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 「やってきたぜ!セニョリータッ!」(モエルンバ)

 し、しまった。無印第08話を意識したと思われるイイ話だったのに、ノリでモエルンバ登場台詞を引用台詞に選んでしまった!
 スプラッシュスターの敵幹部はバカで好きです。
 ◇

 咲実の姉妹話に咲舞の不和と仲直りの話と、僕が待っていた話がダブルできたばかりか、モエルンバ初登場回までかねてるというヒジョーに密度の濃い1話。とりあえず現行の僕的スプラッシュスターベストエピソードかな。

・双方にとって大事な第三者(無印の時は藤P、今回は実)をきっかけに二人が不和状態に
・学校では気まずくすれ違ったまま
・バトル時の本音トークが仲直りのきっかけに

 といった要素がとても無印第08話に似ており、同じ第08話ということもあり、ハナから意識して作られた、オマージュとまではいかずとも旧作に捧げます的なスピリットで作られた1話の可能性はありそうです。

 無印第08話が素晴らしかったのは言うまでもないんですが、今回それとは違う点で良かったのは、二人の不和がバトル時まで響いてきて、その昇華がうまくバトル中にツインストリームスプラッシュを出すクライマックスとシンクロした点。二人の気持ちがそろってないがゆえに精霊の光が使えずに苦戦。バトル時の本音トークを経て、実を庇う咲を見て、もともと同じ妹として実にエンパシー、姉としての咲のあり方に一考え持ってた舞が気持ちを昇華、仲直りを果たした二人の気持ちにシンクロして精霊の光が復活という流れはバトルのタメと解放に上手く二人のメンタル面が絡んでいて爽快感がありました。仲直りにはバトル後のプリキュアダイアリーが作用した無印第08話も勿論ステキ過ぎたんですが、バトル中に気持ちに決着をつけちゃう今回もバトルのノリにキレがあって良し。子ども視聴者が好きなバトルシーンに全部まとめちゃった点で、やっぱり今作はより子ども視聴者優遇という感じです。ラストの咲と実の似顔絵を舞が描くというシーンも、姉妹ホワホワと咲舞ホワホワが両方あってお腹いっぱいという感じでした。良い意味でいつだってユートピアチックに着地する番組です。

◇今回のピコポイント

●よかろう!

 前回の「絶好調!」が姉妹間でマイナー文化化してる感じといい、この武士言葉も日向家のマイナー文化という感じが。「ナリ」だけじゃなく、これをきっかけに武士言葉シリーズが始まりそうです。「無念!」とかありそう。

●夕日演出が綺麗

 夕日に「すれ違い」の記号を付して演出するのはわりと一般的なのかも。とにかく自然物の描写に気合いを感じる作品です。Bパートの夕日に照らされた町のシーンは全部なんかしみじみとして良かった。

●モエルンバ

 「枯らす」カレハーンに「燃やす」モエルンバと、とりあえず自然物を滅ぼす機能をもったヤツが敵幹部でやってくるということになりそう。あと、基本的にコメディなヤツがやってくることになりそう。セニョリータて。またこういう人かよ!と突っ込ませた登場シーンは見事。

●行くぜ!セニョリータコス!

 これは必殺技と考えていいんだろうか。初の必殺技付敵キャラだとしたら歓迎。アクション、技名ともにバカっぽい所も歓迎です。

◇次回第09話サブタイ「朗読会を邪魔しちゃダメ!」

 自然がキーな関係で外が舞台の話が多かったゆえに、朗読会という久々にインドアで展開されそうな話は面白そう。インドア関係、外での写生だけじゃなく、舞のインドアでの美術部人間関係話にもそのうち期待。

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