- ブログネタ:
- フレッシュプリキュア! に参加中!
フレッシュプリキュア!第46話「サウラーとウェスター 最期の戦い!!」のネタバレ感想です。
今回の見所ベスト3。
第3位:管理された食事の時間
桃園ハンバーグとか、カオルちゃんのドーナツ=天使が落とした幸福のリング……のあたりから全部伏線だったとは。そういえばイース様がはじめて東せつなとしてしあわせの実感を得たのも桃園家族との夕食の時間にてでした。プリキュア歴代主人公にして初の料理スキル持ちという桃園さんの設定には、こんな壮大なテーマ的な意味があったのだと驚愕。
次回、カオルちゃんから託されたドーナツで食事の時間の意味合いが変化してラビリンス解放となるっぽいので、しあわせというのはまずはしあわせな食事の時間から。だから桃園さんはしあわせな食事の時間を提供する料理スキル持ちにして、メンター役のカオルちゃんはドーナツ屋さんだったという。
第2位:ブッキーさんに無茶ぶり
最終戦の組み合わせが、ベリーVSサウラー、パッションVSウェスターで見事に決まってしまったために、冷静に考えると母性因縁対決で桃園さんVSノーザさんが鉄板だとすると、ブッキーさんがメビウス様を担当することに。んな無茶な。
主人公役として、桃園さんがVSメビウス様でも、ブッキーさんがノーザさん担当。これも無茶だ。
なんだけど、ここまで凄い脚本力を見せつけられると、ブッキーさんにも今回の美希たん、イース様/せつなさん相当のちゃんとした見せ場があると、私、信じてる。
第1位:ウェスターさんとサウラーさん、せつなさん(イース様)と美希たんを助ける
始終やばいくらい爆涙状態であった。
ラビリンス本部は迷路になっている=第一話から比喩的に表現されていた「幸せ探しの迷路」……だったのに、辿り着いたのはゴミ捨て場だったという所からして切ない。
イース様はウェスターさんもサウラーさんも同僚思いのイイ人達なのに裏切っちゃって。ラビリンス内のモノトーンの管理された人々っていうのはイース様の妄想だったんじゃないの? 説も棄却されて、むしろ、イース様、ウェスターさん、サウラーさんの三人が、ラビリンスの中では異端の仲間想いの人達だったという。
「あなたは私をイースと呼び続けた」(イース様)
ギャグ調だったウェスターさんの描写が爆発。これは卑怯な破壊力だった。プリキュアフォーマットの「名前」ギミックを敵さんと敵さんから寝返った人との間でやるなんて、反則である。ボロ泣きだった。過ちだった過去の自分に対しても仲間として呼んでくれる人がいたというのはこの上ない救いで、ここでようやっとイース/東せつなの半身存在は両方救われた気がする。イース様に死の宣告が下された時も、ウェスターさんとサウラーさんはわざわざイース様の最期の戦いを看取りに来ていたりしていた。そういう意味で、この二人もまたラビリンスの中では異端の仲間想いの人達だった。
続いて、サウラーさんのクローバータウンの人達のバイタルさを不思議に思っていた積み重ねられていた描写も爆発。
サウラーさんの幸福論的な問いに、「みんなの笑顔」と即答できる美希たんも最高にカッコ良かった。サウラーさんの疑問だったクローバータウンの人達のバイタルな生体の解答は、ひとりじゃないからという至極簡単な解答。何度不幸のどん底に落ちても立ち上がれるのは何故か。イース様が東せつなとして立ち上がれた物語上の構成も効いています(=ひとりじゃなければ)。
「みんなの中に、あなたも入っているんだよ」(美希)
でまた爆涙であった。
「がんばって。いっしょにがんばろう」(美希)
さすが桃園さんの親友。信じていたものから裏切られ、排斥されたとしても「やりなおせる」と、桃園さんがイース様に言った言葉と同じことを本気で言っておられる。蒼乃美希は最高にカッコいいプリキュアだった。
◇
オールスターズDX2のティザーに(敵さんもオールスターズで来たか!)、ハートキャッチプリキュア!のティザー(可愛いな!)とこれから続く物語も盛り上がっているけど、僕としては最高にハマったフレッシュの最後を正座して見届けたい気持ちでいっぱいでありました。
→歌
「フレッシュプリキュア!」ボーカルベスト
→前回第45話「4人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!」感想へ
→次回フレッシュプリキュア第47話「世界が変わる! ドーナツが起こした奇跡!!」の感想へ
→フレッシュプリキュア!感想のインデックスへ