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 声優さんトピックとペアで楽しいドラマCD版『マリア様がみてる』。残念ながらこの1巻には声優さんたちによるおまけの音声パートはついてないんですが、その分同梱されてる「マリア様がみてる 桃組通信」なるブックレットで収録風景などの声優さんトピックが味わえます。CDドラマ本編も、アニメ版よりも原作に忠実に量の多いテキストを声優さん達がこなしてるといった感じでボリュームたっぷりです。
 ドラマCD版『マリア様がみてる1』は原作1巻にあたる『マリア様がみてる』冒頭から、体育館でのダンス練習の翌日に祐巳がクラスメイトに山百合会との関係や祥子さまとの関係を問いつめられるシーンまで。いい感じの所で終わってしまってるんで、「1」、「2」と分けて販売しないで一組で販売してよって感じなんですが(実際この後の『黄薔薇革命』以降の続刊は2枚組でセット販売のパターンが多い)、2つに分けられてると、「2」の方のパッケージイラストはひびき令音先生のオリジナルイラストが拝めるという利点も(2枚組セットだと、パッケージイラストは原作表紙の使い回しのみ)。これまでだと、ドラマCD版『マリア様がみてる 2』と、『マリア様がみてる いとしき歳月2』のパッケージにオリジナルイラストが使われております。オリジナルイラストはホワホワっホワホワっな感じなんでこれだけでジャケ買いしてしまいそうな勢いです。

 話を本編に戻すと、ドラマCDの方は音声による補強があるので、原作の文章だけでは表現しきれなかったあたりも色々と表現されてるのが魅力です。「ごきげんよう」から始まる有名な冒頭の述懐も(ここも少しドラマCDオリジナルになっておりますが)、同時にバスの音とか、生徒達の雑踏の音なんかが挿入されるのが、ああ、音声媒体ならではでいいなという感じです。

 あとは声優さんの演技は言わずもがな。そんなに声優さんに詳しいわけではないんで相対評価なんかはできないんですが、皆、熱演、好演ですよ。特に「桃組通信」に「本当に涙を流しながら演技してた」と書かれていた、ラストの祐巳が問いつめられるシーンの植田佳奈さんの演技は素晴らし過ぎ。祐巳の台詞も原作のシーンにプラスアルファしてあり、情感たっぷりの仕上がりになっております。おお!祐巳こんな気持ちだったのか!と改めて思ってしまいましたよ。

 とりあえずこんな所で。続刊も視聴しだい感想書いていきまーす。

ドラマCDシリーズ 「マリア様がみてる」

→ドラマCDシリーズ「マリア様がみてる いとしき歳月 2」の聖祐巳のオリジナル表紙は素敵
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