いよいよ来週から放映開始の５人組の新プリキュア『Ｙｅｓ！プリキュア５』。今回は視聴意欲を高める感じで、公式サイトなどで明かされてるプレ情報を元にした雑感を少々。
◇
一番のオフィシャル情報源は公式のこの制作発表記者会見の記事ですが、亀田雅之プロデューサー（ＡＢＣ）の「いままで２人の女の子が友情をテーマにやってきたが、今回５人になっても友情というテーマは引き続き描いていきたい。さらにもう１つのテーマとして夢、ドリームを大きなテーマにしていく。夢を与えるのがテレビの仕事。その原点に立ち返りたい。」という部分に要注目したいですね。
二人の友情（シリーズを重ねるにつれて、三人、四人の友情）はずっとテーマだったわけですが、スプラッシュスターなんかでは、それにプラスして「自然の大切さ」や「家族の大切さ」なんてテーマが一つ物語の縦軸にあったわけですよ。そんな今作の縦軸のテーマが、「夢」。主人公の名前が「夢原のぞみ」なんて辺りからもビンビンこの「ドリームがテーマ」というのは伝わってきますね。プリキュアシリーズは、スプラッシュスターの花鳥風月四人組をはじめ、登場人物の名前に大きな意味を持たせてるので（スプラッシュスターだったら、花鳥風月の名前の四人＝花鳥風月は自然の美しさを称える四字熟語＝自然の大切さがテーマ）、ここで「夢」が名前に入るのぞみが主人公というのは大きいです。また「のぞみ」は当然「望み」をかけてるのでしょうから、とにかく「ドリームドリーム！」を前面に押し出しています。
これが、ある意味新鮮な部分なんですよね。これまでのプリキュアシリーズでは、MaxHeartになぎさが将来のことを考えてしまって悩む話（第26話「負けるななぎさ！みんな悩んで大きくなった！」）なんかはあったりもしたんですが、どちらかというと、「今を大事に、ありのままを大事に、それが将来にも繋がっていく」みたいな感じで、明確に夢やビジョンを主要登場人物達が持つのは描かれてこなかったのですよ（ほのかは研究者になりたがってたけど、これも話の本筋とは絡まないレベルの話）、ここが、ラストでは５人＋ハナちゃん全員が明確に自分の意志でそれぞれの夢を追ってそれぞれの道に歩み出すまでが描かれた『おジャ魔女どれみ』シリーズとは異なる部分です。
されど子供番組ですからね、夢を歌ってなんぼの側面がそもそもあります。同じく子供層に支持が高い『ONE PIECE』ばりに、夢をテーマに「人の夢は終わらねェ！！！（←『ONE PIECE』の見開きの一シーン）」とシャウトするような作品を作ってくれていいんじゃないでしょうか、これは楽しみです。
あとは、発表されてる主要５人のキャラ語りー↓
●夢原のぞみ（CV：三瓶由布子さん）
５人制としながら、主人公を一人あげるならこの娘という一番の主要登場人物。この娘の夢の獲得が一つ大きな物語の目標になっていく感じです。王道の明朗元気娘。公式サイトにある「他のメンバーに支えられながらプリキュアのリーダーとなっていく」からも独力志向じゃなくて、プリキュアスピリットたる仲間パワーの体現キャラになっていくような予感です。
●夏木りん（CV：竹内順子さん）
名前のまんま「凛」というイメージの主人公の親友ポジションの少女。同じく公式サイトの「のぞみにツッコミを入れる係」との記述から、王道の主人公はボケの方がウケる＆親友はツッコミポジションというタッグを形成。男勝りで情熱的、そして「乙女チックな一面もある」とギャップ属性まで完備。こいつはハイスペックなキャラです。変身後のビジュアルは一番バトルヒロインって感じ。赤がイメージカラーみたいなんで、そのうちファイヤーとか出して戦って欲しい感じです。
●春日野うらら（CV:伊勢茉莉也さん）
「はじけるレモンの香り」というそれは二つ名なのか？という疑問で話題騒然の、文字通り「はじけた」感じの髪型の１年生少女。とみせかけて、変身前は結構落ち着いたビジュアルをしており（主に髪型）、芸能活動をこなしてるがゆえに思考は大人っぽいというこれまたギャップキャラ。芸能活動という形で既に「夢」をある種体現してる存在として、のぞみとどう関わっていくのかに期待です。
