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 「みんなの夢を守ってみせる」(春野はるか)

 『Go!プリンセスプリキュア(公式サイト@朝日放送公式サイト@東映)』第6話「レッスンスタート!めざせグランプリンセス!」の感想です。
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 今回の見所ベスト1。


第1位:逆風


 『映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪(公式サイト:音注意)』の番宣オープニングだったこともありますが、はるか回でありつつ、はるかと歴代のプリキュアシリーズとの連続性も意識された一話。

 前作が十周年作品でシリーズとして一区切りとしても、やっぱりまだまだ連続性を演出してる箇所あるのですね。「子供の頃の原体験の絵本」である『花のプリンセス』は『スマイルプリキュア!』のみゆきさんにおける「ニコちゃんの絵本」を連想させますし、「子供の頃の夢を忘れない」という、幼はるかから中一はるかになっても「プリンセスになる」という夢が持続しているのは、『ハピネスチャージプリキュア!』の「子供の頃のイノセントな理想を厳しい大人世界に入っても持ち続けること」という主題を連想する感じです。

 そして、厳しいこのご時世。「夢」を口に出せば逆風が吹いてくる。第一話の夢を笑ってやるというクローズさん、第二話のみなみさんの取り巻き、第三話の如月さん、などなど。今話でも、学園の一般生徒からはみなみさんときららさんと比較され、ロックさんには「地味」と言われる。

 第一話冒頭が、幼少時に夢を同年代の男子に嘲笑われてはるかが涙する→涙のしずくが花に落ちる……という象徴シーンなのですよね。逆風の中涙することもあるけれど、それすら夢という花を咲かせるのには意味がある的な描写なのかと。

 今話時点ではかつても今も夢を肯定してくれたカナタ王子の存在もあり、はるかさん元気。今はつぼみでもいつか大輪咲かせようと前進。一般生徒やロックさんの評価とは真逆に、みなみさんときららさんのはるかの評価が激高なのも良い所でした。この二人もこの二人で、はるかの凄いところ私たちは知ってるんだもんね感でテンション上げてそう。

 そんな中で、次回は第一話冒頭の象徴シーンではるかの夢を嘲笑った男子と思われる藍原ゆうきくんが登場。逆風、まだまだ続くよ。

 番宣のオールスターズの編集映像は毎年コンセプトがあって凄いのですが、今回も凄い。

 日向さん→「花」繋がり。この先、はるかさんも「花」すら摘み取られ、吹き飛ばされ、倒れ伏すことがあっても、「まだ土が残ってるラピ」とタチアガレ。(『ふたりはプリキュアS☆S』第48話

 フレッシュ組→なんだか涙してる四人。はるかさんもこの先涙し、倒れ伏すかもしれないけれど、もう一度立ち上がってやり直そう。大丈夫、イース様なんか一度死んでるし。

 スマイル組→夢的なシーンから壁(クローズな場所の象徴)をぶち壊して現れる。はるかさんもこの先、メルヘン(夢)に守られてる時間が終わる時がくるかもしれないけれど、その時は自分がメルヘンを体現してタチアガレ。全体的に、はるかさんこの先大変だフラグ!

 夢原さん→だが、それでも夢は強い。夢原さんとはるかさんが出会うシーンは観たいぞ……。

 第一話も今話もはるかさんが「夢を守る」って言ってるのは熱いです。『ドキドキ』〜『ハピネスチャージ』のモチーフにあった「宝石を配って回った幸せの王子と立ち上がる街の人達」モチーフともまだ連続性があるとするなら、プリンセスは幸せの王子的な存在で、この夢とか口にしづらいふぁっきん世相の中で、また「夢に向かうために立ち上がる」が伝播していくのなら、確かにいつか世界を変えるのかもしれない。

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『ドキドキ!プリキュア』のマナ×六花二次創作SS

→前回:Go!プリンセスプリキュア第5話「3人でGO! 私たちプリンセスプリキュア!」感想へ
→次回:『映画プリキュアオールスターズ春のカーニバル♪』の感想へ
→次回:Go!プリンセスプリキュア第7話「テニスで再会!いじわるな男の子?!」の感想へ
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