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フレッシュプリキュア!第23話「イースの最期!キュアパッション誕生!!」の感想です。
今回の見所ベスト5。
第5位:桃園さん、走る
友だちが悪いことしてたらどうしようというのは中々深刻な問題です。
割り切って討伐しようという美希たん案も、ラブを傷つけないようにという意味では分かる。
されど桃園さん、カオルちゃんとの話から気づきを得て、更正させる案を選択。この娘は本当健気だよな。スペックは無いわ、夢とお仕事の板挟みで倒れるは、友だちは悪いことやってたわ、幸せゲットだよからはほど遠い人生。その分、それでもイース様の所に走っていく所がやたら感動的だった。この時点でイース様は寿命が尽きたのを宣告されていることもあり、見捨てずに更正させようと走って来てくれる桃園さんが非常に救いになっている。
第4位:拳と拳で解り合う
しかし、ロースペックな桃園さん。あんまり具体的にイース様を改心させる妙技など持ち合わせていなかった。なので、とりあえず殴り合ってみることに。倒すのが目的じゃない戦いという結構繊細なバトルシーン。
ラブは他人のために涙を流すというのが第1話冒頭をかけている訳ですが、美希たんもブッキーも、ラブのことを心底よく理解しているだけに、ラブの涙を見て全てを察している(ラブが自分のためじゃなくてイース様のために泣いているのを理解している)のが凄い。
第3位:イース様死す
ラビリンスは従来シリーズに比べてわりとイイ職場な気がしていましたが、寿命管理は勘弁願いたいな。これなら、時に腹ペコで死にかけても、自営でアクセサリショップをやったりしたい。
回想がフラッシュバックで入って、実はイース様、桃園さんを超意識してた。しかし、「羨ましかった」と自分から幸福を求める意志を持ってしまうのは、幸福をトップで全部管理しているラビリンス的にはマズイこと。身も蓋もなく「時間です」と告げられて死亡。これは酷い。
第2位:キュアパッション誕生
アカルンたんも結構可哀想な子でした。適格者は何か悪いことしてるし、回りのみんなはミユキさんだミユキさんだ言ってるし、え、ええと……4人目はあなたなんですが、近づけないんですが、わたし、どうしたら……。
しかし、やっとのことで東せつなと邂逅。これにはせつなさんもビックリです。せつなさん、実はあんまり占いの実力なかったんだな。というか定番として自分の道筋は占えないのか。まさかの、実は運命の適職はプリキュアさんだったとのお告げが。本当の自分探しを間違うにもほどがあります。
「キュアパッション!」
とりあえず言ってみたものの、ちょっと戸惑っているのがイイ。イイというか、しょうがない。力士を目指してもう十両くらいまで来ちゃってたんだけど、ある日なんとなくバイオリンを弾いてみたらめちゃめちゃ上手く弾けて、ヤバイ、自分の天職はバイオリニストだった、どうしよう、みたいな戸惑いがあるのでしょう。
そんな、思いもよらず自分の本質は真逆だったというわりと人生にありがちな感じで、4人目のプリキュア、キュアパッションとしての人生がスタート。友だちに隠れてこそこそと悪いことしてたんだけど、なんだかんだでそのお友だちの後輩に収まるとか、気まずさも全開です。このあらゆることが想定外に進んで翻弄されてる感が、東せつなさんの魅力です。
第1位:想定外
ビビってるクラインさんがツボだった。まだまだ仕事人としての経験値が足りない。やっぱり完全管理社会は人間を弱体化させるのかもなー、アドリブが効かない。
どんなにテストマーケティングをやっても、想定外は起こるもの。人間完全管理は無理っぽい。桃園さんパワーも、謎生物パワーも、何もかも想定外だった。でもこれもしょうがない。敵を騙すにはまず味方からとかじゃなくて、せつなさん自身が一番想定外で驚いてるからね。会社経営も、国家経営も、想定外の連鎖上を突っ走りながら、止まれない自動車のハンドルを握って運転しているようなもの。
ぐぐっと桃園さんサイドに視点を移すと、何かよく分からないけど、何とかなった! これがあるから、管理されていない人生とは面白く、幸せでもある。
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S.H.フィギュアーツ キュアドリーム
→前回第22話「せつなとラブ あなたがイースなの!?」感想へ
→次回フレッシュプリキュア第24話「せつなの苦悩 私は仲間になれない!」の感想へ
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