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フレッシュプリキュア!第44話「怪しき草笛!奪われたシフォン!!」の感想です。
先週はディケイド完結編映画の感想を書いていたらこっちに時間を回せなくなってしまっていたので、週遅れ感想となります。なので簡単に。
今回の見所ベスト3。
第3位:大輔くんもダンス
大輔くんの話、沖縄で終わりじゃなかったのかよ!と若干思ったんですが、既に次話を観てるんでこの意味は分かる。カッコつけて、でもダンス大会で入賞もできないような大輔くんだけど、そんな大輔くんが生きている「完全」とはほど遠いありふれた日常が、桃園さんが帰ってくる場所として機能している。
第2位:ミユキさん、戦う
カオルちゃんが敵にキック食らわせた回も画期的だったけど、今回も一般人が普通に戦闘に介入してる点でさらに画期的だった。カオルちゃんはまだ戦闘力があるキャラだけど、ミユキさんとか、本当一般人じゃん。
これももう今年は「オールスターズ」というキーワードに繋げてついつい考えてしまうんだけど、「ヒーローだけで戦っている訳ではない」というメッセージが顕著な作品でした。5GoGo!のラストの「応援」から一歩進んで、「一緒に戦う」ところまで来たのがフレッシュプリキュア!なのでした。超少数のスターだけで世界が成り立っている訳ではない。オールでスターズ。
第1位:シフォン、奪われる
やっぱり最後は疑似家族の絆の象徴(=シフォン)をみんなで取り戻しに行くという展開になったのも熱かったけど、直後の大輔くん、うっかりキュアピーチに告白も熱かった。
沖縄回の「そのままのあなたでイイ」、さらには上のオールスターズとも関係する捉え方だけど、如何にヒーローヒーローしていても、桃園さんの本体はいたって普通のロースペックの女の子。つまり、がっかりマジ落ち込みしてる時の方が桃園さんの本体なので、外見だけキュアピーチなんだけど、シフォンを奪われてマジ落ち込みしてる時に大輔くんの告白が達成されてしまうというのが良かった。これで良かったのです。みんなのヒーローのキュアピーチ時、「カッコいいわたし」の時に告白を受け取っても意味がなかった。マジ落ち込みしてる時に、うっかり告白されてしまった。桃園さんは、これでいい。
し、しかし大輔くんがこんなにストーリー上意味がある存在になるとは思わなかった!
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