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 「一人より二人の方が楽しいじゃない?」(咲)

 中盤の咲の台詞が単純に咲の明朗っぷりを表してただけじゃなくて、最後に舞が美術部入部を決意する動機として回収される伏線になってた構成は見事。
 全体としては仲良しさんになり始めた二人が春の風景を探すという、『枕草子』的な趣が漂う1話……
 帰結としては、「春はあけぼの」ならず、「春はキャベツ畑」を超えて「春はおばあちゃんの笑顔」。舞がキャベツ畑という自然そのものじゃなくて結局その自然の中に生きる人間を描いちゃったというのは深読みすると今後のテーマ的な伏線かも。いずれにせよ、舞が描く様々なモノが物語のキーになってくるパターンが多そうです。

◇今回のピコポイント

●美術部の竹内綾乃(漢字暫定)さん

 前シリーズのほのかにおける眼鏡ちゃんのポジションで舞の部活パートの友人キャラに収まる感じでしょうか。同じ美術繋がりでも無印の柏田真由のようにフェードアウトしてしまわないことを願います。

●美翔家は学者バカ家族

 舞の家族キャラの肉付けパート。「コイツら使えねー」状態の舞が面白かった。

●舞はキャベツ畑でお手伝い

 MaxHeart第27話「残った宿題片付けろ! 梨と嵐とザケンナー!!」を思い出した視聴者も多いはず。MaxHeartでは意図的に大人のお仕事に触れるなぎさ&ほのかという話が繰り返し用いられていたんですが、スプラッシュスターでも「お仕事」括りでお仕事矜持を子ども向け番組的に入れようとしてるのか、それとも「キャベツ畑」ということで今作のキーになってる「自然」を強く意識して畑仕事に触れるシーンを描いてたのかは今の所まだ不明。後者の場合、咲舞がお手伝いするのは自然絡みのお仕事が中心ということになります。漁業とか林業とか。なんか、番組終わる頃にはやけに二人とも筋肉がついてそうなセレクトです。

「何!?つっこまれるとは!!」

 「カレッチと呼んでくれ」の頃から怪しかったですが、カレハーンはギャグ要因もこなすのが確定的に。

●今週のバトル

 一回ピンチになった後、それをパワーで押し返してすぐさまツインストリームスプラッシュという簡単構成。バトル短めは日常パート好きの大人視聴者からすると嬉しいんですが、やっぱり子ども視聴者はバトルシーン好きで見てるという側面も確かにあります(プリキュアショーでは「早く変身してー」と声がかかるとか)。やっぱりある程度子ども向け番組として流行って欲しいという願望もあるんで、バトルも子どもが喜びそうな要素をドンドン追求していって欲しいです。今回はイーグレットが回転かかと落としやってた辺りが個人的にツボでしたが、それだと前シリーズと同じ肉弾戦目当ての視聴になっちゃうんですよね。やっぱりオープニングで出てるブルームの光弾とイーグレットの風の刃登場でどう変わるか当たりがポイントかなぁ。

◇次回第05話サブタイ「健太どうする!?咲と素敵なお兄さん!」

 テレビ朝日公式サイトの次回予告より、健太と舞のお兄さんを絡めての咲の恋話開始回の模様。前シリーズのなぎさは藤P一択だったのに対して、今回はちょっと揺れますか。この時間帯の恋話の特徴としてばっちり告白して成就というところまでは描かれないと思うんですが、お兄さんか健太か、どっちが優勢か……くらいまでは描いてくれるかもしれません。楽しみ楽しみ。今話のフラッピの「春は恋の始まり」の台詞や、咲が舞のお兄さんのことを面白がるシーンなんかが地味に次回への伏線になってました。お兄さん話楽しみ楽しみ。今話でちらりと出てきた舞の私室が舞台になるのも楽しみ楽しみ。

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