2008年03月09日
Yes!プリキュア5GoGo!/感想/第06話「ドーナツ国王目覚める!」
今回はりんさんとスコルプさんの寝不足対決が面白かった。頼むからバトルの前はコンディション整えておいてー。常に万全の態勢で戦えるとは限らないみたいなバキイズムはバトルの真理だと思いますが、今回の場合、お互いに徹夜で仕事、徹夜で趣味に没頭と、現実世界の会社員さんや中学生の女の子にマジでアリそうな辺りが無駄にリアルで面白かった。リアルだけどコミカル。これぞプリキュア5の味です。
◇
今回も、前シリーズを踏襲した個別メンバー話、個別メンバーとシロップとの絡みを通してのシロップの成長、双方向コミュニケーションの大事さ……という前の回の感想で指摘した三要素中心のお話だったと思います。
「前シリーズを踏襲した個別メンバー話」としては、前シリーズにあった、色んな部活に手を出して一つに選べなかった夏木さんの課題を再度リフレインさせたお話。あの時は結局フットサル一本に絞ったのに、今回は全部やり続けるな解答になってるのは、冷静に考えると成長になってるのかどうなのか微妙なんですが(のぞみ、こまち、かれん、うららまでは、明確に前シリーズと同じ命題でも既にそれを乗り越えられるだけに成長してるのが描かれていた)、まあ、全部やっても一生懸命なんだねと応援してくれる仲間の存在が確固たるものになっている点、あと、劇中では描写されてないけど、アクセサリ職人というクリエイティブな職業を目指すなら、むしろ色んなことをやるのはプラスになる点(色んなことをやって様々なアイデアのマテリアルを自分の中に貯蔵→それらが化学反応を起こして独特のクリエイティブな作品が……というのは真理)を考えると成長してると捉えてOKですかね。
「個別メンバーとシロップとの絡みを通してのシロップの成長」はもう顕著ですね。一生懸命過ぎるりんさんにシロップも感じる所があって、りんさんにもデレてしまって、ついにシロップ5人全員に陥落と。
最後の「双方向コミュニケーションの大事さ」は、今回はドーナツ国王とりんさんで一番描かれていた感じ。最初は皆を信用できんとコミュニケーションを断絶していた王様が、りんさんに打たれてわりとあっけなく心を開いて双方向コミュニケーションを成立させて、そのまま双方向コミュニケーションに関するメンターポジションまで一気に上り詰めちゃって、ラストはシロップに5人の想いは届けなくていいのか?(今のままではミルクからの一方向コミュニケーション、5人の気持ちを届けて双方向にしなくていいのか?)なんてシロップを導いちゃって、シロップも双方向で想いを届け合うという運び屋の本懐に開眼(本人はまだ無自覚な感じだけど)という。
この、前シリーズを踏襲したお話をしながら、プリキュアメンバー一人一人の成長を確認して、さらに徐々にシロップの「仲間」にまつわる意識を高めていく→その過程で双方向のコミュニケーションの大事さをあぶり出していく。そうして序盤6話で個別メンバー話が終わった時点でシロップはワンステッププリキュアメンバーに心を開いており、双方向コミュニケーションを成り立たせるために皆を背中に乗せて(最初はめったなことでは乗せないって言ってたのに)飛び立っていく……という流れが、序盤6話の構成はとてもきれいでした。
シロップいいなー。ダークフォールに行く方法が分からなくて苦戦してた咲舞とかが可哀想。シロップなら、ファイナルバトル時は一気に皆を乗せて敵本陣まで突撃してくれそうです。そこから飛び降りるプリキュアメンバーの絵がOPラストの落下してくるプリキュア達の絵だったみたいなギミックも見たいかも。
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この記事へのコメント
一方で、人生の残り時間と将来性の目減りしている大人(=ナイトメア)からすると、そういう姿を中途半端に陥りそうだと危ぶむのも分からなくはないですけどね(^^;; キッズアニメとしてはりんちゃんの肩をもつべきだろうと。
何かを成し遂げるために何かを切り捨てるのは確かに正しいのかもしれないけれど、それを安易に行うことの危うさもあります。
ドーナツ国王がりんちゃんを認めてくれたのは「国と民全てを背負い、守る」王として、りんちゃんのその心意気を認めてくれたからではないかと。
ココやナッツに対して手厳しい態度をとったのも、彼らの能力不足や出せなかった結果に対してではなく、覚悟や責任感のほうがなってない、ということだったような気がします。
全然ジャンルは違うんですが、去年四月に発売された元は美少女もの18禁だった某ゲームが脳裏をよぎりました(^^;)
どうもはじめまして。コメントどうもです。
プリキュア5、わりと子どもVS大人の構図が顕著なんで、そう考えると全部手を抜かないでやるっていうのは子どもの正義で、全部やるなんて無理、何かを切り捨てなきゃってのは大人の論理ですよね。
そう思うと、おっしゃる通りキッズアニメとしてはりんさんを応援して良かった回だったんだと(^^;
Fateのことかな?
だとしたら、あれも王のあり方がキーのお話でしたね。あっちはかなり高潔さを押して描かれていて、こっちのドーナツ国王はコミカルさが押されてる感じですが。
そして、その方向で押していくと、りんさんは王様になる資質があるということに(^^;
りんさんのみならず、のぞみも他のメンバーもたぶん大人からみたら綺麗事でも全員救済を目指すタイプに見えるんで、Fateだったらセイバールートな面々な感じですね。
ドーナツ国王にしろ、ココやナッツにしろ、そのファンシーな見かけに関わらず、ちゃんと立場に応じた度量と自覚を持ってるタイプとして描かれていると思うので、そのドーナツ国王が何故りんちゃんを認めてくれたのか、ということについて考えて、「もしかしてそういうことなのかな」と思ったんですよ。
そもそも、綺麗事でも全員救済を目指すタイプだから、プリキュアになれたんじゃないかと。
王様にココナッツにと、結構深い所では気高いですよね。その辺りは優しいだけの王子様キャラよりも、度量を備えた大人というか(そういえばこれまでのプリキュアシリーズよりも恋愛対象キャラ(ココナッツ)の年齢が高いですよね)。
もう、りんさん現在特に相手がいないんで、お互い認め合いながら王様と恋愛すればいいんじゃないだろうか(笑)
あ、でも王様っていうくらいだから奥さんいるのか……。

















