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Yes!プリキュア5GoGo!第36話&第37話「危ない!ファイブDEチャンス!(前編)&(後編)」の感想です。
今回の見所ベスト3。
第3位:各個撃破戦略がちゃんと機能
うららのカレーショップの回から、「みんな」から「一人」でもっていうコンセプトが入ってきてたと思うんですよ。
カレー回ではカレーショップの再建を、うららはみんなの力を借りないで一人で頑張ってみると最初は言うし、ブンビーさんの独立の話(これも「一人」の話)が始まるのもその頃だし、クレープ王女が帰った後、みんながナッツハウスに集まらずにそれぞれの道を追いかけ始めてるという話も、全部その方向。
だから、ここで前後編で「みんな」で戦うプリキュアじゃなくて、「一人」で戦っていって各個撃破されるプリキュア達っていうのを描いたのは、色々と少し前の話から繋がっていて上手いなと思いました。
極めつけに、この回で最後に全てを託されるのが、第一期序盤で独力、「一人」志向がネガティブに描かれていたかれんさんじゃないですか。ここはもう、あの頃ネガティブ描写だった一人パワーが、今回は裏返って、かれんさんが一人パワーでもやれる所をみせるのかと期待しちゃいましたよ。
結局はかれんさんが一人パワーで知性を発揮して攻略とかではなくて、運とか、百々井さんのミスとかでギリギリ攻略という感じのさじ加減で描かれて特に一人パワーへの転換っていうのは無かったんですが、それでも十分面白かった。みんなで戦えば無敵という今までから、ギリのギリまで一人で戦うという風に(しかもかれんさん以外は敗北)フォーマットを崩したのが大変面白かったです。
第2位:主人公(のぞみ)「前編」で敗北
ここもラストのキーがのぞみで逆転といういつものフォーマットを崩していて面白かった。前編の、残りはうららとかれんさんのみという引きは過去最高に惹かれる引きでした。うららはダメだー、頼むよかれんさん!的に視聴者みんなが思ってたであろう辺りが面白かった。そして後編、案の定うららはダメだった。調子にのりかけた所でモグラにブロックされる辺りが、何とも檸檬クオリティー。
第1位:結局かれミル話だった
初の前後編だったけれど、その長い時間を残り4人はギャグ要員に徹して、フォーカスはかれんさんとくるみのみに当たっていたというのがわりと画期的。
もともと第一期から独力・孤独の共有者で、かれんさんのお医者様の夢のきっかけになるなどかれん×ミルクだった訳ですが、今回も結局はその辺りを押してのかれミル話。
そこにトロフィーの名前にかれんさんを刻むために自分は身を引くミルクという一方向の行為から、最後にくるみの名前も入っているというかれんさんからのアンサーが返ってくるまでを描いて、コミュニケーションの双方向化というGoGoテイストも上手く加わっていた、ギャグ回ながらなんかイイ話でした。
◇
ここでくるみに焦点をあてておいて、次回がミルキィ的重要回なのかな。
なんか、ドリーム&ローズというサブタイといい、予告の手繋ぎといい、もしかしてドリームとミルキィの何らかの新技バンクがあるのではないかと期待。手繋ぎバンクとか、「ふたりは」シリーズだった頃をリスペクトですよ。5周年でオールスター推しの時期なので、ここで手繋ぎ必殺技登場は十分あり得る。
→名曲、三度
ガンバランスdeダンス~希望のリレー~
→オールスターバトル
Yes! プリキュア5GOGO 全員しゅーGO! ドリームフェスティバル
→前回第32話「小さな小さな大冒険!」・第33話「ハッスルうららとカレー屋さん」・第34話「涙のお別れ!クレープの告白」・第35話「ブンビー衝撃発言!」まとめ感想へ
→次回第38話「二人の力!ドリーム&ローズ!!」の感想へ
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