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 色々とタイミングが取れなくて更新が滞っていてすいませんでした。
 とりあえず第32話「小さな小さな大冒険!」・第33話「ハッスルうららとカレー屋さん」・第34話「涙のお別れ!クレープの告白」・第35話「ブンビー衝撃発言!」とまとめて更新させて頂いて、次回の「危ない!ファイブDEチャンス!」前後編感想から、タイムリー感想に復帰したいと思います。
 ◇

●第32話「小さな小さな大冒険!」

 「落ちてるもの食べないの!」(夏木りん)

 今回の見所ベスト3。

第3位:百々井京介、したたか

 地道にローズパクト保持者の特定から入っているあたり、頭脳的です。下見として戦う相手を前もって徹底リサーチしてるのもしたたか。今までの敵幹部さんに足りないのはこれだった。いきなり思いつきで商品を作って売るぞーというタイプの商売人ではなく、綿密にリサーチしてからマーケティング戦略を組むタイプです。成功するタイプだ!

第2位:アリに連れて行かれるうらら

 笑える図だったけど、冷静に考えると笑えない図。巨大昆虫(アリって昆虫?)に捕食されかけるとか、普通にホラー。

 そして、アリマジ怖い。コワイナー化がとけても普通に怖い。巨大なアリまじ怖いわー。普通に肉弾戦で倒せなくて、あめ玉作戦という知略戦に持ち込む必要性が出てきた辺り、まじでアリ戦力的にも強いわー。アリを見直した回だった。

第1位:ツンデレミルク

 もう、のぞみにツンツンして、いざという時はデレて助けに来てくれるミルクだけでお腹いっぱいです。いつもは、違うんだからね、ココ様ナッツ様のためなんだからね!とツンデレしてる所を、今回はココナッツ関係なかったので、「つい助けたくなっちゃうでしょ!」と苦しい言い訳でデレてたのがまた可愛かった。

●第33話「ハッスルうららとカレー屋さん」

 「しっかり宣伝さえすれば!」(春日野うらら)

 今回の見所ベスト3。

第3位:まだカレーネタでひっぱるうらら

 お母さんのカレーを感動的に作れるようになったうららですが、今回は料理要員ではなく、広報要員。

 そして、ナッツハウスを再建したノウハウをすっかり忘れているというダメっぷり。シリーズを通してお店を再建するお話が多いプリキュアですが(実はおジャ魔女時代から多い)、毎回戦略が違うのはいいことです。商品自体のオリジナリティーとかで勝負していた歴代プリキュアさん達に比べて、プリキュア5はほぼ広報で勝負が決まっているのが無駄にリアルでいい感じです。

第2位:転職を考え始めるブンビーさん

 次々回への伏線だった訳ですが、ついにブンビーさんが組織志向から独立志向にちょっぴり目ざめたり。

 組織サラリーマンか、独立自営業かというのは、実はMaxHeartでもアカネさんメインの第8話(当時の感想)で既に描かれていて、この時の解答をプリキュアシリーズ的模範解とするならば、プリキュア5もやっぱり組織も個人も両方否定しない方に落ち着かないとダメなんだよなー。つまりブンビーさんは組織サイドで頑張ってもらわないと。なので、組織抜けエンドよりも、最後はようやく願っていた和気藹々の職場で組織人やってるブンビーさんがエンディング絵で……みたいなのがいいかなぁ。

第1位:個人的な独立と、独立起業とをかけたテーマ解説

 これは結構読解が必要な語りっぷりだった。うららが一人で頑張ってみるっていうのが、後の話のみんなそれぞれの夢に向い初めてナッツハウスに集まらなくなってくる展開への伏線なんですが、そういった個人としての独立と、ブンビーさんの組織抜けしての独立起業とを重ねているという。上述した通り、組織人よりも独立自営業がエラいなんては絶対描かないであろうし、また個人の方がチームや仲間よりも大事とも描かないであろうという。やっぱりMaxHeartのアカネさんの解答が有力で、どっちも大事なんだよね。一人で頑張らなければならない時もあるし、仲間やチーム、もっと大きく組織が有効な時もあるとか、そんな感じでいくのかな、と。

●第34話「涙のお別れ!クレープの告白」

 「それはできないココ」(ココ)

