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 「弱い自分を変えようと必死なんです」(シプレ)

 ハートキャッチプリキュア!第11話「アチョー!!カンフーでパワーアップします!!」の感想です。
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 今回の見所ベスト5。

第5位:変わろうとする

 表面的に変わりたいということを言いながら、いままでどっちかというと変わらなくても、ありのままでいいというようなことを言っていた花咲さん(新種の花か、今あるありのままの花かの話の時など)、しかし、ダークプリキュアに敗北したのを機会に、いよいよ変わらないとヤバイみたいな意識の変化が。

 「弱い自分を変えようと必死なんです」(シプレ)

 その方法がカンフーっていうのはギャグパートだけど、扱ってる題材は作品的にど真ん中だった気が。カンフーでもなんでもとりあえず強く変わらなきゃという花咲さんに対して、今回は来海の方が変わらなくていいんじゃない、今のままの友情パワーで何とかなるんじゃない、というようなことを言っている。

 変わった方がいいの、変わらなくていいの、どっちなのって感じなんですが、前回から現在の友情パワーを過信しているフシの描かれ方の来海(その来海が語った「真の友情」を月影ゆりに一笑にふされている)が「タメ」っぽい気がする。

 もともと来海の能力は開発力なので、今はそんな安寧な友情パワーを過信している来海が、いよいよそれでも変わらなきゃということを言い出して(第1話で表面的にファッションでそうしたように)花咲さんを変える所が最初のクライマックスな気がする。

第4位:心眼

 カンフーとかブルースリージャージ自体がフレッシュプリキュア!のセルフパロディですが、劇場版フレッシュの心眼から桃園崩拳までの流れも劇中に組み込まれていました。桃園さん何気なくやってたけれど、あのレベルでも今の花咲さんには難しかったというのが分かりやすくていい。

 最初のバレーボール時の花咲心眼は不発に終わるも、実戦での花咲心眼がちゃんと決まったのは、柔道少年が言ってた「本番で使えなきゃ」という話のアンサー。

第3位:巨大な敵に立ち向かう

 花咲さん&来海さんにとってのダークプリキュアと、まさと君にとっての柔道少年がリンクしている作劇。

 これはまさと君が掲げていたカンフーが柔道少年に対してはファッションだったように、現在の花咲さん&来海が掲げている「真の友情」はダークプリキュアに対してはファッションレベルって話っぽいなぁ。

第2位:戦闘曲がロック調

 今回は色んなノリでフレッシュノリなのか(拳で語る女な方向で)、戦闘曲もフレッシュを思い出すロック調だった気が。

 そのノリのまま花咲さんが拳で語る女二世になりそうなものなんだけど、いかんせんまだスペックが追い付いていないというややもどかしい戦闘。

第1位:自称カンフーマスターVSスナッキー

 と、そんな感じでまさと君のカンフーも花咲さん&来海の「真の友情」もまだファッションレベルなんだけど、敵を前にして大事な者を奪われそうになったなら、ファッションでも何でもそれで戦うしかない。技術がファッションなので、もうハートを拠り所にして立ち向かうしかない。今年のプリキュア、いつにも増して序盤からギリギリチョップ。

 これはなー、確かにまずはハートという今話の結論が第一歩なんだけど、それはそれとしてガチの実力もないとダメだよなー(だから今話でもまさと君は柔道少年には何も勝てていない)。その辺りをどう身に付けていくのかがしばらくの課題になるのかも。

 まあそれは置いておいて、一般人が自称カンフーでスナッキーに殴りかかっていくという展開は熱かった。フレッシュでカオルちゃんがナケワメーケにキック食らわせてましたが、一般少年が敵戦闘員に奮戦する時代になってきました。

 ◇◇◇

・そんな、本格的に実力つけなきゃな方向で変わらないとヤバめな状況で、次回は恋話。

 「私たち、恋の花を咲かせちゃうぞ?」

 恋に敏感な女、花咲。これが作品全体のキャッチコピーじゃなくて良かった!

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 来週なんですが、日曜日にちょっと大阪方面に小旅行に行ってくる予定なので、感想のアップは火曜日か水曜日辺りになるかと思います。ご了承下さいー。

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→前回:第10話「最大のピンチ!ダークプリキュアが現れました!」感想へ
次回第12話「ドッキドキです!プロポーズ大作戦!!」の感想へ
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