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 「キュアムーンライトには関わるな」(サバーク博士)

 ハートキャッチプリキュア!第13話「真実が明かされます!キュアムーンライトの正体!!」の感想です。
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 今回の見所ベスト3。

第3位:変な奴らが駅前で暴れている

 雑魚戦闘員(スナッキー)の概念を作品に持ち込んだことで、この辺りのノリは戦隊物みたいな感じに。デザトリアン、敵幹部、敵エース(ダークプリキュア)、スナッキー、などなどと、プリキュアさんが戦う敵も多様になってきました。

 というかスナッキーは謎の怪人というよりも本当にただの「変な奴ら」という感じなので(あんまり強くない)、民間人でも戦えるという意味で、プリキュアに「変わらなくても戦う」というコンセプトが入ってる今作にマッチしてる敵キャラだと思う。みうら君が素でにわかカンフーで戦ったり、月影ゆりさんが非変身状態で普通に戦えたり、これは「変身しなくても戦う」を表現するにはピッタリな感じです。僕でもスナッキーは二、三体なら倒せそうだ(えー)。

第2位:半身モチーフ

 フレッシュプリキュア! で、イース/東せつなを黒/赤モチーフで表現していたのと、シリーズ文脈上たぶん同じ感じで、ダークプリキュアさんが、方瞳、片翼、プリキュアの種を半分だけ持ってる、などなど、今回の半身モチーフキャラっぽいです。

 前回「プリキュアを倒せば私が本物」とかエラく真偽にこだわっていたのとか、今回の「キュアムーンライトは私」発言辺りから察するに、キュアムーンライトを元に作られた人造存在なのかな。

 一方でムーンライトさんの方は月影ゆりが「真の友情」とか真偽の「真」側のことを語っており、ざっとでも、

偽:ダークプリキュアさん
真:キュアムーンライトさん

 の構図があります。そのふたりが各々半分に割れた(ペンダントのように見える)プリキュアの種を現在所有しているというのが意味深な構図です。

第1位:月影ゆり

 もうこの人超好きなんですけど。出てくるだけで作風が変わってしまうのが妙にツボです。この人の回りだけ、90年代後半〜00年代始め辺りの作風だよな。具体的にはこの人だけ『エヴァンゲリオン』とかに出て来そうな方向(無論旧TVシリーズの方)。

 「心の傷」とかも、上記の頃のトラウマヒロインっぽくて面白いです。どうもダークプリキュアに負けただけじゃなくて、もっと深い何らかの「心の傷」があるっぽい感じ?

 ハートキャッチは作品タイトルに絡めて「心を守る」が作中正義の趣があるので、「心の傷」ヒロインがメインキャラにいるのはある意味とてもマッチしています。どういう形で「心の傷」を乗り越えてキュアムーンライトに再変身するのか今から楽しみです。「傷が癒える」というのは、ポジティブな「変わる」要素な気がしますし。

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