 今回の見所ベスト3。

第3位:増子美香さん久々登場で小々田先生に絡む

 なんか久々登場が嬉しかったんで、とりあえず3位で。

 それにしても小々田先生の女生徒のはべらしっぷりはヒドイ。メインキャラに三つ又状態なのに加えて、お主、ギャルゲーの主人公かと。

第2位:ココとのぞみの何気ない光景で敗北を悟るクレープ王女

 実は一方方向の痛い女キャラではなくちゃんとした王女。そういう側面を少し描写してたゆえに、ここでスペックの高さから全てを察知してしまうのが視聴者にも分かって切ない。あー、このシーンでクレープ王女めっちゃ好きになった。ドーナツ国王といい、王様王女様キャラ達がカッコ良すぎるよ。

第1位:クレープ告白。そして失恋

 謎生物たちの恋愛劇なのに、思わず涙が。

 王女としてではなく個として体当たりで告白して、そして撃沈。ココがのぞみを好きっていうことも十分分かってしまっているから、再び王女に戻ってさようなら。

 明確に恋愛感情で告白したのって、人間・謎生物含めてプリキュアシリーズ初じゃないだろうか。王女としても謎生物個体としてもあっぱれなキャラだった。

 これ、たぶん最終戦で王様王女様集結すると予想してるんですけど、かなり燃えそうだなー。

●第35話「ブンビー衝撃発言!」

 「しかし、プリキュア達も色々と勉強したりして悩んでいるんだなー」(ブンビーさん)

 今回の見所ベスト3。

第3位:プリキュア達、それぞれの道へ活動開始

 ずっとみんな一緒エンドだったこれまでのシリーズとは違う、プリキュア5の特徴、どうやらそれぞれの夢へエンドになるっぽいというのが、具体的に動き出した模様。

 これ、結構深いよなぁ。第一期から、独力か、みんなパワーかという話はずっとやってきたのであって(ブンビーさんとかれんさんのお話なんかを中心に)、そういった話が結末としての、それぞれの道エンド(独力色が強い)か、みんな一緒エンド(みんな色が強い)かにかかってくるという。

 タイミングも、ブンビーさんが組織抜けを考え出したタイミングで描いてる訳だし(ブンビーさんは、組織抜けといっても独力に走るのではなく実は逆で、今までずっと組織の中にいても独力志向だったブンビーさんが、本当の仲間を欲するがゆえに逆に組織抜けを検討しなくてはならなくなってるという形で描いている。構成を好意的に考えるなら、スコルプさんと良い同僚になれた辺りから、考えが変わる萌芽が出てきてたって感じなのかも)。

 結局上で書いた、「個人」と、「みんな」との両立って話になっていくんだよなー。

第2位:のぞみとブンビーさんが寂しさを共有

 みんながそれぞれの道に向かいだして一人の寂しさを感じているのぞみと、本当は和気藹々とした職場を望みながら今は一人という寂しさを抱えているブンビーさんとが、ついに背中越しにコミュニケーションを実現。

 敵対キャラとのすれ違いから相互理解へっていうのはプリキュアシリーズのフォーマットなんですが(キリヤ、満薫、デスパライア様、など)、なんか、このシーン及びこの回は、まだすれ違ってはいるんだけど、ブンビーさんとプリキュア組が理解への第一歩を踏み出した感じで微笑ましい。まずお互いを「エターナル」「プリキュア」と認識している所から、「ブンビーさん」、「のぞみ……」と認識を改める辺りから始まるのかな。

第1位:ブンビーさんとの相互理解フラグ

 「しかし、プリキュア達も色々と勉強したりして悩んでいるんだなー」(ブンビーさん)

 という訳で2位とかぶるけど第1位はこれ。「夢見る子どもと、現実に埋もれた大人」がプリキュア5の一つの主題ですが、大人も子どもも頑張ってるし、悩んでいるんだよと。大人は昔子どもだったし、子どもはいつか大人になるんだよ、と。

 第一期のデスパライア様で半分は描きながらも、どちらかというと孤独の救済の方にフォーカスがあたっていたので、今回でこの大人と子どもの相互理解っていう主題に決着をつけてくれたら、やっぱりプリキュア5は良かったなという感じになります。館長とフローラさんにも、このテーマがかかってきそうな予感もちょっとしてるしなー(あとはカッコイイ大人代表の王様王女様達に対して、まだ子どもサイドにいるココナッツの、大人への一歩とか、その辺りも絡めて欲しい)。

→名曲、三度

ガンバランスdeダンス~希望のリレー~

→オールスターバトル


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