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フレッシュプリキュア!第40話「せつなとラブ お母さんが危ない!」の感想です。
今回の見所ベスト3。
第3位:偽桃園母
親しい人の偽者ネタはある意味プリキュアシリーズの定番です。真桃園母はラブとせつなの嫌いな食べ物をあえてつきつけ、偽桃園母は残してもいいような素振りをするというのは、「無印ふたりはプリキュア」の真ほのかはなぎさの欠点をあげ、(ポイズニーの)偽ほのかはなぎさの美点をあげるというあたりを思い出した。基本、本物の方が相手のために厳しいことを言うという。プリキュア5でも、真ココは夢を追えということを言い、(最終回の)偽ココはもう諦めていいんだよってことを言ってたなー。
また、血縁上は偽娘であるせつなさんには偽母でいいじゃんという冒涜の罠だった訳ですが、せつなさんが獅子奮迅してそれを突破するというストーリーラインも良かった。あらゆる意味で、「偽母子越え、真母子への到達」というお話になっている。
そして、偽桃園母にある程度だまされてしまって、おずおずとせつなのためのアクセサリとかで確認してようやっと偽者だ! と気付いた桃園さんが相変わらず庶民派だと思いました。普通はこれくらいの反応だよなー。鏡の国の時とか、夢原ジャッジで真っ先に(偽ココを)見破った夢原さんが超直感過ぎる。鏡の国で偽ココナッツに化けてみた謎生物たちは相手が悪かった。
第2位:「ふたりは」プリキュアっぽい
ラブ&せつなの変身シーンがエラくふたりはプリキュアっぽかった。デュアルオーロラがウェーブしたり、デュアルスピリチュアルな何かが起こったりするんじゃないかという勢いでした。少なくとも手は繋いじゃっても絵になっていました。
誤解の解消、真実の絆……みたいなあたりもすごい「ふたりは」っぽい。また絵的に、本当の娘になったふたりがお母さんを護るため……みたいな同格で並んでの変身でエラく熱かった。ここは、美希たんとブッキーさんには悪いけど、ラブとせつなが並んで変身することに意味がある。
第1位:真・母
エラく感動的だった。そうだよなー。「しあわせ」をテーマにうたっても、「家族」にしろ「町」にしろ、せつなさんみたいな一度ある共同体から排斥された人間がやりなおして幸福感を感じられる場所じゃなければ、それは本当の意味で幸せな共同体ではない。
というか、ああ、フレッシュも最終回が近いんだなとしんみりしてしまった。せつなさんがお母さんを獲得するという一番大きいラインの話が今話で描かれてしまいました。これで、4人とも自分のルーツとの和解を果たしたという(他の3人はキュアスティック供給時のエピソードね)。
作中正義というか、4人の「しあわせ」はしっかり固まったので(「次回、まだブッキーさんのエピソードがあるみたいですよ!」「え……そうなの!?」)あとは最終回までのラストシリーズだな。毎年最終回近辺は泣かされてるんですが、今年は特にきそうだ。せつなさんが幸せのプリキュアなのも、プリキュアフォーメーションがせつなさんからはじまる、セットするのはせつなさんというのも意味があって、最後は4つのハートリレーがもっと繋がるのではなかろーか(<劇場版ネタバレ>ハートは4つが限界じゃなく、5つまでは繋がることが既に示されているので、もっといけそう)。作中是としてクローバータウンストリートという地域共同体を描いてきたシリーズとして、最後はそこに繋がっていく気がする。
→イース様
S.H.フィギュアーツ イース (フレッシュプリキュア!)
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