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以下より、大人げなく公開初日に観てきた『映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ奇跡の大集合!』のネタバレ感想です。
仙台在住のKさんと行ってきました。
Kさんは前回の『お菓子の国のハッピーバースディ』も一人で劇場に見に行ったという、映画プリキュア経験値が僕より高い頼もしい人です。プリキュアは映画館では観ないなんてルールを作っていた僕の一歩も二歩も先をいっているのが本当頼もしい。
そんなKさんにも、映画館でプリキュアを観るのはどうだろうと思っていた時期もあったとか。しかし……
<車内にて>
K:RubyGillisさんっていますよね!
Aiba:あ、ああ、冬に初めてお会いしましたよ。(ピクリとしながら)
K:RubyGillisさんのブログ観て、(劇場に)行く気になったんです!
リアルに布教しています。そもそも番組自体見始めたのは僕の影響ということで、着々と進む国民総プリキュアラー計画。
◇
映画は凄かったです。
会場に特別列が出来てるとか、子どもワラワラいるとか、その辺りから凄かった。一週間前の夜9時からチケットのWEB予約開始ですと書いてあったのを、9時5分くらいにリザーブしてなければ僕らも危なかったかもしれない。
内容もヤバイ。
タコカフェを訪れる夢原組→アカネさんとワイワイと会話
パンパカパンを訪れる美墨先輩、雪城先輩(と九条さん)→チョココロネを購入して咲ママ&妹にも印象に残る
ナッツハウスを訪れる美翔さん(と日向さん)→ナッツハウスはClosed
す、すごい、制作陣は美翔さんの扱い方を心得すぎている。
シュンとして、ざ、残念、また来ようか……みたいな会話をしている咲舞にキュンときた。
ナッツハウスが何故閉まっていたかというと、ココナッツが戦略国防会議を開いていたからです。
未知なる敵の接近を察知した王様達(という名の謎生物軍団)が、戦略会議を実施中。ナッツが対抗手段としてナチュラルにこれを作ったとレインボーミラクルライトを取り出した時はビビりました。アクセサリ職人所か、本編では謎の異世界間通信機器まで作っていたナッツ。いつの間にかミラクルライトまで制作していました。技術力高いってレベルじゃねぇ!
で、まあいきなりクライマックスまで話を飛ばしてしまうんですが、これまでのシリーズの敵を自在に操ってしまう今回の敵に、新人の桃園組は大苦戦。敵の体内に取り込まれて絶体絶命のピンチになってしまいます。
この辺りは、新人にはまだきつかった。まだ追加武装とか諸々が支給されていない段階での映画化だったので、どうしてもこの時点での戦闘スペックの低さは否めない。
一方外では、夢原組の眼前に、これまでのシリーズの敵さん総集合。いかな夢原組といえども、ザケンナーやウザイナーといったこれまで戦ったことがない相手には苦戦するのでは……とか一瞬でも思うんですが、もちろんそんなはずもなく。
捕らわれの新人達をよそに、バッサバッサと敵さん達をなぎ倒していきます。夢原軍団は対コワイナー&ホシイナーだけではなかった。ザケンナーとかウザイナーとか関係なく、シューティングスターは何モノをも貫ぬく閃光だった。
ここからの先輩達合流シーンが凄すぎます。
夢原組爆発→Yes!プリキュア♪5、GoGo!、で主題歌開始
白黒先輩到着→まーっくーすはーと、とMaxHeart主題歌開始
咲舞登場→すぱすぱすぱーく、とS☆S主題歌開始
もう、わけが分からなかった。
飛行する能力でS☆S組が魅せたと思えば、夢原さんとか普通に飛んでるし、白黒先輩は飛行も飛び道具も不要!とばかりに拳で殲滅していくし。
一方で絶賛大ピンチの桃園組。
少し明らかになってきたのは、普段はセルフイメージが低くても、芯の方はブッキーの方が強い感じなんですね。第6話でもラブを勇気づけるシーンがありましたが、今回もラブを励ますシーンが入ります。逆に、桃園さんが、実際にはこれまでのシリーズに比べて、メンタル面が結構弱い主人公。
ベリー、パインに励まされて、「絶対諦めない!」といつか誰かが叫んでいた言葉を叫んだ所で、閉ざされていた空間を切り裂く外からの閃光。光の彼方には先輩達の背中が……というシーンが異様にカッコ良すぎた。
冒頭が美しく演出されたラブとのぞみの出会いのシーンからはじまっている通り、ラブが視点キャラでのぞみが先行者キャラな感じなんですが(一番イイ台詞も、代表でのぞみが言う感じになってる)、ここの夢原さんの後ろ姿の神々しさは異常。
はじまる、反撃開始。14人プリキュア連続名乗り上げバンクとか、凄すぎる。どのバンクもいちいち懐かしいよ!
