「私には、ポルン、ルルン、なぎささんやほのかさん、そしてアカネさんがいる。あなたにとって、あの人達がそうなのね」(ひかり)

 「よくわかんない。でも、いつもそばにいてくれるよ」(少年)

 「そう、私達ってどこか似てるのね」(ひかり)

 この会話、さらに闇の波動なんだけど「妙な透明感」があるという伏線。これは、光と闇のメインストーリー、和解エンドが濃厚かな。サーキュラス達がただのワルモノではなく、少年にとってのひかりにおけるアカネさん達ポジションになってきました。
 ◇

 というか最終章泣ける。ひかりの物語、最初は自分が何者か分からなくてアイデンティティ探しから物語が始まったわけじゃないですか。そして、仲間との関係のうちに自分の居場所を見つけていったのが中盤。で、この最後にきて、クイーンが復活すればそうやって獲得してきたひかりというアイデンティティは無くなってしまうかもしれないという話ですよ。そして同じような不安を闇サイドでは闇の少年も同様に抱えていて、それゆえに優しく少年の手を取って、

 「心配いらない。私達は私達のままよ」(ひかり)

 と語りかけるひかり。そして、なぎさとほのかはひかり個人を探すことにするという。サブタイ「ひかりが消えた日 明日を探す日!」の「ひかり」が単純に光−闇の話での「光」と、九条ひかり個人としての「ひかり」の二重の意味を持ってるのが熱い。なぎさとほのかはハナから個人としてのひかりを探す気なわけで。最後、ひかりは光になって虹の園を照らし続けましたの悲哀エンドと、ひかり個人が戻ってきて大団円エンドと二通り予想できますが、断然大団円エンド希望。

◇次回サブタイ「無限の闇 永遠の光」

 ラスト3。最終話はアフターの日常パートに結構時間割くかもしれないので、既にメインパートはクライマックスど真ん中です。前作のラスト2の最後の変身&最終話の最後のレインボーストームがめちゃめちゃ良かったので、素直に期待。なぎさとほのかの最後の手繋ぎを是非見せて欲しいです。


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