ブログネタ
フレッシュプリキュア! に参加中!
フレッシュプリキュア!【1】 [DVD]  「アレ? ダメ?」(山吹祈里)

 フレッシュプリキュア!第39話「ケンカは禁止?沖縄修学旅行!!」の感想です。
 ◇

 今回の見所ベスト5。

第5位:敵も味方も沖縄満喫し過ぎ

 最初こそはしゃぎ過ぎの桃園さんにそこそこクールなせつなさんって感じだったのに、段々普通にせつなさんもはしゃいでいってるのが面白かった。

 一方でウェスターさんも大はしゃぎであり、管理国家出身者(在籍者)としては、沖縄は楽しすぎたっぽい。

 おまけに謎生物たちまで沖縄を満喫し出して、もう、何というか今回の勝者は沖縄であった。

第4位:大輔シミュレーション

 桃園さんとの不和を回避するために、あらかじめケンカしてしまった可能世界的未来を脳内シミュレーションして気持ちをコントロールする大輔くん。大人です。大人ですが、しつこくて笑った。2回目くらいのシミュレーションで既に可笑しかったんだけど、3回目でてんどんを越えた。そんだけ大輔くんにシミュレーションさせてしまう桃園さんが罪な女だ。

第3位:桃園さんが綺麗過ぎる

 女性としての見せ場だからなのか、特にキュアピーチ時の美しさが今回は半端無い。劇場版夢原さんのごとし。

 「だからいつものあなたでイイと思う」

 ここが神シチェーションだった。表面的には大輔くんに対して言っているようで、作品としては桃園さん自身に、さらには桃園さんに自己投影するであろう女児視聴者に対して言っている。

 上であげた今回のキュアピーチ時の異様な美しさと、ノーマル桃園さん時のギャップすら演出だと思うんですが、どんなに美しくカッコいいキュアピーチでも、大輔くんが好きなのは、「いつものあなた」である所のロースペックなノーマル桃園さんの方。だから、いつものあなたでイイと思う。

 第1話の舞台にキュアピーチとして登場してくる桃園さんというのが象徴的で、あれは普通の女の子がヒーローであるプリキュアとして舞台に上がったんだっていう演出意図だと思うんですが、舞台の上のヒーローではなく、いつものあなたでも結局の所それでイイ。

 好きな女の子の前という舞台に上がって自分を演出していた大輔くんと、キュアピーチという舞台上のヒーローでもある桃園さんの、両方にこの台詞はかかっていた。

第2位:元同僚対決

 「まず、どけよ!」(ウェスターさん)

 「変身よ、みんな!」(元イース様)

 ここが凄い笑った。元イース様、元同僚の話微塵も聞いてない。

 沖縄満喫していた管理国家在籍者と、管理国家出身者、元イース様のウェスターさんへの無遠慮っぷりが面白い。イース様時代に魅惑的な表情でウェスターさんを見下ろしていたせつなさんですが、今回のウェスターさんを足踏みして変身というシチェーションにはその頃を彷彿とさせるイースっぷりが滲んでいます。

 劇場版もそんな感じだったんですが、最近地が出て来ている。

 ワンシーンあった、ウェスターさんのマントをパッションが掴んでジタバタし合っている絵もなんか面白かった。この二人はなんかいつか分かり合えそうな気がする。

第1位:母

 楽しい時間も、理不尽な子どもの発作であっという間に終わってしまうことは現実でもままあります。そして、だったら楽しい時間を捨てても子どもを最優先するのが、お母さん。

 シフォンのインフィニティ効果をキャンセルできるアナログな疑似母の愛という絵は毎回ぐっと来てしまう。

 そして、今話の執拗な桃園さんの母性描写は、おそらく次回への仕込み。次回、桃園母(とそれを継ぐ桃園さん)とノーザさんの母性解釈対決、思ったより早くきたなー。ノーザさん退場回かと思ったのに。

 しかも、予告や番組終了後のカット(これはギャグの時もあるけど、東せつな初登場回の予告時など、すごい意味がある時もある)から、本当のお母さんがいないせつなさんの話も同時にやるっぽい。この辺りのストーリーライン、序盤の桃園母ハンバーグと、それを継いでる桃園さんハンバーグって辺りの話からちゃんと構成されてるんだよなー。フレッシュのシリーズ構成の人はマジで凄い。

→イース様

S.H.フィギュアーツ   イース (フレッシュプリキュア!)
S.H.フィギュアーツ イース (フレッシュプリキュア!)

→ボーカルアルバム2

フレッシュプリキュア!ボーカルアルバム2

前回:『映画フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』のネタバレ感想へ
前回第38話「クローバーボックスをさがせ!!」感想へ
次回フレッシュプリキュア第40話「せつなとラブ お母さんが危ない!」の感想へ
フレッシュプリキュア!感想のインデックスへ