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 「お兄ちゃん!」(美翔舞)

   キントレスキーに当て身で気絶させられる和也兄さん…キターーー(>▽<)←(喜ぶポイントが違う)。
 アバンで「キックの基本は足の甲」とキントレスキーからアドバイスされる和也兄さんの絵を見た時は、ま、まさかキントレスキーと和也兄さんの友情構築物語が始まるのか!と一瞬思ったんですが、全然違いました。「足の甲でキック」とか、全然和也兄さんの悩みに対するアドバイスになってないし。むしろ、和也兄さんの悩みを知ろうと他者の内面に相手の立場から思いを馳せる咲に対して、自分の価値観(筋トレ大好き)の世界でのみしか相手の憂鬱を想像してやれないキントレスキーといった感じで、今話のクライマックスの価値観の押しつけVS多様性の肯定を暗示させるアバンだったのでは?と深読みしたくなるほどです。でもまあ、邪魔だからといっても当て身で済ませてくれるあたり、まだ優しいですよ、キントレスキーは。これまでの敵幹部も、滅びの理屈とか語るわりには、緑の郷の一般人をむやみに手にかけたりはしないなど、わりかし優しいテイストがプリキュアス タイルです。

 ◇

 というわけで、第21話「夜空に輝け!星の光の仲間たち」に通じる、「多様性の肯定」という前シリーズから続くプリキュアのテーマが色濃く詰まったお話です。色々な星座が、月が、太陽が、それぞれ多様にあっていいと語られた第21話のように、お月見にかざるものも、パンでも、サンマでも、多様にあっていい……という価値観の多様性の肯定。それに対して、「信念」などという言葉を使って自分の価値観を押しつけてくるキントレスキーという構図。価値観の押しつけVS多様性の肯定、プリキュアでは後者が是。前シリーズではそういった多様さを、それこそ十人十色の言葉通りに色に象徴させてそれらが多様に混じり合う虹色が作中是のシンボルとして使われてましたが、今作ではそれを星になぞらえて使ってます。色んな星々があっていい。だから、番組タイトルにスターが入ってる。そんな意味での、美翔家の天文施設装備設定。星々バンザイ。

 ◇

 ストーリーとしては、和也兄さんの悩みはなんなんだろう?という謎で引っ張るお話だったんですが、アバンのキントレスキーとのバカシーンもあって、てっきり実は大した悩みじゃないバカオチかと思って見てたんですが、意外と普通に悩んでました。実は様々な意見が出てくるとまとめるのが大変と悩んでいた和也兄さん。その悩みを咲が序盤の多様なお供えの話を使って、様々な意見が出るのはむしろいいこととポジティブに裏返して作品のテーマに繋げる構成は普通に痺れました。しかも、もしや和也兄さん→咲感情のステップアップイベントも兼ねてる!?34話でようやっとこれかいという状態なんで、やっぱり今年もガチの告白イベントとか、ましてやカップル成立とかは無いんだろうなーと思いつつ、藤P→なぎさもこんなに分かりやすく女の子側を意識するイベントは無かった気がするので、続報に期待です。咲は和也兄さんと結婚して舞に「お姉ちゃん」と呼ばれるのが言いと思うよ。

◇今週のピコポイント

・和也兄さんが牛乳を飲んでる理由

 ついに判明。ここが今週のハイライトです。「骨を丈夫にするため」と、いたって普通なのが熱いです。フィーリア王女の謎など、肝心な所の謎はまだまだ明かされないまま、どうでもいい謎の答えが解禁。牛乳は、普通に体にいいんで皆適量飲むのがイイと思います。

◇次回第35話サブタイ「いざ決勝!ファイトだ凪中ソフト部!」

 「決勝」ってことは部活話最終章でしょうか。なぎさのラクロス話の最後ってこんな早かったっけ?試合中に敵幹部に邪魔されるというお約束展開も見越して期待です。咲、金属バットで殴ってやるのがイイと思うよ>キントレスキーを。

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