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 「取材、本当にいいミル?」(ミルク)

 変身ヒーローの正体を追うマスコミ関係者とか、わりと王道ですが、同意の上でのガチの取材に成功した例ははじめて見た。ポーズ取って写真撮影してるし。
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 独力志向VS仲間パワー。もう何回もくり返されてきた、夢VS現実と同格レベルのプリキュア5の一大テーマです。これまではブンビーさんが、ぶ、部下がいなくたって平気なんだからね!と独力志向を押していたりで、恒例のナイトメア社側とプリキュア側の対比要素、この独力志向に関してはブンビーさんが、プリキュアサイドではかれん先輩が選ばれてお話が作られることが多かったのでした(第05話「プリキュアの資格」第14話「悩める生徒会長かれん」などを参照)

 なんですが、とりあえずかれん先輩がだいぶ独力志向とその裏返しの孤独から脱出してきたという物語の展開を受けて、今回は、まだ現在のかれんさんほど脱出できてない人として、増子美香さんが、この独力とその裏返しの孤独という部分を担うキャラとして浮上してきました。水無月かれん−ミルク−増子美香と、番組開始当初は予測もつかなかった形で繋がった、独力だけど孤独なまま頑張っていたライン。きっと、今はまだ直接繋がりがないけれど、ミルクと増子さんもかなり解り合えるに違いない。

 で、恒例として、独力の方が強いんだよというブンビーさんと、そんなことはない、至らなくても補え合える仲間パワーが尊いというプリキュアさん達とでバトルが繰り広げられてプリキュアさん達が勝利、その過程に触発されて、独力・孤独状態だった増子さんも仲間志向への第一歩を踏み出し始める……というお話だったんですが、ここで大胆予想、この独力・孤独ライン、かれんさん−ミルク−増子さんに続いて、ブンビーさんも繋がるような気がする。

 「おっと、君は無視しないんだね」(ブンビーさん)

 必然的に独力での競争を強いられる成果主義最高のナイトメア社において、部署移転に伴いハブられ状態のブンビーさん。少し、独力志向の裏にある孤独に気付き始めてるフシがあると感じられるのは深読みし過ぎでしょうか。アラクネアさん特攻時のイイ人化フラグといい、ナイトメア社からの離脱展開がだいぶあり得るような気がしてきました。独力志向の果ての孤独に気付き、成果主義の競争に疲れた時、フと現実に摩耗した大人だったブンビーさんも夢に瞳を輝かせていた少年の頃の気持ちを思い出す、だからこそかれんさんやミルクと解り合えるという展開だったら熱いな。お父さん視聴者も、感情移入して大泣きです。

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●今週のうらら

 増子さんの取材時に、久々に満面の営業スマイルが見れて嬉しかった。初期設定、「営業スマイルができる」。ここから春日野うららの伝説は始まった。

●今週ののぞうら

 「のぞみさん!」

 プリキュア5独占取材記事を、正体バレのリスクとか考えない感じで嬉しそうに指さすうららと、それを受けて同じく普通に喜んでるのぞみ。バカップルです。バカがつくほどイチャイチャしてるカップルという意味じゃなくて、微妙に頭が足りない者同士のカップルという意味でバカップル。

●新EDテーマ:ガンバランスdeダンス〜夢みる奇跡たち〜

 きゃー、往年のプリキュアファンには嬉しい、無印〜MaxHeartで「DANZEN!ふたりはプリキュア」が継承されて以来の、まさかの前作「スプラッシュスター」からの、後期ED曲「ガンバランスdeダンス」の継承。しかも、微妙に雰囲気が明るくなって、さらに歌詞も前向きになってる!さすが負け組の美翔さんとは違(以下略)ポジティブに前進し続けるプリキュアシリーズ。

 マイナスからでもOK! 逆転しよう!

 逆転してみせた者だけが言えるこの貫禄。「みんなは光る宝石」「夢見る奇跡」。もう、「明日はきっとイイ日になる」と願うことしかできなかった頃とは違います。光ってるのは今、あとは、更なる夢に向かって突き進むのみなのです。

→Amazonにも入ってた

プリキュア5 エンディングテーマ

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