どうも、相羽です。
 ちょっと時間が空いてしまいましたが、2月末日ほどに開催させて頂いた、「好きなプリキュアシリーズのマスコットキャラは誰ですか?」人気投票企画の、今日は結果発表記事となります。

[投票期間] 2010/02/21 〜 02/28 [投票数] 233票

 ということで、ほどよく盛り上がってくれて大変嬉しいです。みなさんありがとうございました。

 ではでは、さっそく「続きを読む」で結果発表へ。
 ◇

<注>
・面白企画ですので特に本気でキャラクター達に序列をつけたいというような意図はありません。
・管理人の発言はノリと(本人的な)ユーモアの産物ですので、笑って許してやって頂けたら嬉しいです。



17位:ルルン(0票/0%)
17位:ババロア女王(0票/0%)
17位:モンブラン国王(0票/0%)


【管理人の談話】

 まずは残念ながら1票も入らなかった組が同率17位ということで。こ、この辺りは本編の登場時間、活躍度がそのまま反映されていた気がします。モンブラン国王とか、本編の80%は行方不明で、発見されてからも病気で寝てたとか、投票率を狙いに行くには厳しすぎる。現実の選挙戦出馬には向かないタイプです。

 ババロア女王はりんさんをエラく高評価していたのが印象に残っています。トークの方はやかましいんですが、夏木さんの良さが分かるのはやはり出来た大人。

 ルルンは解釈が難しいんですが、一応MaxHeartの最終逆転劇の要因の一人(もう一人はポルン)。細かい解釈抜きにすると、やっかいな時もあるけど頑張って愛情込めて子育てしてると返ってくるものがあるというお話だったのかもしれない。九条さんは心労で倒れそうな勢いだったけれど、一番大事な願いはポルンとルルンが叶えてくれた。





16位:コフレ(1票/0.4%)
15位:シプレ(2票/0.9%)


【管理人の談話】

 イマイチまだ人気が出ていない感じのハートキャッチのメインマスコットのおふたりさん。特に恋愛要素がある訳でもない(後述)、契約したプリキュアさんが使えるか冷静に批評、実績があるキュアフラワーやコッペ様はリスペクト、精神的なダメージを負ってるゲストキャラの心をのぞき見て弱りっぷりをジャッジできる、などなどと、今のところエラくドライな謎生物さんという印象を持ってます。裸でガウン着て葉巻とか吸ってそう。真面目に、中盤で、他人のハートのことはともかく、シプレとコフレのハートはどうなんだというお話は入るような気がしたり。





14位:メップル(3票/1.3%)
14位:フープ(3票/1.3%)
14位:メルポ(3票/1.3%)


【頂いたコメント】

●メルポ
お菓子の国最大の功労者は彼(?)だ!
マスコットキャラなのに顔がないのがいい!めぇ〜ぇ

【管理人の談話】

 同票の3人がここに。メルポさんのいぶし銀っぷりは半端ない。映画、本編と影で支える玄人っぷり。ぶっちゃけ、本編最終戦もメルポさんがいなかったら勝てなかった(石化が解けなかったので)。順位も目立たず分かる人には分かる感じで渋い。





13位:ミップル(4票/1.7%)

【管理人の談話】

 初代マスコットは雪城さんの相方が人気。何事もパイオニアは尊敬されてしかるべきで、決戦兵器プリキュアさんに最初に乗り込んだのは評価されるべき。「う、動いた……」みたいな。最初に乗り込んだプリキュアさんが雪城さんだったのはガンダムを引き当てたくらい幸運でした。レモ子さんとかブッキーさんだったら、初戦で敗北していたかもしれない。





12位:ドーナツ国王(5票/2.1%)

【頂いたコメント】

・頼りになる。
・あんな男前なマスコットは空前絶後だ。
・ドナドナ波ッッ!変身なしでは最強戦闘力!

【管理人の談話】

 僕も個人的に尊敬しているマスコット。王です。
 ココナッツを王として認められないとか、どんだけお前ら凄い王なんだと思いきや、本当に凄い王だった。謎生物体で放つドナドナ波で、ガチでプリキュアさん達の窮地を救うという王っぷり。この王、戦闘もできる。パルミエ王国で長老と大人トークをする→大人として参戦……の流れがとても好き。





11位:チョッピ(7票/3.0%)
11位:アズキーナ(7票/3.0%)


【頂いたコメント】

●チョッピ
・姿と声がカワイイ
・ダーリン♪

●アズキーナ
・京都弁がよい
・背中の模様が、いろっぽい

【管理人の談話】

 同票で女性陣。物語の中盤ではお二人ともわりとがっつり落ち込む話が入ってたんですが、最終回ではどちらも恋愛成就したっぽい。そして、僕はこの辺りで、恋愛ネタはプリキュア娘さん達よりも謎生物さん達の方が豊富なんじゃないかと気付いたのだった。幽霊と恋愛ネタとかやってた夏木さんなんかに比べて、この恋愛充実度は半端無い。






