むという、これは中々いい作戦です。しかし、これもまたよくあることで、大きいメディアを持ってる人ほど、妙なこだわりを持っていて商業要素は排除したがるものなのです。非商業的な独自哲学で運営している大手サイト様に、自分の商品を紹介して貰えませんか?と打診メールを打ったとしても、相手にしてくれないことはしばしば。仲介を頼む大手様は、こちらのコンテンツとの相性を考慮して選ばなきゃ。これもWEBビジネス業界でよくある失敗談なので、僕、大笑い

 ◇

 4人全滅

 こ、この展開は、我らがうららちゃんで逆転が決まるといううらら押しエピソードなのか!既にうらら大好きになった僕の期待が高まります。

 「私達にはまだ、うららがいるんだから!」(夢原のぞみ)

 大好きのぞみさんの期待値も高いです。これはいけるか!と思いきや……

●うらら

 テレビという最大手メディアに出演して宣伝という至極真っ当な作戦に出るも、メディア内でほとんど映らないという、ギャグオチに。大手サイトから集客広告掲載の許可を貰ったとしても、大手サイト内のリンクの一番下にちんまりと追加されただけでは誰も来てくれないという、これまた現実で多々ある事象です。僕、テロップで顔が隠れるうららという図に、大笑い。そんな気軽に最大手メディアで宣伝ができるなら、企業各社様も莫大なお金を払ってCM枠を購入しないというものです。大手メディア制覇は、中学生少女には荷が重すぎた。

 5人全滅

 ◇

 しかし、

 こんな絶望的な状況から逆転劇を決めるきっかけを提示したのが、何と一番頼りなげに見えた秋元先輩。

 「広告(ちらし)を配ってみたらどうかしら」(秋元こまち)

 老舗の和菓子屋さんの娘の王道戦略…キターーー(>▽<)。

 プリキュアだからこそ、何もしなくてもお客さんがついてくるっていう甘えがあったの

 ま、間違った(汗)。今、こちらを睨み付ける美翔さんの顔が脳裏を過ぎった。

 「老舗だからこそ、何もしなくてもお客さんがついてくるっていう甘えがあったの」(秋元こまち)

 この秋元さんの話を聞いて、頑なにコンテンツ重視で広報を軽視していたナッツが開眼。

 「あんなに美味しい豆大福でも、宣伝を……」(ナッツ)

 熱いー。コンテンツが良ければ売れるという一種のドリームを乗り越えて、営業努力が伴わなければ売れないというある種の現実を飲み込んだのが熱い。今話冒頭の豆大福を食べるナッツの絵から繋げてくる構成も見事。ほとんどギャグのお話でしたが、夢見がちだったナッツが現実を飲み込むのを通して、これまで「ドリーム」賛歌だったプリキュア5も、これまでのプリキュアシリーズ同様、敵サイドの概念と相互補完的にテーマとしては決着する道筋が見えてきた気がします。つまり、今回も「夢」だけではダメで、「現実」を見据えることも大事。両方大事……という風に落ち着くんじゃないでしょうか。

 ◇

 ピンキー、クリアクマンが高性能コピー機の能力を装備していることが明らかになり、ちょ、バンダイさん、ピンキーキャッチュとかドリームコレットを開発するより、リアルクリアクマンを発明したら世界経済レベルの大発明じゃね?と視聴者を驚愕させつつも、舞台は広告(チラシ)くばりという地道な広報活動に。

 そこに、お金が無くて空腹を抱えてる点がナッツとシンクロして描かれていた、敵キャラ、ガマオさんが来襲。

 バトルシーンがエラく見応えがあった今回、絵的な燃えと同時に結局ここで描かれたのは、お金が無くて空腹という同じ状況でも、自罰して(コンテンツのみで売れるという自分には非があったと認めて)泥臭く広報活動という努力に準じたナッツと、お金が無いのは誰か他人のせいだと他罰に走って八つ当たりするガマオさんという対比構造。

 「あんた、すんごくカッコ悪い!」(キュアドリーム)

 カッコ悪いですまされず、世にはびこる犯罪の多くも、金銭的な問題に起因する他罰志向に根があることが多いので、無駄に大人視聴者も考えさせられる番組です。だけど、そんな他罰志向のバカを「カッコ悪い!」と一刀両断するドリームは爽快でした。世のフリーターさんの中にはちゃんと目標を持って誠実に頑張ってる方も勿論いらっしゃいますが、自営業で頑張ってる身からすると明らかに甘えと他罰で世のダメさパワーを牽引してるダメフリーターの身勝手さが目につくのも事実。僕を代弁してドリームさんが一撃。おおう、これが創作における感情移入というものです。大人に感情移入させるプリキュア5、やっぱりスゴイぜ!

 ◇

 オチは、地道な広報活動が功を奏して、巨大メディアの持ち主である増子美香さんに取り上げられ、女子中学生にイケメンを……という、まさに適切なニーズがある場所に適切なコンテンツをというビジネスの大原則が発動する形での、ビジネス的なハッピーエンド。現実でも、大手サイト様にコンテンツを取り上げてもらうには、まずは地道な自分のブログの広報活動から。なんとも感情移入できて、個人的に現実もろもろを鑑みながら感情移入できるお話でした。いやー、ほんとう面白かった。もう一回見よう。

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 そして、次回「のぞみとココの熱気球」が超楽しみ。うちのブログの人気検索キーワードは、「こまかれ」に次いで、「ココ×のぞみ」。世のおませさん女児、大きなお姉さん視聴者のドリームを実現。コメディオチで終わるのか、はたまた異種族恋愛的なガチのいい話に発展するのか、超期待です。「熱気球」っていうギミックがいいよなー。予告だけで名エピソードの予感。次回も楽しみに視聴します。

●ちょっとステキなプリキュア5イラストを描いてらっしゃるサイトさまを紹介

MilkCandyさま

 現在トップのうららが可愛いです。イラストログには他の5人のイラストも。

PennyLaneさま

 現在トップのうららが可愛いです。そして、地味にシリーズのファンとしては、ログの九条さんシチェーションイラストがホワホワ。

 な、なんかうららを中心に紹介してる気がしますが、僕がうらら好きというよりも、偶然立ち寄ったサイト様が皆うららトップだったのですよ。こまかれに押され気味という主観ジャッジでしたが、実は世間的にも人気ある?

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