フレッシュプリキュア！／感想／第15話「せつなとラブ相手を思いやる心！」:少女創作ファンブログ―The Girlls Fiction Fan Blog(GFFB)

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　「それが、本音」（東せつな）

　フレッシュプリキュア！第15話「せつなとラブ相手を思いやる心！」の感想です。

　◇

　今回の見所ベスト３。

第３位：ラブせつ

　このカップリングの破壊力はヤバイ。

　「こんにちワン、ワン、ワン」

　と、冒頭からいつにも増してテンション高い桃園さん。何事かと思ったら……

　「せつなとデートなんだ！」（桃園ラブ）

　ありがとうございました。

　後述する原点回帰の光と闇の半身モチーフといい、このカップリングはヤバすぎる。萌えと物語が共存している。

第２位：タルト、自活開始

　大道芸で自活開始と、体を張っています。

　無印～S☆Sまでのマスコット→お世話が必要。
　5＆GoGo!のマスコット→サバイバルな感じで自活してる。

　で、フレッシュは、シフォンが前者に、タルトが後者に対応している感じ。お世話要素もマジで赤ん坊の所から成長していくとパワーアップしてるし、自活組もブッキー回ではプリキュアに変身とか、番組として進化している感じ。

第１位：半身モチーフ

　ボーリングで赤い玉と黒い玉で迷うせつなさん。

　そして、クライマックスの、光の中のラブと、闇の中のせつなという、プリキュア的に原点回帰なモチーフの中での対話シーン。

　ラブの本音の言葉が純粋にせつなを想ってのものだったのをせつなさんが聞いてしまった所で、闇の中にいるせつなさんがつけているペンダントに半分だけ光が射し込む……という感じで、徹底してせつなさんの半身存在っぷりを描いています。

　光の中から差し出された手に暗い場所にいた人が救われてしまう、という、プリキュアイズム全開の展開にお腹がいっぱいです。

　でもなー。キリヤも、満薫も、闇夢さんも、一回死んでるんだよな。

　だからこそ、キリヤを失った後の縁側でほのかが膝を抱えているシーンと、満と薫が消えた後の、誰も彼女らを覚えていない教室での咲舞のシーンと、あと映画ラストの、ひび割れた水晶の意味をのぞみだけが理解しているフシがあるというシーンと、全部シリーズ屈指の胸にくるシーンなんだよね。

　イース様も一回死ぬのか、それともシリーズ初でそのルートを回避するのか、ものすごく楽しみ。

　あと、「しあわせ、ゲットだよ」なんだけど、全然ゲットできなくていつもマジ落ち込みしてる桃園さんが、本当に幸せをゲットできている時は、第1話、第7話、第15話と、せつなさんと一緒にいる時というのも主題的に深い（上手い）構成だよなー。

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