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フレッシュプリキュア!【1】 [DVD]  「私たちは、ここにいるよ」(ラブ美希祈里)

 フレッシュプリキュア!第42話「ラビリンスからの招待状!」の感想です。
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 今回の見所ベスト3。

第3位:プリキュアの資格

 無印プリキュア5で出て来た懐かしのキーワード、「プリキュアの資格」。使われ方も水無月先輩の時とまったく同じだったのがシリーズアニメ、オールスターズ体制で行くことにしたプリキュアシリーズのシリーズコンテンツとしての愛を感じます。

 独力ではダメ。「プリキュアの資格」は仲間を信じること、誤解を招きやすい言い方をすれば「頼ってもいい」ということ。水無月先輩に蝶が舞い降りたシチェーションと、せつなさんが私はキュアパッションだと言い切って、一人では無理だったとみんなの元に帰ってくるシチェーションは同じでした。プリキュアとしてのアイデンティティ=一人ではないということ。

 爆涙指数が毎週高くて、毎週CLANNADをやってる勢いで涙腺に来ながら見てるのだけど、中盤の「孤独なイースVSみんなと繋がっている桃園ラブ」が思い起こされて今回も感動的だった。茨に浸食されながら一人で呪文のようにメビウス様の名前を唱えていたイースはもういない。また、再び茨に絡め取られているという今回の演出も上手い。

 改めてもう一人じゃないと悟った所で茨をぶち破るせつなという絵で、燃え死んだ。

第2位:超通信機器

 異次元間では通信などできないというサウラーさんの常識を、プリキュアシリーズの想像力が越えた瞬間。そこは、もうプリキュアシリーズが通った場所。ナッツなんか、自作で異世界間通信機器作ってたからな!

 リンクルンがケータイ状の玩具というのが激しく生かされた回でした。障害を越えて「伝わる」瞬間っていうのはなんでこんなに感動的なんだろうな。

 伝える内容が、

 「私たちは、ここにいるよ」(ラブ美希祈里)

 だったというのも破壊力が高かった。

 なんか雨の中で一人で彷徨っていたイース様時代や、丘の上でぽつんと一人でいたパッションさん初期からして、居場所がない娘だった。時空を越えてもあなたの居場所はここだと言ってくれる人間が出来たというのは感動的。

第1位:東せつな祭り

 完全に主人公であった。フレッシュ単体だけじゃなくて、プリキュアシリーズの主人公はかくあるべきだという意味でも、もうこの作品は東せつなだった。シリーズ全ての感動要素が彼女にはブチこまれている。1話で2回変身して2回必殺技を披露する主役っぷり。1回目と2回目で意味合いが違うという演出まで素晴らしい。

 ラブ美希祈里からの通信で孤独を突破してからのハピネスハリケーンっぷりが凄い。茨(孤独の象徴)をブチ破る→わたしはキュアパッション(プリキュアの資格とアイデンティティの再獲得)→再変身→再ハピネスハリケーンっ! までの流れが熱すぎ。

 しかも、2回目のハピネスハリケーンで次元の断絶を吹き飛ばすというプリキュアっぷり。GoGo!でずっと主題になってきたコミュニケーションの断絶、意思疎通を断絶する壁を、ハピネスハリケーンが吹き飛ばすというのがカッコいい。もう、「しあわせ」というこの作品のテーマはこの話数にして表現しきっているとも感じる東せつなっぷりだった。

 ◇

 次回予告、キュアスティックを普通に武装として構えている面々がカッコいいな。まだわりと話数あるんだけどこの盛り上がりっぷり、テンションが半端ない。

 って、公式サイトで次シリーズ「ハートキャッチプリキュア!」の告知始まってたのか。ナージャについて熱く語ってる場合じゃなかった(汗)。これは、タイトルチェンジしただけで桃園さん達続投っぽいよなー。ロゴに使われているカラーもフレッシュの4人のものだし、ハートというモチーフも同じだし。彼女達はもうフレッシュ(新鮮)じゃないからってことなのか!?

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フレッシュプリキュア!【7】 [DVD]
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