
雑誌コバルト2008年9月号掲載の『マリア様がみてる』短編「チナミさんと私」のネタバレ感想です。
な、なんか怖いな(;´Д`)
毎度のことながら夏だからって、こういうちょっぴりホラーなお話を、緒雪先生ってば。
チナミさんは結局何だったのか?って、これはさすがに今回はファンタジー現象ってことでいいんだよね?
しかし、2年前の夏の「ドッペルかいだん」の時も(当時の感想)コメント欄でコメントもらうまで真相に僕は気付かないでファンタジーオチにしてしまう所だったので、今回も微妙に自信がない(;´Д`)
え、今回も人為的な解体は可能なの?
何らかの主観トリックのような気はするんですけどね。チナミさんは現象自体がファンタジーなのではなく、齟齬があったのは照さんの主観の方で、その齟齬を誘因していたのが「ノート」と考えると、自分の中の世界だけに閉じこもってた照さんが、実在の千波さんと人間関係を始めるまでのお話としてきれいな気はする。
な、何か解釈とかトリックに気付いた人がいたらコメント欄まで!

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