10位:ポルン(9票/3.9%)

【頂いたコメント】

・ひかりのために一生懸命で、その成長っぷりに涙

【管理人の談話】

 MaxHeartオープニングの、九条さんとの運命の出会い的なシーンは大好き。そして、MaxHeartの方の印象が記憶に残ってるけど、無印からの参加者です。無印最終回は、絶体絶命の所からポルンさんからパワーが供給されて、美墨さんと雪城さんで逆転のレインボーストームを決めるのが最高に熱いのです。





9位:シフォン(10票/4.3%)

【頂いたコメント】

・「ぷりぃ?」がかわいい

【管理人の談話】

 守るべき存在にして、最強の謎能力者。地味にキュアビタンじゃなきゃ飲まないの!とか言ってた頃から、成長なさっていたのが好印象。占い館戦での、「俺に必殺技を打ち込め、突撃するから(とたぶん言っていた)」の漢っぷりは、ママン(桃園さんね)のスピリットを受け継いだかのような熱さでした。そこで本当に必殺技を撃ち込んでシフォン砲を慣行した桃園さんも桃園さんですが、とりあえず勝った。
 ちなみに玩具の「シフォン お世話になります」は電池交換するとデータが消えるらしい(Twitter経由の情報ですが)。シフォンは無限のメモリーなんかじゃないよってことなんですね。バ、バンダイさんにだってまだまだ出来ないことはあるんだよ!





8位:ナッツ(11票/4.7%)

【頂いたコメント】

・ココと同じくwebラジオが面白かったです。
・獣状態で読書してる様子にやられた
・謎生物一の苦労人だと思います……
・お菓子の国での活躍は涙無しでは語れぬ
・ブンビーさんとの真剣勝負は圧巻でした

【管理人の談話】

 もう、ナッツさんには言ってあげたいことが山ほどある。まず、「腹ぺこナッツをすくえ!」の次回予告の衝撃度が半端なかった。な、なんてこった。お世話してもらうだけじゃなくて、自活に失敗すると空腹でマスコットキャラが倒れる世の中になっちまったのか!

 しかしナッツさんはエラかった。「あんなに美味しい豆大福でも、宣伝を……!」は名台詞。僕も個人的に一自由業者ですので、この地点は通った。売らないと、宣伝しないと、空腹で倒れる。もう、腹をくくるしかない。初めてミルクさんが合流した時、ミルクさんは仰いました。

 「ナッツ様がご商売を、なんと嘆かわしいミル」

 しかし、ナッツさんは商売に身を投じた程度でどうこうなる男じゃなかった。生きるために商売で自活し、同時に知的営みを怠らず(読書家)、王国復活という大志も成した。本当凄いな、この人。

 GoGo!後半の、王の器としてココには敵わないみたいな微妙なコンプレックスを、発明家としての自分で解消していく感じも良かった。そんな力が、映画オールスターズDX1では決戦兵器ミラクルライトを発明するまでに至りました。本当凄いな、この人。





7位:ココ(12票/5.2%)

【頂いたコメント】

・劇外で申し訳ないのですが、webラジオが面白かった。
・YP11話みたいに、ちゃんと先生してるところが好きです
・のぞみを導く姿がかっこいい
・娘が好きなキャラなので

【管理人の談話】

 ご存じ夢原さんの想い人。しかし、悔しいがたいへんいい男。王国復興の大志を抱き、孤独を抱えながら人間世界でプリキュアさん探しを続けた根性は瞠目もの。

 教師業で自活する適応力を持ち合わせ、そして素で良い先生。夢原さんの目標になり(教師業ね)、夢原さんを絶望の仮面から救い出したという、プリキュアシリーズ通しでも凄い人。夢原さんといえど、単独でみんなの拠り所になっていた訳ではない。

 GoGo!序盤の、俺、カッコいい王様になって夢原さんと再会するはずだったのにこのていたらく……だけどそんな気持ち素直に夢原さんには言えないぜ……という微妙に小物な男性心情も好きだった。





6位:ムープ(13票/5.6%)

【頂いたコメント】

・可愛さではやっぱりムープが一番!
・ムプー!っていう驚き方がかわいい
・ミッチーさんと同じ声なのがポイント高い(;´Д`)ハァハァ
・ペットにしたい
・つぶらな瞳、お尻の玉…辛抱たまら(ry
・フープには渡さないわ!
・ムープがいちばんムプ!
・ムープのかわいさは尋常でない

【管理人の談話】

 意外な大人気。いや、しかし実際に可愛いのであった。

 個人的に、「日向さんとムープなら何とかしてくれる」というイメージが。いや、美翔さんとの対照なんだけど! 「月の力!」ってムープのパワーが日向さんに供給されれば、大抵のものは撃ち抜けそうな気がしてくるよね。

 それでいてかつ、運命の人は満さんという萌えっぷり。助けてくれた恩義を最後まで貫いてラスト2では真・月フォームを提供した、義理堅い人。あと、色々やっちゃってもムプ!って言ってれば誤魔化せるということも学んだ。ムプ!





