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 「すごいね相楽くん。数学全部終わってるんだ」(氷川いおな)

 ハピネスチャージプリキュア!第27話「悩めるひめ!プリキュアチーム解散の危機!?」の感想です。
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 今回の見所ベスト1。


第1位:続々々・恋愛


 神様が昔一人の人を愛して何やらバッドエンドに、今は役割がら全員に愛を向けないといけない……というのは、これまた『ドキドキ!プリキュア』から繋がってる感を感じた部分。

 全体的に『ハピネスチャージプリキュア!』は『ドキドキ!』の続きくらいの勢いで観てるのですが、たとえば、マナさんの全員に愛を配ろうとしてるがごとき「幸せの王子」、でもそれでは一人の人を愛せるのだろうか? みたいな話をやっぱり連想するのですよね。

 『ドキドキ!』だと中盤の山場で彼女が愛を配っていた「街の人達」が立ち上がってくれるので、マナさんが全部やらなくてもイイ、マナさんも一人の人に向かって走ったりしてイイ、俺達にも任せておけ、みたいな感じになったと思うのですが。マナさんと神様を重ねるのもアレですが、その文法でいくなら、『ハピネスチャージ』も、や、「街の人達」がプリキュアになったり、プリキュア以外の自身のジャンルで立ち上がるから、神様、一人の人愛していいよ……みたいな感じになるのかもですが。あるいは、その先まで見せてくれるのか?

 今話だと、ひめの誠司への恋が吊り橋効果扱いされたり、氷川さんがやっぱり恋愛禁止は正しいとか言い出したり、若干「恋愛でバッドエンドになった大人達」側にふれちゃった感じがするのですが、でもこれ、大人達(神様とかクイーンミラージュ様とかあるいはナマケルダさんとか)の恋愛バッドエンドを、子供達の恋愛トゥルーエンドで乗り越えるような作劇っぽいですからね。何かしら、今後も山場で子供サイドの恋愛要素は入るのだろうと。

 あと、ゆう子は本当、他のメンバーより一歩先にいる「先行者」としてのポジションなのだろうなと再確認。序盤の既にプリキュアになっていた! ネタもそうだし、キュアハニー集中期間の頃の敵側にもコミュニケーションのキューを出したり、ごはんを媒介に平和を狙ってたりはどうにも他のメンバーよりも「至って」いるし、次回予告の展開もそうだし、そして、今回の「恋愛」に関しても先行者ポジション。もはや、恋愛バッドエンドを経験済みなんだけど、神様とかほどこじらせてない点で、神様やクイーンミラージュ様よりも先行してるポジションの勢い。

 そして、公式サイトの次回あらすじ熱いですね。この謎の助っ人感、私ですか? 通りすがりのプリキュアですが? 感は、まさに『ハートキャッチプリキュア!』の精神。

→後期エンディングテーマ曲



 あと個人的に宣伝。AmazonさんのKindleストアで電子書籍出しました。「妹萌え×地域復興×バトル」な感じの小説ですが、思いっきりプリキュアシリーズの影響も受けています。

 特に、2011年と2012年に壊れた街を歩きながら着想・構想・執筆していた作品なので、『スイートプリキュア♪』と『スマイルプリキュア!』の影響が大きいです。本当、この辺りはスイートだし、この辺りはスマイルだなと気づく方は気づくと思います。

 8月12日、Kindleストアの「読み物」カテゴリ3位、「日本文学」カテゴリ94位感謝。

 AmazonさんのページからフリーでダウンロードできるiOSやAndroid用のKindleアプリでスマートフォンなどで読んで頂けますので、電子書籍に馴染みなかったという方も是非。

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妹の紋章
相羽裕司
2014-08-09


→前回:ハピネスチャージプリキュア!第26話「迷子のふたり!ひめと誠司の大冒険!」感想へ
→次回:ハピネスチャージプリキュア!第28話「ハワイ上陸!アロ〜ハプリキュア登場!」の感想へ
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