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 「いや一見普通だが……」(ナッツ)

 ココとナッツの友情の形に涙した。
 ◇

 本日は仙台まで尋ねてきてくれた友人Mと二人で視聴。それに加えて、遠距離(東京在中)にいる友人Nからもメールで援護射撃が届きます。なんだろう、この遠く離れてもプリキュアで繋がってる友情それどうなの的違和感。

 アバン時点で友人Nから送られてきたメール↓

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 件名:一緒にプリキュア見てますか〜?
 内容:なんかもうナッツがココを脱がせただけで大盛り上がりです。襲い受けかよ!みたいな。

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 そんなココナッツの友情に視聴者一同がときめいた所でさっそく本編。待ったなしでメタボリックココのダイエット作戦が開始されます。

 この辺りで、友人Mと僕とで、今回の落としどころを予想。

友人M:我慢は良くないということをメッセージとして描くとみた。
僕:摂生は大事だということをメッセージとして描くとみた。

 予想を立てた時点では自信があった僕。しかし、ミルクの徹底食事制限に、ナッツのハムスター滑車と出てきた所で、ちょっと自信がなくなります。ちょ、ナッツ、それヒドイ

 あまりの過酷なダイエットに、やっぱり過度な摂生は良くないという方にメッセージとしては治まるんじゃないかとと、友人M説に負けそうになる僕。

 そしてどちらの予想が正しいかをジャッジメントするかのように現れる策略家ハデーニャさん。マジで、ハデーニャさんがココにシュークリームを勧める所はハラハラした。ここでココが誘惑に負けて食べちゃっても、なんか許せるくらいに、ナッツのハムスター滑車はヒドイ

 されどギリギリで自己抑制が機能したココ。やった!やっぱり摂生は大事だった!と、僕、心の中でセーフのポーズ。

 ココがギリギリで自己抑制できた背景に、過酷なプリキュアさんやミルクの指導、おまけにナッツのハムスター滑車まで「皆の仲間パワー」的にイイ感じの場面として回想されてるのが熱い。ハムスター滑車はかるく虐待されてるんですが、ココナッツの友情はそんな概念を超える!

 そうしてココが自己抑制した所でプリキュアさん達が駆け付けてはじまるバトル。ココが人質に取られているというシチェーションですが、相変わらず今年のプリキュアさん達は人質が取られていても強行変身です。初撃で普通にココがピンチになって、ようやく、あ!攻撃しちゃダメかも的に気付くプリキュアさん一同の絵に痺れます。

 だけど、クライマックスでココがドリームに向けてジャンプする場面は普通にMさんと僕とで称賛。皆の力を借りて、摂生してダイエットして痩せてるから飛べる、ハデーニャさんのココは我慢できなくてシュークリーム食べちゃったという嘘に対して、ジャンプできる身軽な体という形で潔白を証明しているのが熱い。ココは嘘をついていないと信じるのぞみ達に答えるために、痩せた自分をかけてジャンプするという流れが熱い。もう、ダイエットに命がかかってる状態ですが、それがイイ。皆、やるならこれくらい本気でダイエットしなきゃという過酷なプリキュア5メッセージを感じます。

 結果としては、無事にココ(@ちょっと痩せた)を受け止めたドリームさんのプリキュアクリスタルシュートが炸裂して、ダイエットを通じた仲間パワーが自分の欲望に忠実に我が道を行くハデーニャさんをとりあえず撃破という形でめでたしめでたし。痩せてなかったらココが普通に死んでた辺りが非常に熱かったです。ナッツのハムスター滑車も、こうしてふりかえると生命を救う愛情だったと強引にまとまってます。

 そして、欲望か摂生かというお話には、ヘルシーなシュークリームを自作という、ちょ、それ、食べながら痩せる豆乳クッキー的発想!な感じで、とりあえず決着。食事制限、滑車(運動)、豆乳クッキー的メニューと、現代ダイエット三大コンボでメタボリック対策話を描いてくれました。モチベーションが上がる女児視聴者に、ちょっと引きつった笑いを浮かべてるお父さん視聴者と、今日もいつものプリキュア5っぽいお話で大変良かったと想います。

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