特にこの第39話が熱かった。
よし美先生の結婚式にドツクゾーン襲来、なぎさとほのかが影ながら守ろうとするという、シチェーションだけで大燃えの話なんですが、そこで繰り広げられる「フレッシュプリキュア!」にテーマとして繋がっていくような幸福問答が熱い。
結婚、愛の誓い? こっちは今世界がどうこうという話をしているのに、そんな小さなことに意味はないだろう(概意)と言うジュナさんに対する、雪城さん、美墨さんの反論がこちら。
あまりにカッコいいのでそのまま引用しよう。
ほのか:「"しあわせ"になりたいって願うからよ。決して小さなことなんかじゃないわ!」
ジュナ:「"しあわせ"だと? お前達にその"しあわせ"の意味が分かるのか? あらゆる世界のあらゆる物事は、全てドツクゾーンに食い尽くされ、飲み込まれる運命(さだめ)なのだ」
ほのか:「あなたなんかに、あなたなんかに分かるはずない。"しあわせ"って、今確かにこの場所から作るものじゃないの?」
なぎさ:「そうよ。そんな運命なんて乗り越えて、みんなで"しあわせ"になってやる!」
この後、ご託を言ってもポルンがいなければ貴様等には何もできないと言うジュナさんに対して(無印ではポルンがいないと二段階変身できないのだ!)、"しあわせ"の意味が分からないあなたにポルンの力なんか借りなくてもいい、と言い切って、レインボーストームではなくマーブルスクリューを慣行して撃破するというテラ熱い展開。BGMも主題歌のインストゥルメンタルVerで超盛り上がる。これは神回でした。
幸せは今、ここからという「フレッシュ」や、コミュニケーション不全、分からないヤツには分からない、など(「GoGo!」)その後のシリーズのエッセンスもぎっしり詰まっている一話。よし美先生に非常に共感しているなぎさとほのかは、結婚なんてありふれた幸せなのかもしれないけれど、そこは全力で守る。その価値が分からないというラインの相手には、超常の力(レインボーストーム)ではなく、ふたりだけの力(マーブルスクリュー)で対抗する。熱い。
◇
久々の初代本編視聴ですが、改めて雪城さんのカッコ良さは異常だと思った。初ピーサード戦時からMaxHeart最終回まで一貫してるんだけど、全部飲み込んでやる、押しつけてやるという敵側に対して、自由意志、一人一人の心に灯っている光を尊重するようなことを語って盛大にブチ切れてみせるのがカッコいい。凛としている。全話を通してこういう話を積み重ねていたから、MaxHeart最終回の、状況的に最大に絶体絶命でもまだ心の自由は死んでないという雪城さんの悟りがカッコイイし、だからこそ、まだ願える、その後シリーズ通しての決め台詞になった感のある「ぜったい諦めない」に繋がっていったんだなーと思いました。
◇◇◇
オールスターズDX2をきっかけにこうしてDVDをチェックしてる感がありますが、まだ未見エピソードが10話近くあるというのは嬉しい。なんか放映当時の自分の状況とか思い出してしまってしみじみしてしまうんですが、存分にしみじみしながら見ようと思います。落ち着いて見られなかった話をチェックできるようになるのに、5年もかかってしまったんだぜ……。
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→前回:第32話「ポルンを励ませ!とっておきのカーニバル」の感想へ
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