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Yes!プリキュア5GoGo!第21話「友情たっぷりみんなでお弁当!」の感想です。
最初にアイデアを出し合っていく所とか、ダメブレーンストーミングみたいで面白かった。結局出てきたアイデアがホットケーキサンドイッチで、それが採用されてしまったんですが、いや、それ採用するか微妙だろ。わざわざブレーンストーミングにチームみんなの時間を取ってみたけど出てきたアイデアが微妙で、だけどそれを強制的に慣行してしまった的な面白さがあった。お弁当のメニューが議題だからいいけど、社運をかけた企画とかでこのノリはマズい。潰れます(会社が)。
相変わらず料理でスペックを発揮できるのはりんさんとミルクのみ。うららはまる1話かけてカレーをマスターしたことが前シリーズで描かれているんですが、ダメだった。カレーだけだった。単独スペック的にはかれんさんもヤバイ。ハムぶつ切りです。アクアソードで牛とかぶった切ってるかれんさんを一瞬幻視した。カレーだけは美味しく作れる分、うららの方が料理スペックが高いんじゃないだろうか。うらら(カレー)>かれん的な。そして、そういう低レベルな争いの次元のはるか高みにりんさんとミルクが君臨しているという。ミルクはさすが本職です。メイドでツンデレ、料理上手でご主人様(ハート)的な、何この美少女ゲームの流行のヒロインっぷり。
今回はネバタコスさんにも一抹の正義があった。というか、アナコンディさんが正論だった。レポートに表紙もノンブルも振れない社員は確かにちょっとヤバイ。そして、そうやって社内で一定基準の仕事ができないのならば、食いっぱぐれを回避するために食料の強奪に走るというのも分かる。前シリーズのガマオくんの系譜です。
「働かねーと食えねーんだってさ!」VS「こっちだって早く帰ってお弁当を完成させたいの!」の主張対決は熱い。本当どっちも自分のことしか考えてないよ。
そして、そんな主張対決は、「自分で食べる物を自分で作る!」という一撃でプリキュア側が勝利。これは、自炊能力があるものがこの格差社会では生き残るという熱いメッセージです。ネバタコスさん、食いっぱぐれる恐怖に襲われても、強奪に走ってはダメだった。そこは、地道に自炊で食費を浮かして次の機会を伺うべきだった。なんて教育的にすばらしい番組なんだろう。
そして、オチののぞみの茶巾卵焼きは、失敗していてチャンチャン、みたいな感じでオトすのかと思いきや、普通にみんなに許容されてオチるという衝撃のラストでした。チョコレート入りとかアリなんだ。いや、アリだな。
●新しいプリキュア5SS書きました
ちょっと前からアップはしてあったんですけど、ちょくちょく直したんで一応本日が公開日ということで。「ドーナツ国王×りん」と銘打ってありますが、実際にはSSでは定番のみんなでワイワイ温泉!みたいなお話となっております。SSの終わりには馬の助さんによる、露出度高めのドキ!プリキュア娘が温泉で!的イラストへのリンクも張ってありますんで(馬の助さんイラストどうもです)、是非。短いのですぐ読めます。ちょいエロです。
→SSのページへはこちらをクリック。
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→うらら頑張る
ツイン・テールの魔法
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Yes!プリキュア5GoGo!【1】
→前回第20話「こまちとまどか 二人の夢」の感想へ
→次回第22話「のぞみ先生大いに頑張る!」の感想へ
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「ゆで卵ができれば充分よ! 中国の女帝武則天だって、ロシアの女帝エカテリーナ二世だってそんなものよ」
(薬師寺涼子の怪奇事件簿)
美味しんぼのように『自分の料理もつくれない人間はダメ人間』的な話になるかと思いきや、完璧超人を絵に描いたようなかれんさんが『ハムぶつ切り』状態……こまちさんのボケに対して、今回はかれんさんのズレが面白かった。
>ダメブレーンストーミング
「作戦指導の集団化なんて、聞いたこともない。肥料の種類が多いからって、いいバラは育たないぞ」
(七都市物語)
大抵、会社というものは、こうやって没落してゆくのです。その危機を救ったくるみ&りんさんがバトルの〆を飾るという展開は◎。
うららのカレー好きは、絶対にキレンジャーの系譜を受け継いだ設定だと思う……。