2008年05月04日
Yes!プリキュア5GoGo!/感想/第14話「ミルキィローズの秘密!」
超燃えた。
今までどちらかというと背負ってる背景や主張のパワーバランスはプリキュア側にあって、ナイトメア社やこれまでのエターナル社員はやっぱり「敵」って感じだったんだけど、今回はブンビーさんにも背負ってるモノがあって、パワーバランスが拮抗した主張と主張のぶつけ合い、VS「ライバル」戦って感じがした。
今回は「経験」や「歴史」にスポットがあたったお話だったんだけど、スコルプさんが残したデータを尊重して報告したブンビーさんに対して、アナコンディさんはスコルプさんなんかなかったことにしろと、経験も歴史も無かったことにしろと言う訳ですよ。
これまでだったら、このまま経験や歴史を軽んじる敵サイドVSそれらを重んじる味方サイドのプリキュア達って構図になってバトルに突入しそうな所を、今回はそれでもブンビーさんはスコルプさんの残したデータ、経験、歴史(ブンビーさん本人も前シリーズから経験や歴史を積み重ねてるキャラとして描かれている)を生かして、スペックは高くても未だ経験値が足りないミルキィローズを一度は追いつめるという展開になる訳です。
けれど、そこから今度はこの世界の経験の集積たる歴史を学んでいたナッツによって、パワーバランスがもう一度逆転。ブンビーさんの経験+スコルプさんの経験を合わせても、100年単位で積み重ねた経験を学んでいたナッツの姿勢には敵わない、みたいな感じに。
ギリギリの所でこれまた経験値が異様に高いドーナツ国王が登場してドナドナ波でブンビーさんに隙をつくり、そこにすかさず若手ナンバー1のミルキィが飛び込んでくる絵がやおら熱かった。ドーナツ国王がナッツに話していた、国王といえども一人でやるもんじゃなくてみんなと力を合わせるものだというお話は、そのままみんなの経験を集積させると強いという今回のお話にかかってくる部分で、ここで、
年配(ドーナツ国王)から若手(ミルキィ)、先人(ナッツ・歴史)の経験までを集積させるプリキュア組VSスコルプさんの経験とブンビーさんの経験を集積させるブンビーさん
という、それぞれが何かを背負っているという、熱い歴史VS歴史の構図に。
ドナドナ波の光の中でブンビーさんとミルキィが対峙する所が今回は熱すぎた。かかりだすいつものクライマックスバトルBGMも相成って、過去MAXレベルの燃え度に。弱者はぶっ飛ばすぞという大人の理屈を語るブンビーさんに対して、キュアローズガーデンに行くんだもんというまっすぐな子どもの理想を語るミルキィ……という構図から、ブンビーさんの右ストレートをミルキィが回し蹴りでカウンターを取る所まで燃え過ぎた。
今回はブンビーさん負けちゃったけど、ドーナツ国王や先人の歴史(とそれを尊重するナッツに、そんなナッツを守りたいミルク)という要因に負けただけで、方向性としては間違っていない感じ。今シリーズの一番の強敵は間違いなくブンビーさんです。ブンビーさんカッコいい。
オチは、ミルキィローズはミルクでしたオチに、ドーナツ国王の帰還。ミルキィの正体バレよりも、ドーナツ国王が帰っちゃうのが悲しかった自分がいました。でも、なんかカードを置いていってくれたから、今後も何か決定的な所で国王と通信が繋がるとみた。その辺りは今シリーズの双方向コミュニケーションという主題が十分に生かされそうで楽しみ。
ナッツハウスにめでたくミルクの部屋ができて、なんか謎生物同士仲いいなと思った。これでシロップがナッツハウスにやってきたら、『謎生物雑居時代』という新しい作品の登場ですね(シロップがナッツハウスに来るお話は、一人だったシロップに居場所ができたのを明示化する重要なお話なので、もう少し先な気はしますが)。
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ツイン・テールの魔法
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この記事へのコメント
そんなアナコンディさんの恫喝を受けての「す、すぐに、なおします…!」とか、「何かのために自分自身を犠牲にするなんて、くだらないよ!」とか、「強いものが欲しいものを手に入れる!当然のことだろぉ!」とか。
オーディション回の「オーディション<仲間救援」から見て、仲間最優先というのがプリキュアイズム。それに対して「何かのために自分自身を犠牲にするなんて、くだらないよ!」と、自分最優先なのがエターナルイズム。
上記の台詞を聞くに、基本はエターナルイズム満載のブンビーさんなんですが、それでもその一方で「今回はそれでもブンビーさんは(略)ミルキィローズを一度は追いつめるという展開」と、スコルプさんとの絆も生きているという。
終盤のクライマックスでブンビーさんの選択(エターナルイズムとプリキュアイズム、どっちを選ぶ?)が戦局を分ける決め手になったりしたら、きっと泣く。むしろ想像しただけで泣いてる(笑)
>かかりだすいつものクライマックスバトルBGMも相成って、過去MAXレベルの燃え度に。
SEEDとか燕。さん推奨のグレンラガンとか今放送中のマクロスとか、燃え音楽が燃えシーンで果たす役割って相当デカい気がするんですけど(今さらですが)。無印、MH、SS、Yes同様、555でもクライマックスの燃え音楽でガツンと燃えさせてくれそうというか、既に炎上しとる(笑)
> 工エェ(゚Д゚)ェエエ工 × 2
工エェ(゚Д゚)ェエエ工
ミルキィローズがツンだったのは、会話してるヒマがなかったからだったのね…。
「仲間がいてこその自分」、「自分が自分であるためには仲間がいなければ」という感じで、仲間優先と自分優先をうまく融合させてしまえば、「エターナルを力で倒すのではなく内部改革させる方向で敵対する土壌を崩壊させるというのも前作の結末を考えればありなんじゃないかと思います。
仲間との絆をゆるぎないものにすることで得る力、自らを成長させて高めることで得る力、矛盾するようですが両立させられるもののはずです。
ブンビーさんは明確に成長してますからね。前シリーズで主に独力だったけど仲間ができて変わったかれんさんVS独力のままのブンビーさんで描いていた部分から、今シリーズでは独力だけじゃなくて、スコルプさんと協力したり、スコルプさんのデータを生かしたりと、明らかに独力オンリーから変化・成長しているんだと思います>ブンビーさん。
音楽は重要ですね。マクロスFなんかは特にそれ自体を作品の主題に組み込んでる感じです。一話、一挿入歌みたいな(笑)
ドーナツ国王の男前度は異常です(笑)
自分主義と仲間主義の両方取りは、ぐらすさんもあげてるけど、うららがわりと前シリーズから担ってる感じですね。
うららが前シリーズで直面していた、女優業という夢を追うか、プリキュアもやるかという二者択一に思えた悩みが、それぞれ独力か仲間かに対応していた感じです。
一度そこを突かれて絶望の仮面をつけちゃった訳ですが、そこを女優の夢も追うしプリキュアも続けると、両方取りの解答で復活したのがうららだった気がします。