5位:クレープ王女(15票/6.4%)

【頂いたコメント】

・「クレープ王女と呼ぶクク!」は名台詞

【管理人の談話】

 メインレギュラーマスコット以外では最高得票。これでさらに確信したのが、もともとプリキュアシリーズのマスコットキャラは恋愛要素を大きく担っていて、投票にも恋愛ネタでの投票が多かったっぽいということ。

 この人も、恋愛では報われなかった組。ミポメポ、フラチョピのような成就エンドばかりじゃない。悲恋も描かれるという、プリキュアシリーズ謎生物恋愛模様。王女としての地位とか、過去の関係性(ココとはたぶん幼なじみ的な交流があった)とかのアドバンテージがあっても、恋愛において夢原さんには敵わないという切なさ。また、それを自覚してしまう瞬間が作中でがっちり描かれているのが「5」は凄い。





4位:フラッピ(17票/7.3%)

【頂いたコメント】

・バカップルの初代に対して片想いなのがよい
・おいしそうな茄子ラピ!は美術史に残る至言

【管理人の談話】

 機動決戦兵器日向さんの搭乗員(違)。たまたま日向さんを引いた勝ち組感が感じられるのは、現在放映中で花咲さんを引いた方との対照で、「同じ花なのに……」的な比較する視点が持てる地点に既に僕らはいるから。

 フラッピは地味に感動路線で記憶に残っている。ラスト2の「花が咲いてない」(咲)、「鳥がいない」(舞)から、「咲、まだ土が残ってるラピ」で逆襲が始まる所とか、今思い出してもウルっとなってしまう。

 この人も恋愛ネタかなぁ。日向さんと同じく、中々想い人に気持ちを伝えられないという、戦闘力は高いのにウブなコンビだった。





3位:シロップ(20票/8.6%)

【頂いたコメント】

・デレる瞬間を待ちわびていました。
・彼一択。ウザくないマスコットも少しはいないと。
・シロうら(?)
・シロうらは公式なのか非公式なのかオギオギします

【管理人の談話】

 一個人自由業者として尊敬しているシロップ君。第1話から既に歴戦の自由業者ですよ。そして、個人でやってる業種だからこそ独力や孤独に流れやすい危うさもあるという個人的「あるある」ネタ。そしてその辺りの問題も関わってきてくれる他者の存在で解消されていくというストーリーライン。うむ、GoGo!もいい話だった。

 そして、元祖飛べる謎生物。最近では、ホホエミーナに対抗意識を燃やしている……らしいぜ?

 シロうらはどうなんだろうな。恋愛感情まであったのかは解釈任せだと思いますが、自分のルーツ(うららはお母さん、シロップは誰から生まれたのか)を知らないからこそそれを求めている、その点で何か通じる所があった……という所までは確実に作中で表現されてたと思います。あと、ぶっちゃけ最初は友だちいなかった者同士!(エー)





2位:ミルク(28票/12.0%)

【頂いたコメント】

・定番だが「ミルクは俺の嫁」。
・最高の能力を最高に報われない愛に注ぐ姿勢。
・実をいうと、くるみよりもミルクのほうが萌える。
・あの『もふもふ』感がたまらん。
・耳がふわふわの白いパンみたいでおいしそう・・・!!
・戦いに生き愛に殉じた謎生物

【管理人の談話】

 マスコットだけど、プリキュア(オールスターズカウントでは)。同票ですが貫禄の2位。

 強い、スペック高い、可愛い、そして切ない。

 この人も恋愛ネタ要素強し。超万能だし、過去の関係性もあるけれど、夢原さんには敵わないと自覚してしまう。GoGo!終盤ではアナコンディさんと対照描写までされて描かれておりました。

 しかし、報われない恋でも、館長とフローラさんの意思伝達を妨害した(手紙を隠していた)アナコンディさんに対して、高潔な彼女は夢原さんとココの意志伝達を妨害したりせず、双方向コミュニケーションを維持したままガチで頑張ったのだった。く、なんてカッコいい謎生物だ。

