ときどき更新のプリキュア雑記です。
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 スイートは最初は空っぽで何やらもう色々と失われてしまった感が漂っていた「調べの館」が、徐々に組曲メンバーで賑わいつつ調和していくように展開していくんじゃないかなどと考えているんですが、第1話時点では「調べの館」にいたのはがっかり感漂う響さんとエレンさんだけというのがこのお話の面白い所。

 組曲とか調和とか人と人との繋がりとか、作品としてそういう価値を描いていこうというのは漠然と伝わってくるのですが、物語冒頭では孤立している響さんと、競争に負けて独りで良いと言い放ってるエレンさんしか「調べの館」にはいないというがっかり感。これは、「幸せ、ゲットだよ」とか言いつつ、本人はマジ落ち込みばかりしてる桃園さん……みたいなフレッシュの雰囲気に通じます。相変わらずのこういう一筋縄ではいかない感じは好きです。

 で、とりあえず最初の話で奏さんと和解して奏さんが「調べの館」に入ります。これは、ドラクエ的に言えば、「奏が組曲の仲間に加わった!」みたいなノリなんだと思います。

 気になるのは、どこまで組曲メンバー、調べの館メンバーは増えていくのか、という辺り。マイナーランドの方々とも調和していくのであろうことは既に節々から醸し出されていますが、何か、もっと先まで見せてくれるような気がします。GoGo!では館長は討伐、フレッシュではメビウス様と対話を試みたけどメビウス様自爆、ハートキャッチでは、愛を食らわせてみたけど、デューン様に報いるためにも花咲さんが宇宙へ花を咲かせる夢を歩み出す所で終劇しています。今度は、どうなるのか。

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 コミケ申込をプリキュアジャンルで検討していたためにサークルカット用に作っていたのだけど、結局オリジナル漫画ジャンルで申し込んだのでお蔵入りになりそうなひびかな線画。

ひびかな線画/110226

 響さんの頭の中は奏さんでいっぱいなんだけど、いまいち奏さんには伝わらないケースが……みたいなのを想像して悶えています。響さんが肝心な所で共鳴を求めた所で、奏さんは寝てる人だからね。

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 プリキュアシリーズ初の小説商品、『小説版プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花』が予約開始。

 『少女探偵ジュディ』みたいな、実際のメイン視聴者層とそう変わらない低学年女児くらいでも読めるように配慮された文章で書かれるのか、もう少し大人読者も視野に入れて普通のライトノベルみたいな感じになるのか、その辺りに興味があったり。

 あとは人称ですか。1人称で赤裸々な美翔さんやうららの本音が語られる! とかだったら面白いです。

小説   プリキュアオールスターズDX3   未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花