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 「ボーナスというのは働きに応じて額が決まるんだ。つまり君の価値っていうのはその程度ってことだよ」(ブンビーさん)

 世間のボーナス時期にあえてボーナスカットで働かされる企業戦士を描く、それがプリキュア5。
 マジな話、ミルクを中学生女子に置き換えて、ボーナスカットされた企業人がやけになって女子中学生を誘拐して立てこもりとか、最近の日本なら起こりそうなあたりが怖い。僕は大学出てからずっと自由業でボーナスを貰うという経験が無いんですが、どうすか、嬉しいスか?ボーナス袋だと思って渡された袋に紙くずが入ってたら殺意沸きますか?

 ◇

 というわけで、お約束の味方側とナイトメア側のシンクロ要素。今回は「誰かのためになりたい気持ち」と「厳しい言葉をかけられる」。純粋な好意からココとナッツの役に立ちたいミルクと、ブンビーさんに「デスパライアさまのため」と言われつつも、自分はボーナスのために行動してるアラクネアさんとの対照。アラクネアさんのようになっちゃダメだよ。やっぱりミルクのように無償の献身も時として姿勢として持ってないと。

 そして、愛情をもって敢えて厳しいことをミルクに言うココとナッツに、自分もボーナスを貰えなかった腹いせにアラクネアさんをなじってるブンビーさんという対照。ブンビーさんはコーチングをもっと勉強しないとダメだ(;´Д`)

 しかし後半の、厳しいこと言われて出てきたモノ同士のアラクネアさんとミルクという図で、ミルクにはプリキュア5人+ココと、本当はあなたのことを想ってるんだコールを浴びせてくれる人が沢山いるのに、アラクネアさんには癒し要素を提供してくれる人が誰もいないのがかなり切ない。かなり、アラクネアさんに同情モード。

以下、今週のピコポイント↓。

●役に立てないミルク

 このミルクの自分は役に立てないんだという一種のコンプレックス、セルフイメージの低さは、後でついに役に立てるシチェーションが来るためのタメだと思われます。どう考えてもプリキュアのヴァージョンアップ用マスコットか、下手したら6人目なので(今回明かされたパルミエ王国での中学生にあたるという設定)、いずれこれまで役に立てなかったミルクが三面六臂の大活躍する場面が来るものと思われます。それ、熱いな。

●交渉する気がないのぞみ

 人質取られてても躊躇無く変身するのがプリキュア5クオリティー。咲が頑張ってムープのモノマネとかして人質逃がしてた頃が懐かしい。のぞみが、

Yes!プリキュア5 もふもふぬいぐるみ ミルク

 を使って、「本物はこっちミル!」とかやってくれるの期待したのに。

●今週のバトル

 「レモネード!」(キュアドリーム)

 「ハイ!」(キュアレモネード)

 の所がちょっと可愛かった。愛するのぞみさんから(ここははじけるあなたに任せると)ちゃんと信頼を獲得してるうららという図が良かった。そして、ここで二人の信頼関係を描いてるのに、オチの絵で、豆大福のためにミルクとマジゲンカしてる愛するのぞみさんを見て、目が点になってるうららという図が良かった。この目が点描写は『おジャ魔女どれみ』で良く使われていた技法。同じ枠だし、多少意識して入れてるんじゃないかな。ももちゃんが目が点になってる絵は、それはそれは可愛かったものなのですよ。

 ◇

 そんな感じで次回から少し動いて連続話数のコアストーリーになりそう。20数話時点で一回連続話数が入ってボスキャラと第一次戦闘というのがプリキュアシリーズの型なので(無印におけるVSジャアクキング、MaxHeartにおけるVSバルデス、SplashStarにおけるVSアクダイカーン)、たぶん、一回デスパライア様と戦うんじゃないかな。楽しみだ。

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→なぎさとほのかは成し遂げたけど、咲舞は成し遂げられなかった領域のフィギュア化を、のぞみとうららは成し遂げた

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