 ミルキィローズになると、とんでもなく強い(持久力ないけど)というのもあります。映画『お菓子の国〜』と『オールスターズDX1』では、なんか、方向性的に一次元違う戦闘っぷりを披露されていました。「足から崩す」は夢原さんと夏木さんでローキックで頑張ってたりした時期もあったのに、地盤ごと爆破したのには、夢原さんもちょっとビックリしたぞ。

 「ミル(はーと)」とか言われると騙されそうになるけど、超級決戦兵器です。





2位:コッペ様(28票/12.0%)

【頂いたコメント】

・存在感あります。
・男は黙って サッポロビール
・ピンクのハートは愛あるしるし?
・柔らかいクッションっぽいのが良い。
・きっと何か喋った途端に威厳が崩壊するんだ
・癒しを感じます。
・今日のシーンはトトロに泣きつくサツキを彷彿とさせた

【管理人の談話】

 放映開始からわずか4話(投票実施時点)で2位……だと? その人気、く、悔しい!

 第4話放映終了後に投票が爆発。傷心の花咲さんが抱きつくシーンで、みんな何かを感じてしまったらしい。く、悔しい、悔しいけどコッペ様一家に一台欲しい!

 真面目には、コッペ様が喋らないのは、何でもすぐ口に出しちゃうえりかさんや、えりかさんにアドバイスするのにも色々言語化して行う来海姉との対照設定。来海さんはこのわずか五話足らずで「言葉にしなきゃ分からない」ということを何回も言ってるんだけど、何も言葉にしては喋らないコッペ様に、花咲さんは現に励まされている。どっちがイイとかじゃなく、両方の要素で作品が成り立っているのだと思います。

 Amazonでプリキュア関係キーワードで商品検索すると予測検索で「コッペ様」が出て来たりして、その期待度の高さに嫉妬します。





1位:タルト(35票/15.0%)

【頂いたコメント】

・関西弁が良い!
・唯一、「無変身での敵幹部撃破」の功績の持ち主
・FP23話の声の低さに惚れました
・カオルちゃんを入れよう!
・タルやんだけ異質なんだけど、それがいい
・面倒見良いとこが好き
・タルトラブです。二番目はメップル
・キュアパインタルトが最高です!
・プリキュア含め単騎で幹部落としたのは彼だけでは?

【管理人の談話】

 という訳で、ほぼ投票開始から独走で1位をゲットしたのはタルトさんでした。う、うむ……特に言うことがないな。タルトさんは心から尊敬できるイイ男なので、納得ですとしか言いようがない。

 アズキーナさんに「ドーナツを食べさせる約束をする」、そしてそれを実現させるとか最高にカッコいいし、桃園さん達の精神的なピンチには、いつも最終防衛ラインとしてタルトさんがおりました。このようなカッコいい大人になりたい。

 通常エピソードではマスコットなのに要所要所で戦闘もこなし、最終戦でも大活躍。一旦シフォンの目の前まで辿り着きながらフリダシへ戻る、だけど諦めないというのはフレッシュスピリッツそのものだった。カオルちゃんとカオルちゃんのドーナツが作中の幸せの象徴なら、タルトさんは幸せの守り人だったみたいなイメージ。

 これから尊敬する人を聞かれたら、プリキュア界隈では「タルトさんです」と答えよう。





 ◇

 という訳で、みなさん投票ありがとうございました!

 全体的に感じたのは、プリキュアさん達だけじゃなくて、マスコット達も愛されている、ということ。ちょうどもうすぐ映画『オールスターズDX2』が公開で、彼らの勇姿も再び目撃できると思うので、なんというか、ヤツらも大事な仲間だな的に感じる改めてのきっかけになったりしてくれたら嬉しいと思います。

 それでは、今回はWEBの片隅のプリキュア好きの企画におつき合い頂いてありがとうございました!

●総合順位一覧

17位:ルルン (0票/0%)
17位:ババロア女王(0票/0%)
17位:モンブラン国王(0票/0%)
16位:コフレ(1票/0.4%)
15位:シプレ(2票/0.9%)
14位:メップル(3票/1.3%)
14位:フープ(3票/1.3%)
14位:メルポ(3票/1.3%)
13位:ミップル(4票/1.7%)
12位:ドーナツ国王(5票/2.1%)
11位:チョッピ(7票/3.0%)
11位:アズキーナ(7票/3.0%)
10位:ポルン(9票/3.9%)
9位:シフォン(10票/4.3%)
8位:ナッツ(11票/4.7%)
7位:ココ(12票/5.2%)
6位:ムープ(13票/5.6%)
5位:クレープ王女(15票/6.4%)
4位:フラッピ(17票/7.3%)
3位:シロップ(20票/8.6%)
2位:ミルク(28票/12.0%)
2位:コッペ様(28票/12.0%)
1位:タルト(35票/15.0%)