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フレッシュプリキュア!第36話「新たな敵!その名はノーザ!!」の感想です。
今回の見所ベスト3。
第3位:どんぐり王国
非常に疑似家族的なシーン。シフォンに沢山のことを経験させてあげたいという桃園さんは、もはやお母さん以外なにものでもない感じ。
せつなさん初変身時の家族での食事のシーンなどと同じで、幸せは何気ないところにあるというシーン。親役割の初期3人の幼少時のしあわせ体験を子ども役のシフォンやせつなさんに伝えていくというのも、管理国家、無限のメモリーなどと反対になる概念だった感じ。桃園お祖父ちゃんのエピソードなんかもそうだけど、記憶は受け継いでいけばいいんだって方向ですよね。
第2位:紙一重
そんな「今、ここ」にある幸せ体験も、常に不幸と紙一重かつ表裏一体という、これまたフレッシュでずっと描いてきた展開で、シフォンがインフィニティに。
シフォン−インフィニティは紙一重で表裏一体という、東せつな−イースは紙一重で表裏一体というラインと同じお話。せつなさんの時に、イースって呼ぶウェスターさんとせつなって呼ぶ桃園さんが象徴的だったように、ここでもインフィニティって呼ぶラビリンス側と、シフォンって呼ぶ桃園さんが対照関係に。紙一重だからこそ、それを規定する、幸せか不幸が決めるのは他者との関係性の中でって感じなのかな。
あと、シフォン=インフィニティが明らかになってようやく個人的に腑に落ちた点があって、フレッシュでは主要プリキュアさんの名前には全部意味があるんですが(全部「しあわせ」に必要なもの)、せつなさんだけよく分からなかったんだけど……、という話。
これ、たぶんシフォンと対になっていて、
せつな(一瞬・今・ここ)−インフィニティ(永遠・無限)
だと思うんだな、たぶん。
無限のメモリーに基づいた完全管理というラビリンス側の幸福観を覆す意味での「せつな」なんじゃないかと。無限のメモリーなんかなくても、桃園さん達と過ごした限定された記憶、もっと行って一瞬一瞬にも、幸せはある、みたいな感じなんじゃないかなーと。
第1位:ノーザVSプリキュア
ソレワターセなる新敵をも操る強敵のノーザさん。ドングリ(=上で書いたように色々と幸せな方向の象徴だった)を踏みつぶすように現れてプリキュアを圧倒するも、落とされた赤ちゃんドングリを見て何かを感じたシフォンの謎パワーによりプリキュアさんはからくも撃退。
これは楽しみだなー。ノーザさんに対向するために、パワーアップか4人必殺技登場かどっちかだと思うんですが、平成仮面ライダー方式で映画版とシンクロして天使フォームが出るのか、それとも別な何かなのか。今回でクワドラブル必殺技が破られかけたので、やっぱ4人の合体必殺技登場かなー。
→新音楽
映画「フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」主題歌シングル
フレッシュプリキュア!ボーカルアルバム2
→前回第35話「シフォンの隠された秘密!」感想へ
→次回フレッシュプリキュア第37話「シフォンを守れ!プリキュアの新しい力!!」の感想へ
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