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 「つまり、その、もっと脳天気でいいんじゃないか。のぞみみたいに」(ナッツ)

 秋元先輩大暴れ。
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 うららがこまちさんの恋愛小説にモデルはいるんですか、キャハ、的にこまちさんに迫ってるのは、こまち→ナッツに気付いてあえて言ってる腹黒っ娘なのか迷う。営業スマイル。表面を仮面で取り繕える女。いや、気付いて無くて素なんだろうな。そうじゃないと、唯一親友のかれんさんだけがこまち→ナッツに気付いたっぽいという今回のお話のラインが生きないし。

 以前、過度の責任感、孤独化で悩んでたときにこまちさんがかれんさんに送った「後悔しないように」が今度はかれんさんからこまちさんへという形で帰ってくるというのは地味にグっときた。恋愛関係のスペックが低い回りの連中なので(当事者のナッツ含む)、今回こまちさんの心に影響を与える役を担ったのは親友のかれんさん。こまかれとか、久々にキタよ。

 バトルは、のぞみの夢、うららとこまちさんの夢、りんさんとかれんさんの夢と最近の話でスポットがあたって描かれてきた所で、それぞれの夢の他に、パルミエ王国復活は皆の夢というように全員が夢の共有者的に収まって、そこから鬼のコンビネーションを見せる所が熱かった。皆してレモネード!レモネード!って言って、落下する平面状のコワイナーを防御する役割をレモネードに一任して、ドリームとルージュが仮面をはがしに接近(攻撃)という部分が特に。わりと、皆に信頼されている檸檬娘。期待に答えるが如く、平面上の物体いっぱいに攻撃面積が広いレモネードシャイニングを披露。与えられた役はきっちりこなす、それが檸檬。

 そして、最後のこまちさんのパワーアップがだいぶ切なくていい感じだった。

 「これは自分のため、自分にちゃんと接してくれる人達にちゃんと向き合うため。どんな未来になったとしても私がちゃんとしていられるように」(秋元こまち)

 皆、夢の共有者だし、こまちさんもパルミエ王国復活を望んでるんだけど、それでも敵を倒してその夢の実現に近付けば近付くほどナッツとの別れにも近付いてくるという二律背反。それでも「自分にちゃんと接してくれる人達にちゃんと向き合うため」とか、ある意味「皆との夢>自分の恋」な感じで自己犠牲的にパワーアップしてるのが切ない。「ちゃんと接してくれる」のあたりに、自分の夢に自信が持てなくて隠しながらこっそり小説を書いてた頃のこまちさんが思い出される。そもそもこまちさんがプリキュアになったのがのぞみに夢を肯定されたからですが、そんだけ、自分の夢を笑わないでちゃんと接してくれる仲間達の存在というのはこまちさんの中で重要なんだろうなぁ。だからこそ、未来は不確定でそこにナッツとの別れが待っているとしても、ちゃんと接してくれた皆に向き合うために力を使う。ミントシールドを横にすることでもの凄いエネルギー波状態になるという新必殺技で、ハデーニャさんを撃破。ギャリック砲の跡のような地面のえぐれ具合が恐ろしかったです。こまちさんの潜在パワーははかりしれない。

 ◇

 次回はハデーニャさんも巨大化。あと5、6話といった感じですが、2話で一人倒すペースなら、ちゃんと今の幹部のナイトメア編は一区切りするかもだ。

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