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蜜柑髪下ろしVerの可愛さをもはや言語化できない流架ぴょん。「可愛い」の一言が言えない、甘酸っぱい小学生の恋愛模様。すげー。小学生の恋話を描いたお話としては最高レベルじゃなかろうか。心情描写もさることながら、構成が素晴らしい。
冒頭の星空を眺める棗と流架のシーンから全て仕込みは始まってて、全ては親友同士なのに蜜柑を好きになってしまった……けどお互い言語化まではできないという微妙で甘酸っぱい小学生の恋話のお話でした。
もう、このね、「可愛い」と素直に言えない流架ぴょんは親友の棗のこともあるし、棗は棗で「稽古してるのか?」とか、流架と蜜柑が二人きりになってることに嫉妬フラグビンビンなんだけど、素直になれないから猫役を引き受けるのが精一杯のアピールだったり、そんな流架と棗の気持ちに、蜜柑の親友である蛍は気付いていて……と、この構図が甘酸っぱさ全開で悶えたくなります。蛍がいいよ蛍。棗の「稽古してるのか?」のあとに「フ」と「素直じゃないわね」的に笑みを浮かべる一コマとかがいいです。
そんな甘酸っぱさ全開の仕込みの中、クライマックスでは蜜柑と流架ぴょんがあわやキスシーン……というところでついに行動を起こしてしまう(リンゴを投げて邪魔する)棗……という所で、蜜柑の親友であり、棗の気持ちも流架の気持ちも両方知ってる蛍が、特に棗のプライドを守るためにブレーカーを落とすというのが凄かった。三者三様の交錯する恋心をこのワンシーンでここまで表現しきるとはもう、拍手喝采で悶えながら視聴するしかないです。
◇
◇今週のピコポイント
・体育館の窓からのぞき込んで演劇を見に来てるジャイアント・ピヨちゃん
可愛かった。「ピヨちゃんまで!」とか、蜜柑、わりと素のリアクションでしたが、もっと驚いていいと思います。大きいから、ピヨちゃんは。
・ユリちゃん
女性限定のフェロモンのアリス。そんなあからさまな名前つけんでも。野乃子ちゃんにアンナちゃんにという主要女の子お友達キャラまでメロメロになってたのが可愛かった。その後はあわや鳴海先生と流架ぴょんのキスシーン……なんて場面もあり、百合にボーイズラブにと、今回の学園アリスは何でもありです。
・棗の「にゃあ」
「ぶっちゃけ蜜柑のこと気になってるんだけど、流架のやつも気にしてるみたいだし、だけど流架は俺の親友……つーか今井の態度どーよ、っていうか蜜柑本人が無自覚なのはどーなのよ?」みたいないっぱいの気持ちが集約された「にゃあ」でした。素直になれない男の子の精一杯の表現として「にゃあ」の一撃を持ってきたのは上手いです。恋話、蜜柑を取り巻く連中の想いは十分に今回で伝わったので、あとは蜜柑本人の気持ちがどう動いていくかだよなぁ。
◇
→棗ベクトルでこの甘酸っぱい恋愛劇に組み込まれるのもアリなはずのスミレが、出てくるたびにロックな音楽がかかってギャグ要因と化してるのが面白かったです。僕、そんなスミレが大好きだけど。
→DVDはもう全部出てます
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→原作は『花とゆめ』


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