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 「実は一つお仕事が決まったので、体力をつけようと思いまして」(春日野うらら)

 『酔拳』とかの中でジャッキー・チェンが食べまくってたのを思い出した今日この頃、今回は……
 ◇

 ……今回は我らが黄色、春日野うららちゃんがメインのエピソードということで、冒頭からドラゴンボールの悟空とか、そういうレベルでのガン食いをしている我らが春日野うららちゃんの風景から始まります。遊園地のステージで司会をすることに決まったうらら。おんぷちゃんの再来?なんていう期待はとうに視聴者の胸から消え、同業の『きらりん☆レボリューション』の月島きらりさんにも押され気味。だけど『金持ち父さん』シリーズのロバート・キヨサキ氏も言っていました。これからの時代、優れた投資家は既に大ヒットして肥大化してる対象よりも、自宅のガレージで虎視眈々と新テクノロジーを開発してるような地下室産業的な対象に投資するのだと。僕ら大人視聴者は優れた投資家です。この娘は来る。今はまだ、地下室でその存在に磨きをかけている段階なのです。僕の甥っ子(4歳)も(髪がぐるんぐるんするので)うららが一番好きと言っていました。本日のステージ司会から、我らがうららの逆襲劇が始まるのです。

 「子供達のハートをゲットしちゃうぞ?」(春日野うらら)

 カメラ目線で決めてくれます。大丈夫、(一部の)大人達のハートもゲットしてるから!

 ◇

 というわけでAパート。冒頭はうららのマネージャーさん、鷲雄浩太さんが登場。本日の準備として取り出したるは、交通安全、学力向上、安産祈願、もろもろのお守り群。

 「お守り、お守り、山盛り」(鷲雄浩太さん)

 ダメだ。orz

 芸能活動もチーム戦。これはさい先不安です。プリキュア5は逃避気味で夢見がちなネガティブな夢から、現実を飲み込んだ本当のドリームに夢を昇華していくお話。第10話でナッツがコンテンツ主義という儚い夢から営業も大事という現実を飲み込んだように、うららもこのままじゃ売れないという現実を飲み込んで、いつアンダー15送りにされてあられもない姿を披露するハメになるのかとか、そんな想像が一瞬脳裏を過ぎります。そ、そんな絵は、ネット上の同人イラストだけで十分だから!

 そんな鷲雄さんを前に、間違っても「使えねー」などとは口走らず、困った微笑みを浮かべるうららがとっても可愛いい。増子美香さんも、そういう微妙な微笑みショットを撮らなきゃ。タイトルは、「営業スマイル以前」。

 そんなこんなで突如登場した、レギュラーキャラを獲得した増子美香さんと鷲雄さんが意気投合。目指すはハリウッド!とドリームを加速させます。まずはセルフイメージの強化から。目指せハリウッド!

 ◇

 「こんにちは、僕はケロケロ」

 「僕はモウモウくん」

 「僕はトラオ

 「3人合わせて、仲良しトリオー」

 まあ、ハリウッドとか、そういうのは置いておいて、取りあえずは謎の着ぐるみ軍団に囲まれる我らがうららちゃん。トラオだけ鳴き声じゃないじゃん!とか、3人で仲良しトリオならば、主役のウサコとは仲良しじゃない?果たしてコイツらとウサコの関係は?とか、視聴者が『森の動物ショー』なる作品の設定に疑問を持ちかけた所で、なんと大変、主役のウサコ役の中の人が急病で来られないという急展開に。

 子供相手には「中の人などいません!」と通してきた、これまでの大人達の努力を一瞬で水泡に帰してしまう、「中の人などいます」宣言。それを日曜朝の少女枠という、子供視聴者目白押しの時間帯で公言してしまうという、その漢気。今年のプリキュアのテーマは「夢と現実」。こんな所でも現実を突きつけます。良い子の皆、君達プリキュア5ショーなんかで喜んでるけど、あの着ぐるみの中にはちゃんと中の人がいるんだからね?

 そんな難問を前に、なんと、我らが夢原のぞみさんが代役を買って出るという暴挙展開に。意外や意外、こまち先輩も、水無月先輩も、しまいには夏木さんまで、その案に賛成して協力を申し出ます。皆、第10話「腹ぺこナッツを救え!」 で、うららの売れてないっぷりは知っていたから、ここは一致団結です。売れないアイドル設定は結構斬新だけど、行きすぎたらプリキュア全体のイメージに関わるわ!

 「よーし、ウサギ役、気合い入れてやるぞー、けってーい!」(夢原のぞみ)

 ◇

 まあ気合いで何とかならないのが世の常なワケで、夢原ウサコ、歩行からして難点が。本日7時半からやってた「がっちりマンデー」に出てきたホンダのアシモに負けてます。「とほほー」と言う監督に、知性の水無月先輩も笑って誤魔化すしかないのが面白かった。そんなこんなでBパートへ。

 ◇

 Bパートは出オチで笑いを取る夢原さんの芸人スペックをかいま見つつも、舞台上にギリンマさんとコワイナーが乱入して大変なことに。こんな公衆の面前で変身するわけには行きません。何らかの作戦が必要です。ここは、「知性」の水無月先輩の出番です。

 「皆、大変、森にお化けが出ちゃった!あ、上を見て!」(春日野うらら)

 しかし先に機転を利かせたのは我らが黄色い娘。観衆が見上げた先には巨大なスポットライトが。

 「客席に向けて照明、お願いします!」(水無月かれん)

 そしてうららからバトンを受け取って、観客への残虐照明ビームを命じたのは我らが「知性」の水無月先輩。さすが、戦略のためには多少の犠牲は取れる「知性」な先輩です。

 そんなこんなで太陽拳作戦で変身へ。客席にサングラスの人がいなくて良かった!

 のぞみがセンターで着ぐるみのまま変身と、わりとどうでもいい所にこだわった変身バンクでいざバトルパートへ。

 1、2、3、4、プリキュア5!

 あー、なんと、プリキュア5人集合回でも歌まではかからなかった、主題歌「プリキュア5、スマイル go go!」をバックにしてのバトルです。そんなに、「売れないうららのために戦う皆」という図を盛り上げたかったのか!

 「あんた達のせいで、うららの大事な初ステージが台無しじゃない!」(キュアドリーム)

 迫る伸びる枝攻撃をくぐり抜けながら接近するアクションが妙にカッコ良かった今回、バトルパートはうららを想う仲間パワーが炸裂して、無事ギリンマさん達を撃退。残る問題は、ヒーローショーにしてはやり過ぎな派手なプリキュアバトルを、公衆の面前で披露して、しかも増子美香さんに撮られてしまったことです。

 が、

 ここでナッツの顔のアップ。やはり、最後に頼りになるのは、ひと味違う漢、ナッツ。

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 というわけで、ナッツのイケメン光線で、第09話「プリキュアがばれちゃった!?」と同じく増子美香さんの印象度をイケメンで上書きして、自体は無事収集へ。ヒーローモノの一大イベントである正体バレ要素が、ナッツのイケメンによって紙一重で救われているという、わりと斬新な番組です。

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 そして、次回サブタイは「りんちゃんの部活決定ーっ!」。第1クールも終わり、着実にそれぞれのキャラの夢への第一歩を描くお話に入ってますね(今週のうららのも一応第一歩)。この調子で、こまちさんやかれんさんにも一話づつメインのエピソードが入るものと思われます。こまかれ組は、そろそろ友情話をやってくれないと!

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 あー、今週のうららは可愛かった。最後の、身長が足りなくて飛び跳ねて掲示を見ようとしてるあたりとか。断然黄色派な今日この頃。

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