「スパークッ!!」(ブラック&ホワイト)

 マックスでかつスパークと、大変なことになってきたプリキュアMaxHeartです。
 やや早い第23話でのパワーアップアイテム登場は、平成仮面ライダー方式を採用して、1年間に2度パワーアップが行われるものと推測します。『555』/→アクセルフォーム→ブラスターフォーム、『ブレイド』/→ジャックフォーム→キングフォーム、『プリキュアMaxHeart』/プリキュア・スパークルブレス→???……という感じで。これは最近の1年物の子ども向けバトル番組では主流ですね。『ガンダムSEED』でも、→フリーダムガンダム→フリーダムガンダムwithミーティア……と二段階パワーアップしておりました。新商品を売るための戦略の意味合いが強いのでしょうが、観てる分にも普通に変化が刺激となって楽しいので、是非是非後半のマックスでスパークでビッグバンな新パワーアップアイテム&新必殺技に期待したいと思います。また、今回はシャイニールミナスがいるんで、『ブレイド』で橘さんもジャックフォームは貰えた感じで、ルミナスにもパワーアップがあるんじゃないでしょうか。新商品乱舞に期待したいと思います。

 ところで、ブレスはCMから「プリキュア・スパークルブレス」という名称で間違いないんですが、実際に必殺技の時のかけ声をなんと言ってるのかは、「spark!(火花、火花を散らす)」なのか、「sparkle!(きらめき、輝き、閃光)」なのか、微妙に聞き取れなかったです。個人的には「spark!」の方がマックスの第一段階からさらに第二段階の火花を散らすって感じで好みなんですが。

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 前半は知恵の書の記述を頼りにほのかが探偵役になって6本の柱が立つ場所を探すという、ドラクエかよ!みたいなRPGノリ。残念、クマ再登場はなかった。クマが重要なヒントを持ってくるとかだったらさらにRPGRPGして好みだったのに。「そう、もう一つの太陽とは、クマの瞳(ひとみ)のコトだったのよ!」「な、なんだってー!!」なMMRのキバヤシノリのほのか、みたいな。

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 後半は新アイテムお披露目のバトル編だったのであまり書くことがないんですが、「虹の園からパワーを貰う」という、「オラに元気を分けてくれ」な元気玉の原理を使うにあたって、虹の園の希望の象徴として一輪の花をしつこく記号的に描写していたのと、闘いが終わった後に守ったものの象徴として、滝にがかかる演出はステキだと思いました。

 滝の使い方は全体的に良かったですね。滝が逆流してバルデスが現れる所はオオッと思いましたよ。自然=虹の園の一部が破壊されて敵役が登場し、倒した後には破壊は修復されてそこに虹がかかるという。中々素敵な流れなんじゃないでしょうか。

◇映画第二弾発表

 「映画ふたりはプリキュアMaxHert2 雪空のともだち」のタイトルでクリスマスシーズンに公開とのこと。1シーズンに劇場版2本は『おジャ魔女どれみ』ですら成し遂げられなかった偉業じゃないでしょうか。商業価値がすごく高い番組です。分かりますけどね、コミューンのバカ売れをはじめ、今回のプリキュア・スパークルブレスも、あ、子ども達さっそく欲しがりそうだなぁと思いますもん。


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