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Yes!プリキュア5GoGo!第19話「浦島かれんと亀ミルク!?」の感想です。
GoGo!になってから繰り返し用いられている「反復」の表現、まずは一方向のメッセージが届き、困難を乗り越えてそれに対してアンサーを返し、コミュニケーションを双方向するというパターン。今回も二つ用いられてましたね。
一つ目は一話内で完結する、うらしま世界からかれんとくるみがキュアモを使ってのぞみ達にヘルプのメッセージを送って、それに対して、のぞみがメルポとシロップを使って本当に会いに行ってアンサーを返す、双方向化するという部分。
もう一つは、話数をまたぐ要素として、今回ラストでかれんさんがお父さんとお母さんに、これまた反復して使われている「手紙」のガジェットを使って、一方向のメッセージを出したこと。これは、何話か後に、お父さんとお母さんからかれんさんへという形でアンサーが描かれ、こちらもコミュニケーションが双方向化する展開になるものと思われます。
こんな風に、一話内で完結する双方向化の他に、話数をまたいで双方向化が成就するというのも結構使われてるんですよね。代表的なのだと、パルミエ王国にいるミルクから手紙が届いている(ミルクからの一方向のメッセージ)→話数をまたいで第07話でみんなで王国のミルクに会いに行く(アンサー、双方向化)とか、ミルキィがメッセージを残して去っていく(ミルキィからの一方向のメッセージ)→1話またいで、第11話でのぞみがミルキィに「ありがとう」を返す(アンサー、双方向化)とか。
そして、一番大きいのは、第01話冒頭で届いた、フローラさんからのメッセージ(一方向のメッセージ)で、それを話数をまたいで、というかおそらく終盤にのぞみ達はキュアローズガーデンに行って、アンサーを返してコミュニケーションが双方向化するであろうという。その辺りを踏まえておくと、今回の「ぜったいいくよ!」の手書きの手紙は熱いんですよね。今話内ではシビレッタさんの虚構世界へ行くよ!アンサーを返して双方向化してみせるよ!という手紙な訳ですが、物語全体を通すと、キュアローズガーデンに行くよ、アンサーを返して双方向化してみせるよ!という部分にもかかっている反復の表現の一つと捉えられるという。
そんな感じで、今回ラストのかれんさんのご両親への手紙も、話数を超えて回収される伏線の一つなのだなと思いました。かれんさんが感じていた孤独の源泉のご両親。こういった双方向化という作品全体の主題まで絡まってきて、かれん回のフィナーレ的お話になりそうな予感です。
●今週ののぞうら
「さすがのぞみさんですね!尊敬しちゃいます!」(春日野うらら)
営業トークか、本心か。前回とか、実は大変頭良い娘っぷりを披露してるので、うらら怖いよ、うらら!
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Yes!プリキュア5GoGo!【1】
→前回第18話「みんなに届け!うららの歌声」の感想へ
→次回第20話「こまちとまどか二人の夢」の感想へ
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あいばさんの記事を拝読して、「あの手紙にはそんな意味が込められていたのか」と、目から鱗が落ちた気分です。
ついつい、のぞみさんの下手な文字ばかりに目が行ってしまうもので・・・。
次のかれんさん主演回では、ご両親の姿が明らかになりそうな予感がします。一年以上も娘をほったらかしておいて、どういうご両親なのか気になります(言葉が汚くてすみません・・・悪意はないです・・・
追伸:知人が「マリア様がみてる」の大ファンで、「あいばさんが目標」だそうです。。 私は「おジャ魔女」さんでも、あいばさんが目標だったり・・・。