「外に出たい、僕、外に出たいよ」(闇サイドの少年)

 日常話パートが好きでプリキュア観てる側面が強いんで僕的にはもう少しこのままでもイイんですが、いよいよ本筋のストーリーの方も動き出す模様です。次回予告でひかりと闇サイドの少年が出会うことが分かっているんで、今回はその前フリの話でした。
 過保護気味に館に保護されていた闇の少年と、小屋で莉奈に保護されていたぽんたの介をシンクロさせて、ぽんたの介が自然の世界へと出て行ったように、いよいよ闇の少年も外の世界へ。

 これ、闇の少年は闇サイドのひかり……というのが予想なんだけどどうなんだろうか。そこで、今まで沢山の人達と関わってきたひかりと、保護されて一人切りで遊んでいた少年とを対比させて描き、最後は光サイドと闇サイドの融和エンド。主軸の光−闇相補物語をまとめるにはコレしか思いつかないっス。いや、三期目があれば別だけど(笑)。

◇ウィシュンの志は何?

 真実、真実と連呼してたから「真実」かな?だとしたらひかり−闇の少年の出会いの重要回にかけてきたのは熱い。

◇今を大事にのテーマ

 ぽんたの介に想いを馳せながら、いずれ訪れるポルン達との別れに関して、なぎさが結論づけた「仲間達と共に今を精一杯生きる」という部分は、前作〜今作と描かれてきた、大仰なことよりも今の一瞬一瞬を大事に……というプリキュアのテーマを再び確認という感じです。前作ED、OPにも、

 「地球のため皆のため それもいいけど忘れちゃいけないことあるんじゃないの?」

 「普通のそれが日常 そして無くしたくない」


 「明日は明日の風吹く マジ意味わかんない 今しか出来ない宿題 ガンバらなくっちゃ!」

 と、今、普通、日常、そういうものを大事にしようというメッセージが込められております。


現在の人気blogランキングをCHECK!



前回の感想へ次回の感想へ