●秋元こまち（CV：永野愛さん）
のんびり屋で読書家で作家志望と、これまた文系視聴者のハートを鷲づかみの年上少女。こちらも作家志望ということで、のぞみとの夢問答に期待できそうです。一家に一台欲しい癒し系キャラ……という感じですが、公式サイトの「怒らせると一番恐い」の一文から、これまたギャップキャラというか、ブチキレキャラを設定されております。初ブチキレに今から期待です。臓物をブチ撒けます。
●水無月かれん（CV：前田愛さん）
生徒会長で頭脳明晰でお金持ちという、これまた万能委員長タイプがここで来ました。されど同じく公式サイトの「感情を表に出さず、弱みを人に見せないタイプ」という一文から、今からそんな彼女が「弱さ」を見せる瞬間が待ち望まれます。一番去年流行った所のツンデレと形容するのがふさわしい感じ？別にツンツンはしてないかもしれないけれど、孤高なあなたが誰かにだけ見せる弱さ顔をデレモードと広義で規定できそうです。年上キャラにして、こまちと親友。そちらの友情パートにも期待です。
◇
なんか、のぞみとりんは親友で、こまちとかれんも親友って、うららだけ友だちいないんじゃないか、というか変身後の髪型がエキセントリック過ぎて避けられてるんじゃないかなんて想像が飛び交いますが、色々と、年齢ばらけの５人組で、先輩後輩語り、同学年語りを経ての、多段道友情構築劇に期待いたしますよ。いよいよ来週から放映スタートです。楽しみに待ちます。
Yes!プリキュア5 OP&EDテーマ
現在の人気blogランキングをＣＨＥＣＫ！
→第01話「希望のプリキュア誕生！」の感想へ
→ふたりはプリキュアスプラッシュスター最終回の感想へ
→Ｙｅｓ！プリキュア５感想のインデックスへ
一番のオフィシャル情報源は公式のこの制作発表記者会見の記事ですが、亀田雅之プロデューサー（ＡＢＣ）の「いままで２人の女の子が友情をテーマにやってきたが、今回５人になっても友情というテーマは引き続き描いていきたい。さらにもう１つのテーマとして夢、ドリームを大きなテーマにしていく。夢を与えるのがテレビの仕事。その原点に立ち返りたい。」という部分に要注目したいですね。
二人の友情（シリーズを重ねるにつれて、三人、四人の友情）はずっとテーマだったわけですが、スプラッシュスターなんかでは、それにプラスして「自然の大切さ」や「家族の大切さ」なんてテーマが一つ物語の縦軸にあったわけですよ。そんな今作の縦軸のテーマが、「夢」。主人公の名前が「夢原のぞみ」なんて辺りからもビンビンこの「ドリームがテーマ」というのは伝わってきますね。プリキュアシリーズは、スプラッシュスターの花鳥風月四人組をはじめ、登場人物の名前に大きな意味を持たせてるので（スプラッシュスターだったら、花鳥風月の名前の四人＝花鳥風月は自然の美しさを称える四字熟語＝自然の大切さがテーマ）、ここで「夢」が名前に入るのぞみが主人公というのは大きいです。また「のぞみ」は当然「望み」をかけてるのでしょうから、とにかく「ドリームドリーム！」を前面に押し出しています。
これが、ある意味新鮮な部分なんですよね。これまでのプリキュアシリーズでは、MaxHeartになぎさが将来のことを考えてしまって悩む話（第26話「負けるななぎさ！みんな悩んで大きくなった！」）なんかはあったりもしたんですが、どちらかというと、「今を大事に、ありのままを大事に、それが将来にも繋がっていく」みたいな感じで、明確に夢やビジョンを主要登場人物達が持つのは描かれてこなかったのですよ（ほのかは研究者になりたがってたけど、これも話の本筋とは絡まないレベルの話）、ここが、ラストでは５人＋ハナちゃん全員が明確に自分の意志でそれぞれの夢を追ってそれぞれの道に歩み出すまでが描かれた『おジャ魔女どれみ』シリーズとは異なる部分です。
されど子供番組ですからね、夢を歌ってなんぼの側面がそもそもあります。同じく子供層に支持が高い『ONE PIECE』ばりに、夢をテーマに「人の夢は終わらねェ！！！（←『ONE PIECE』の見開きの一シーン）」とシャウトするような作品を作ってくれていいんじゃないでしょうか、これは楽しみです。
