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 フレッシュプリキュア!第45話「4人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!」の感想です。
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 今回の見所ベスト3。

第3位:正体バレ

 これも前回の感想から続く、キーワード「オールスターズ」に繋がる話だと思った。もはや、特権的少数者である「ヒーロー」が人知れず世界を守ってくれる訳じゃない。一般人も、世界のために戦ってくれている人達の正体を知っておくべきだし、できることがあるんならするべき。孤独なスター任せではなく、オールでスターな体制でいきませんか、というような。

 また死地に赴く気満々な桃園さんの覚悟にも打たれるものがある。死んでしまう可能性も考慮してるから、だったら大事な人達に隠し事をしたままでは行きたくない、という心理。

第2位:大輔くん

 ここまで重要なポジションになるとは思わなかった。藤P、和也兄さん、ココのような、憧れのイケメンキャラの代わりに配置されている大輔くんなんですが、「クリスマス回は憧れの人との恋話」というプリキュアフォーマットの大役を、一般人で任されました。上の少数の特権的スターだけで世界が成り立っている訳じゃないに通じる配役だと思った。少数の特権的なイケメンばかりで世界が成り立っている訳じゃなく(笑)、ありふれた普通の少年が恋をしている。歴代の殿方よりもスペックでは明かに劣っているんだけど、そんなありふれた少年の告白に返答するために、桃園さんは帰ってこなくてはならなくなっている。こんなありふれた場所が、桃園さんが帰ってくる場所なんだと強く機能している。

第1位:自立

 正体バレを受けた親勢、話し合った結果、子ども達の意志を尊重するという結論に。

 ここでその方が安全だと親が考えるしあわせを子どもに押しつけては、それは我々が考えるしあわせを押しつけて世界を管理すればOKというラビリンスと同じになってしまう。

 ちょうど、中学2年生くらいが子どもが親から自立する時期かなと、考えさせられるパートだった。

 それぞれの決断の末の、「全員に見送られて最終決戦へ」はさすがに涙腺にきた。プリキュアシリーズの「色」にまつわる象徴演出をばっちり踏まえて、黒色に支配されていく世界に対して、それぞれの色が流星になって出撃していくんだけど、メイン4人の桃蒼橙赤の他に、タルト&アズキーナの白色が交じっているのは、もしやキュアエンジェルも出てくるのか。GoGo!ラストで映画登場のスーパープリキュアも出て来たんで、十分あり得る。

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