「さっきの家と同じ匂いがする」(忠太郎)

 忠太郎しゃべったー!
 一瞬誰の台詞か理解できなくて、状況を把握するのに数瞬かかりました。把握した瞬間爆笑。そういうのアリなんだ。犬しゃべるのアリなんだ。

 飼い主のもとにモコは戻ってきたきたけど、ほのかのもとにキリヤは戻ってこないというしんみりした話でしたが、1話を通しての雰囲気はなぎさとほのかが目的(モコの飼い主を捜す)のために奔走するという行動的なもので、変に視聴者を落ち込ませなかったのが良かったと思います。昨日読んだ『武装錬金』@和月伸宏の作者コメントに、物語の冬になってしまう部分は短く、山を盛り上げ谷を狭くするのが少年誌の基本なんて話が載っていて、少女向けアニメも基本的にそうだろうと思ったんですが、ほのかの喪失感を描くなんていう物語の冬の部分を、完全に谷にしてしまわないで、ふたりの行動アリ、普通にバトルアリのエンタメ回にしたのはイイなーと思いました。それでいてラストのプリキュアダイアリーを通してなぎさから語られるほのかの泣いた話で、冬の部分はちゃんと伝わるという……今回の話は結構好きです。


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