あとは、発表されてる主要５人のキャラ語りー↓
●夢原のぞみ（CV：三瓶由布子さん）
５人制としながら、主人公を一人あげるならこの娘という一番の主要登場人物。この娘の夢の獲得が一つ大きな物語の目標になっていく感じです。王道の明朗元気娘。公式サイトにある「他のメンバーに支えられながらプリキュアのリーダーとなっていく」からも独力志向じゃなくて、プリキュアスピリットたる仲間パワーの体現キャラになっていくような予感です。
●夏木りん（CV：竹内順子さん）
名前のまんま「凛」というイメージの主人公の親友ポジションの少女。同じく公式サイトの「のぞみにツッコミを入れる係」との記述から、王道の主人公はボケの方がウケる＆親友はツッコミポジションというタッグを形成。男勝りで情熱的、そして「乙女チックな一面もある」とギャップ属性まで完備。こいつはハイスペックなキャラです。変身後のビジュアルは一番バトルヒロインって感じ。赤がイメージカラーみたいなんで、そのうちファイヤーとか出して戦って欲しい感じです。
●春日野うらら（CV:伊勢茉莉也さん）
「はじけるレモンの香り」というそれは二つ名なのか？という疑問で話題騒然の、文字通り「はじけた」感じの髪型の１年生少女。とみせかけて、変身前は結構落ち着いたビジュアルをしており（主に髪型）、芸能活動をこなしてるがゆえに思考は大人っぽいというこれまたギャップキャラ。芸能活動という形で既に「夢」をある種体現してる存在として、のぞみとどう関わっていくのかに期待です。
●秋元こまち（CV：永野愛さん）
のんびり屋で読書家で作家志望と、これまた文系視聴者のハートを鷲づかみの年上少女。こちらも作家志望ということで、のぞみとの夢問答に期待できそうです。一家に一台欲しい癒し系キャラ……という感じですが、公式サイトの「怒らせると一番恐い」の一文から、これまたギャップキャラというか、ブチキレキャラを設定されております。初ブチキレに今から期待です。臓物をブチ撒けます。
●水無月かれん（CV：前田愛さん）
生徒会長で頭脳明晰でお金持ちという、これまた万能委員長タイプがここで来ました。されど同じく公式サイトの「感情を表に出さず、弱みを人に見せないタイプ」という一文から、今からそんな彼女が「弱さ」を見せる瞬間が待ち望まれます。一番去年流行った所のツンデレと形容するのがふさわしい感じ？別にツンツンはしてないかもしれないけれど、孤高なあなたが誰かにだけ見せる弱さ顔をデレモードと広義で規定できそうです。年上キャラにして、こまちと親友。そちらの友情パートにも期待です。
◇
なんか、のぞみとりんは親友で、こまちとかれんも親友って、うららだけ友だちいないんじゃないか、というか変身後の髪型がエキセントリック過ぎて避けられてるんじゃないかなんて想像が飛び交いますが、色々と、年齢ばらけの５人組で、先輩後輩語り、同学年語りを経ての、多段道友情構築劇に期待いたしますよ。いよいよ来週から放映スタートです。楽しみに待ちます。
Yes!プリキュア5 OP&EDテーマ
現在の人気blogランキングをＣＨＥＣＫ！
→第01話「希望のプリキュア誕生！」の感想へ
→ふたりはプリキュアスプラッシュスター最終回の感想へ
→Ｙｅｓ！プリキュア５感想のインデックスへ
自分もここが楽しみです。「おジャ魔女」も（ハナちゃん除けば）5人組だったけど、同学年だったから先輩後輩って言う要素は殆ど無かったので。なぎさ＆ほのかが部長になっていろいろ苦労した話が結構好きなので、この方面の話には期待大です。
>変身後の髪型がエキセントリック過ぎて
形もそうなんですが、あれじゃ歩いた時にバネみたく揺れまくるんじゃないの？と自分は要らん心配をしております（何
あと、竹内順子さんの女の子声にも興味津々です。今週バッタで駄洒落を披露してた人が、来週はヒロイン、ってのも何か凄い…。どんな演技をしてくれるのかなあ。