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 「私はもう、プリキュアじゃないんだから」(月影ゆり)

 ハートキャッチプリキュア!第17話「認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂!!」の感想です。
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 今回の見所ベスト3。

第3位:言葉にすることについて

 相変わらず言葉にしないと分からないしという来海のシーンと、(職人の技術などは)言葉にするものじゃないということを言う正広さんのお父さんのシーンと両方が劇中に盛り込んであります。

言葉にしないと派:来海、デザトリアン療法、みうら君の父、などなど
言葉にしなくても派:若干花咲さん、コッペ様(喋らなくても何かが伝わるシーンがある)、今回の正広さんのお父さん、などなど

 で、これがたぶんデザトリアン化すると本音を言葉にしちゃう設定と関係してるんですが、最近仮説が思いついたんで、機会があれば別記事で書きます。サバーク博士の目的とデザトリアン療法の関係についてみたいな文章になる予定。

第2位:継承する魂

 正広さん祖父-正広さん父-正広さん
 キュアフラワー-キュアムーンライト-キュアブロッサム&キュアマリン

 と平行して「大事なものの継承」が描かれていた1話なんですが、もう一つ、劇外も絡めた、

 これまでのプリキュアシリーズ-ハートキャッチ

 での「大事なものの継承」もおそらく描かれていた所にも注目したい所。

 花咲さんがプリキュア業も大福業も、本質は「先輩に認めてもらいたいから」なんていう動機ではないと気付いた所で流れはじめるBGMがフレッシュのもの(だったよね?:曲名が分かればそれも意味ありそう。恥ずかしながらフレッシュのサントラは未購入)という演出。

 そこに気付いた所で、劇中ではムーンライトが助けに入ってくれて、劇外では桃園さんが助けに入ってくれたかのような演出。

 「私はもう、プリキュアじゃないんだから」(月影ゆり)

 そもそも、ハートキャッチの、一度自分の代を終えたプリキュア(キュアムーンライト)が、再び後輩と協力して戦い始めるというストーリーラインは、近年の「プリキュアオールスターズ」のコンセプトとど真ん中で合致します。今回の題材が「大福」なのも、おそらくこまちさんリスペクトで5〜GoGo辺りを意識できるようなセレクトなんだと思います。下手すると、うっかり夢原さんまで前線に出てくる最近のプリキュアシリーズです。

第1位:客商売

 という訳で、正広さんの大福業と、花咲さん&来海のプリキュア業が重ねられて描かれていた話だったんですが、何と正広さんの結論は、「客商売」。先輩からの評価のためではなく、お客さんの笑顔のために大福は作るもの。そのままプリキュア業に当てはめると、プリキュア業もお客さんの笑顔のためということになります。だから、ダンスも踊るし、歌も歌うし、ファッション要素も取り入れるんです! カッコいい。

 花咲さんの評価が伴わないこともある、だけど今やれる全力を尽くすしかないという悟りも劇外要素的。評価が伴わないシリーズもあった。SplashStarとかあった(えー)。でも、美翔さんもその時やれる全力を尽くしたし、全力を尽くすしかないのです。報われると信じて。

 そもそも第1話(転校生がやってきて運命の出会いをする)とか、花コンセプトを始め諸々の設定とか、SplashStar要素が意識されやすいハートキャッチ。劇外でオールスターズDX2祭りとか、TEUCHIライブオリジナルメンバーの楽曲がCD化したりという時期と重なって、何かとタイムリーな1話でありました。

 美翔さんは蘇る!

 く、うちのブログで以前行ったプリキュア娘人気投票企画では美翔さんが1位だったんだけど、あのデータは本当に信用できるのかと今でも若干迷いながらこの文章書いてるぜ!(えー)

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