リミッター解除の反撃開始がヤバイです。キャラ時間軸上として、先輩達は各物語終了後になってるっぽく(だから再びザケンナーとかウザイナーとかホシイナーが現れたのに驚いている描写が入る)、アクアのアローは既に多段道ですし、檸檬のチェーンも複数仕様です。
ここのアクションはマジやばい。咲舞の空中フォーム換装(ブルーム→ブライト&イーグレット→ウィンディ)とか、咲、黒先輩の体育会系ダブルパンチとか、上空からブライト閃光、下段から夢原閃光のダブル閃光とか。なんか咲さん大活躍だな!
例によってそれでも一旦ピンチになるんですが、そこはついに登場ミラクルライト!
プリキュアに無尽蔵にエネルギーを供給できるという、超兵器です。これ、勝てたのナッツのおかげだな。
興奮してフライングで振りまくってた子ども観客達も、本番とばかりに振りまくり、最近の子どもは結構ノリノリだなと割と感激。劇中でみんな(謎生物たち)が振りまくり、劇外で子ども達も振りまくりという図はその一瞬の時間の共有体験として素晴らしい。チカチカと劇場に点滅するレインボーミラクルライトが、何かの儀式のようです。
ここからが、まさにプリキュアオールスターズ。
観客(視聴者)の力で復活!
各々が必殺光線技を出して、それが「虹色」に融合!
ラスボスとの主張を絶叫しながらの光線技対決!
主張の内容も、無印でほのかが叫んでいたのからはじまる、「多様性ゆえの個の大切さ」というもの!
個であったからこそとフラッシュバックする各シリーズの名シーン!
という、まさにプリキュアオールな内容。
最後の名シーンフラッシュバックはやられた。
なぎほの→無印第1話冒頭の、なぎさとほのかがすれ違うシーン
咲舞→ソフトボールで負けた咲を見守る舞のシーン
夢原組→絶望の仮面を打ち破った時の5人手繋ぎのシーン
プリキュアの歴史ナメんな!という叫びが聞こえるような仕様で、ラスボス撃破。14人合体光線技を食らっては、さすがに退場するしかない。
エンディングは恒例の、「その後」の14人シャッフルシーン。普通に、みんな仲良く過ごしています。最後に夢原さんと桃園さんが、プリキュアはまだまだ続くよ、よろしくね! みたいなことを言うんですが、これ、マジで新シリーズのみじゃなくて、新旧合体の世界観でこれからも展開していくのかも。まだまだのぞみの活躍が観られると思うと嬉しい!(いや、美翔さんも!)
◇
何かすごいものを観てしまった……。
ちなみにKさんとの観賞後の会話。
K:見始めたのがMaxHeartの終わりからで知らなかったんですが……
Aiba:うん?
K:ルミナスの役に立たなさっぷりが生で見られて感動しました!
Aiba:(そこかよ!)
今回も謎生物を抱えて走るルミナスさん。本当に分かってるよなー。
最後は第7弾映画としての『映画フレッシュプリキュア!』の今秋公開告知が。伊達に第1話でプリキュアレジェンドを名乗っていません。映画までには、イース様がもっとデレてるといいなー。
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