どうも、相羽です。

 本日は当ブログ「Girlls Fiction Fan Blog(GFFB)-」をプリキュアさんのバックボーン、東映アニメーション様のオンラインショップ、「東映アニメーション・オンラインショップ」様と広告提携させて頂いたので、それに関するお話をば。
 ◇

 今更ですが、当ブログは経済的には広告収入で成り立っております。

 で、今までは基本的にAmazonさんのAmazonアソシエイトというシステムを利用させて頂いていたのですが(左上の広告から商品を購入して頂けたりすると、相羽に購入金額の5%くらいの広報収入が発生します)、それにプラスして、本日より「東映アニメーション・オンラインショップ」様との広告提携を始めさせて頂きますよ、というご報告です。

 理由の一つ目は、とりあえずプリキュアシリーズに長く続いて欲しいと心から思っているから。

 残念ながら普通に毎週TV放映を視聴しているだけでは制作サイドに収益が発生しませんので、現在の資本主義と呼ばれる世の中では、それだけでは直接的には「プリキュアシリーズが続く」という願いの成就には貢献していないことになります。基本的には、収益が上がらないとアニメーションも作れないので。

 映画DX2の盛り上がりといい現在勢いはありますが、メディアの環境的にもそれほど楽観視はできないと考えます。そもそもTVを観る人自体が減ってきているので。

 で、僕が考える所の、一般のファンが特定のアニメ作品に継続して続いて欲しいという願いを抱くにあたって、なるたけ直接的に(経済的に)貢献できる方法は、現在大まかには以下の3つです。

1.そのアニメ作品の関連商品を買う

→基本ですね。僕らがプリキュアさん関連商品を買うほど、基本的には制作サイドの収益になって、シリーズが続いていく可能性が高まります。

2.株を買う

→東映アニメーション様の株を買うといったパターン。これも現在の経済の仕組みを考えると基本なんですが、普通の人にはかなりの程度敷居が高いのも実感しております。ちゃんと勉強しないと損が出ますし(制作サイドを応援するからといって、あなたが経済的損失を被ってよいということはない)、今回のケースだとファンダメンタル分析の方が広いスパンで望ましいと思うんですが、結構一から勉強するのは大変です。ただ株の仕組みがある程度分かると現在の世の中の仕組みを見る視力が1レベル上がりますので、勉強自体はお勧め。

3.広告提携して、広報の一角を担う

 で、今回はこれです。ネットでのアフィリエイトと言うと、怪しい稼げます系の話が一時蔓延りすぎて(何事も黎明期にはこんなことが起こる感じですが)、そもそも何なのかをよく分かっていない人も多いような状況なんですが、ようするにアフィリエイトとは、応援したい企業の広報業務の一角を、個人のブログなどが担うというシステムです。

 僕のこのブログもプリキュアさん放映日の日曜日にはモバイル合わせると1000ユニークアクセスくらいありますが、そんな媒体にプリキュアグッズの広告を載せて貰っている訳ですから、制作サイドからしたら、これは広報業務の一角を僕のブログに担って貰ってるという捉え方で捉えられるのです。ここ、基本的なんで確認です。その広報業務の一部を僕が担う代わりに、僕は報酬として販売が制約した場合に3%〜5%の報酬を貰っているということです。

 なので、どんな商品でもいいからアフィリエイト商品リンクを量産してスパムトラックバックを送りつけるツールとかありますが(僕のブログにも貴重な時間を削られるスパムトラックバックが来ます)、広告システムとしての本来のアフィリエイト(そもそも英語で「提携する」という意味です)を考えた場合、これは意味がありません。応援したい企業以外の広報業務を担っても競合を増長させるだけですし、そもそも広告提携なのに自分が出している広告先の商品に関してまったく知らないまま闇雲な拡大に関与するというのは、大袈裟に言えば一種の社会的暴力装置の一旦を担うことになりかねません。

 なので、アフィリエイトは自分が心から応援したい企業や個人の商品に関して、広報業務の一角を「提携して」担わせて頂くという感覚がまずは大事。

 で、今回の場合、より東映アニメーション様を応援したいという僕の気持ちにたった場合、おそらくAmazonさん経由よりも、東映アニメーション様から直接買える「東映アニメーション・オンラインショップ」様経由で買って頂いた方が、東映アニメーション様の収益が大きいんですね。僕は個人的にAmazon様も応援しているので微妙な所なんですが、今回はこのブログに関しては、東映アニメーション様の収益の方に、より関与したい、と。何故なら、プリキュアさんコンテンツの継続という願いに特化した場合は、やはり大事な度合いはAmazonさんより東映アニメーション様の方が上だから。

