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 「美味しい!」(佐倉蜜柑)

 何かどうしても欲しいもののためにお金を稼ぐ話というのは好き。学生時代の文化祭ノリで、稼いだ金額という結果よりも、皆と協力してワイワイ頑張った過程の方が楽しかったという着地も子供らしくていいです。
 棗が思わずちょっとだけ手を貸すっていうか寸劇に参加しちゃうんだよね。スミレなんかも口ではともかく、仲間達でワイワイやる楽しさに感化されてツンツンしながらもお金払っちゃう。ドッジボールの話からこの赤ずきんの話にかけて、当初の物語だった転校生で特能系という異端者の蜜柑がクラスにとけ込めるかというお話はだいぶまとまってきました。何か絶望したり諦観したりしてるふしがある棗も、最初は差別発言してたすみれも、蜜柑の天性の明朗さ、元気さに巻き込まれて蜜柑との距離を縮めていってしまうという流れが非常に心地よいです。そんなワケで楽しかった過程のお礼にと蜜柑が棗に最後のホワロンを届けるラストシーンは素晴らしい。小学生の恋愛って、こんな感じだよなぁ。

◇今週のピコポイント

・聖陽一くん登場

 棗がホワホワ空間を作ってしまう可愛い男の子登場。棗は同じ危険能力系という点で自分を重ねてるだけなのか、それとも何か棗−聖くん間の関係が何か物語のキーになるのか、今の所不明。

・蟹みそを食す蛍

 なんか面白かった。こういう、そのキャラが食べてるもの一つでキャラクター性を描写する技というのは尊敬してしまうものがあります。

・とりあえずジャイアントピヨ

 学園からセントラルタウンに場面が切り替わる部分があったんですが、ジャイアントピヨを出して強引に場面転換してたのがウケました。これで、困ったら、ジャイアントピヨだせば場面転換できるじゃん!

 ◇

 全体的に「お小遣い」という子供について回る重要問題を扱ったコメディな話で満足。成績に応じてお小遣い額も決まるという現実を投影したようなシビアな出だしから、そういうルールを受け入れるしかないという子供の現実を打ち破って自分達で稼ぐという行動に移す蜜柑のアクティブさに惚れた1話でした。

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