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Yes!プリキュア5 GoGo! キュアドール! キュアドリーム  「勝手に決めないで」(夢原のぞみ)

 Yes!プリキュア5GoGo!第43話「恐怖!エターナルの館長!」の感想です。
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 自立話、「みんな」とだけじゃなく「ひとり」でもという話の部分が、自分一人でホットケーキを焼けるようになったシロップと、図書館で一人で勉強するのぞみという絵を重ねて描いたりと丁寧に仕込んだわりには、今話だけでは明確には回収されず(木と森の比喩は分かったけれど)。これは、次回以降最終回へ向けての長期仕込みだったってことですかね。

 それ以外は、すごいプリキュアっぽくて満足でした。

 「価値観の押し付けVS押し付けないで」の館長VSのぞみの主張対決は、無印ふたりはプリキュアの、第5話「マジヤバ!捨て身のピーサード」(その時の感想)でのピーサードVS雪城ほのかの主張対決から連綿と続く、プリキュアシリーズのテーマ。

 あの時、独善的なピーサードに、ほのかが価値観を押し付けるなとブチ切れていた訳ですが、今回ののぞみは、同じく独善的な支配を拒んでいたフローラさんと重なる演出が成されていたけど、僕的には雪城ほのかと夢原のぞみが重なっていましたよ。

 プリキュアの超必殺のエフェクトが「虹色」なのとか、もう当たり前になってなんとも思わなくなってましたけど、もとを正せば「価値観の多様性」の多様性を象徴したエフェクトだったのでした。「黒色の独善VS虹色の多様性」、久々にこっちの方のテーマを思い出しました。館長の象徴が黒色の羽なのに対して、プリキュア5のレインボーエクスプロージョンのエフェクトが虹色なのは、そういった無印から連綿と続く象徴表現なんだなー。

 あー、何かグっと来たわ。この前のドリーム&ミルキィのふたりはプリキュアオマージュのマーブルスクリューもそうだけど、5周年で現実世界でプリキュアオールスターズを演出しつつ、今回みたいに初代から続く連綿としたものがあるという内容を入れてくれるのは、5年間ずっと観てるコア視聴者も大事にしてくれているようで嬉しい。

・今回の夢原さんは何か色っぽかった。
・こまちさんが(台詞的に)いい所ほとんど持っていった。
・次回、クリスマス話は、プリキュアシリーズでは恋話指定席なんですが、はたして?

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かるた Yes ! プリキュア5 GoGo !
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