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 『スイートプリキュア♪設定資料集』が届きましたので、軽く感想など。
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 まず、加音町の背景資料は未掲載だったのが個人的に残念。そんなに量は期待してなかったんですが、数カットくらい入ってるかと思ったんですが。今までのもこんな感じだったんですかね(奏さんが作った黒ケーキの詳細資料とかは載ってるのに!)。『フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』の特装版の方に、桃園さんの部屋を延々と何カットも収録してる資料が特典映像として入ってるんですが、ああいうのはあのDVDだけだったのだろうか。通常二次創作とかしたい人は、背景資料は実映像を参考にしていくしかない感じなんですかね(あとは漫画版)。

 キュアビートの資料がもう収録されていたのはさすが。ビートさんの表情集が、プロの線画であんな感じやこんな感じに。目つきがわりと厳しいのが特徴です。まあ、ギターお姉さんですからね。しかもギターがロッド化。クラシック的世界観に突如現れたロックのみならず、パンク系かよ、みたいな。

 スイートの特徴の多段重ねフリルは、色を抜いて線画だけ見ると、構造が見えてこれなら描けるかもという錯覚を抱きます。だいたいここまでペン入れして、あとの質感は塗りの勝負なのかとしみじみしたり。

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 ハートキャッチの長峰監督が、ハートキャッチがMXTVで再放送されてるのに合わせて、制作裏話的なのを結構Twitterでツイートされているのが面白いです。

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 7話演出は小川氏。必殺技開発で有名。必殺技考えるのって超楽しいよね。会社のトイレの鏡で人知れずポーズをとったりするのですが、不意に人が入ってきた時の恥ずかしさは格別ですよ!必殺技の名前なんか考え過ぎて意味が分からなくなっちゃうとか。経験上、脊髄反射で出来た様なのがシャープな感じ。

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 面白いです。

 そして、数日前から長峰監督のTwitterアイコンがコッペ様に。

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 卵のアイコンだと偽長峯っぽいとスタジオの女の子に指摘されたので、横に居た馬越さんにさっき描いてもらって、色塗ってもらって、スキャンして、設定した。

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 しかしコッペ様なので、結構玄人な馬越ファンじゃないと馬越画だと分からない罠と、画集が発売される時の人がツイッターアイコン描いたりしてるのが、編集出版物とゲリラ的ネットメディアの境界を無効化しながらの絵の仕事がいよいよ普通になってきてるんだなと実感したり、色々感慨深かったのでした。

 タイムリー放映中は作り手が色々作品内容について語っちゃうのに野暮感が漂うのはまああると思うんですが、再放送の二週目辺りで、(Twitterに)辿り着いた人向けにこういう裏話トークを見せたりっていうのは、結構イイなと思ってみるのでした。

馬越嘉彦 東映アニメーションワークス
馬越嘉彦 東映アニメーションワークス