 そしてここから理由の二つ目に突入するんですが、とはいえAmazonさんはやはり安い。それなのに若干割高の「東映アニメーション・オンラインショップ」様の広告提携を担うというのは、今度は僕のブログの読者さんに対して申し訳ないんじゃないかと思っていた部分があったんですが、最近になって、その価格差問題を乗り越える要素として、「東映アニメーション・オンラインショップ」様がプリキュアシリーズ商品の、ここだけで買える限定グッズを販売しはじめたというのがあります。

 知ってました? このキュアブライトフィギュアとか、基本限定品なんですよ。↓



 しかも恐ろしいことに発売がまだかなり先なのに関わらず、予約受付になるや現在欠品状態です。

 あとはプリキュアオールスターズキャラクターアートキーボードですか。こちらに至っては完全に「ショップ限定」を銘打っています↓



 ここから少し大きい経済の話になりますが、これから先の時代、このように一般の流通を通さないで、制作元のショップで直販する限定商品を販売するというケースは増えると予測しています

 お客さんをメールマガジンへの登録などで囲い込んで(まあ連絡が取れれば基本何でもいいんですが)、よりコアなファン向けに、その分お値段も高くて収益性が高い商品(無論かつお客さんの満足度も高い商品)を販売していくというビジネスモデルを、DRMに基づいたバックエンド戦略と言いますが、今からの時代この発想がない企業・個人のビジネスは、かなりの程度やっていけなくなると僕は思っています。なので、最近東映アニメーション様がこっちの戦略を押してきているのには、正直頼もしく思いました。プリキュアシリーズの提供元企業様は、マーケッターも一流所を揃えておられるっぽい。

 で、そもそも論として、このブログの読者様にはコアなプリキュアシリーズファンの方が多い訳ですので、そのようなコアなファン向けの商品を直販で販売しはじめた「東映アニメーション・オンラインショップ」様とうちのブログとの広告提携は、お互いのためにもなるだろうと。東映アニメーション様は、これからのバックエンド戦略にあたって、広報部分を個人のブログに担って貰える(ぶっちゃけビジネスを運営する上で、広告費が負担になることが多く、不況時には真っ先にここが削られますので)、僕は、プリキュアシリーズに続いて欲しいという願いに基づいて応援したい企業様を応援でき、広告提携で自分の収益にもなる(今の所ブログ経由の販売額の3%が僕の収益になります)。コアファンの方は、そこでしか手に入らない商品が買えて、情報も手に入ると。一応ちゃんと現代型のWinWinWinビジネスモデルになっています。

 ここからは予想までいかない想像ですが、プリキュアシリーズの制作サイドも、よりクロージングを行っての、限定商品(orサービス)の販売には力を入れていくのではないでしょうか。いわゆるVIP顧客用のビジネスですか。フェラーリとか、ヴィトンとか、ああいうブランドは、VIP顧客には、オリジナルフェラーリの限定オファーとかあったりして、そういうのも収益源にしてるんですよ。プリキュアシリーズも戦略としてはブランド戦略を取ってますので(プリキュアブランド!)、そのうちVIP顧客への限定フィギュア販売とか、限定試写会招待とか、出てくる気がしておりますね(部分的には既にあるのかな)。

 という訳で、そんな時代的背景も考慮しての、今回の広告提携でした。

 あ、「広告提携」というと言葉の響きが大袈裟かもしれないですが、A8ネットというASP経由で審査が通れば、普通の個人の方のブログでも提携できますので、この文章なんか読んでみて私もやってみようかと思ったブロガーさんなんかは、A8ネットで「東映アニメーション」で検索したりしてみて下さい。

 という訳で、さっそく広告です。現在映画DX2特需もあり、問答無用でTOPページからプリキュア特集が組まれていますので覗いてみる価値はあるかと↓。プリキュア関連商品をご購入の皆様には、オンラインショップ特製ステッカーをお届けとのこと。本気だ!